これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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04/13
2020

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三ん寅のラーメン、メルシーのラーメン、どっちを選ぶ!?

一方が「三ん寅(さんとら)」の看板“札幌味噌ラーメン”。
もう一方が軽食&ラーメン「メルシー」のラーメン。
このところ立て続けに食べてみたわけだが…

まぁ、見ればどちらが味噌ラーメンで
どちらが醤油ラーメンかは分かるよね。
お好みはどっち!?

うんうん、三ん寅ラーメンはまさに札幌味噌ラーメン
『すみれ』の味を受け継いでいる濃いラーメン。
中央に盛ってあったすり生姜の山には驚いたのだが、
せっかくだからとスープに溶いてしまったわけだ…

いや、メルシーも久々のせいもあり、
最初のレンゲでの煮干とモミジスープの一口目は結構濃かった。
でも、麺がスープに馴染んでくると
程よくメルシーらしい味になるんだよねぇ。

とにかくこの2つのラーメン、味も出所も全然違うわけだ。
とはいえどちらのラーメンもかなり好きな美味しさ。

ちなみに三ん寅の味噌ラーメンは850円。
かたやメルシーのラーメンはこのところ値上げしても450円。
げっ、この差はなんなのだろう!?と思ってしまうが。

メルシーがこんなにリーズナブルな訳は
早稲田という立地と60年の歴史が語ってるわけだ。
一方、昨年10月に江戸川橋駅近くに鳴り物入りで
オープンした三ん寅とはその存在理由が大きく違う。

野球選手に例えると、三ん寅は鳴り物入りでロッテに入団し、
打撃投手で157キロを投げたという“佐々木朗希投手”。
そしてメルシーはと言えば、同じくロッテに電撃入団した
ベテランの鳥谷 敬選手かな!?
もしかしたら、この例えでは分かりにくい!?

まぁ、というくらいこの二つのラーメン店は
味も背景も大きく違うということ。
でもこの違う美味しさのラーメンを
近所ということでいつでも食べれるのが嬉しいのだ。

まさに昭和のラーメン店と令和のラーメン店である。
いまどきの若者が選ぶお店は“三ん寅”だろうが、
昭和の“メルシー”の味も捨てがたいいい味なのだ。

あれっ、これって今週の“ビジ達”本編で語っている
必要”から出てきた「NeedsソリューションBiz」と
“欲求”からの「WawtsソリューションBiz」にも合致しているかも。

→http://bt.q-b.co.jp/

ビジネスもラーメンも「不易流行」ってこと。
日本人のラーメン好きは変わらないが、
味の好みは時代と共に変化するわけだ。

YouTube “ビジ達 7”の
「昭和Bizパラダイムと令和Bizパラダイム」はこちらから
→ https://www.youtube.com/watch?v=Ts8XREtMdM0

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三ん寅ラーメン

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メルシーのラーメン

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どちらも甲乙つけがたいのだ

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04/13
2020

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ドジョウ算式シナジーは1/6561を実現

皆さんご存知の“ねずみ算式”とは急激に数が倍々に増えていく計算。
果たしてこの“ドジョウ算式”とは?
(ビジ達では2回目の登場)
今回は中島流の“ドジョウ算式”を“今風”にアレンジしてみた。

ドジョウ算式の発想の元は・・・、
今から15年以上前、日中に運動公園でジョギングをした帰りの道すがら、
車道と歩道の間に何やらうごめく黒い物体が!
げげっ、気持ち悪い・・・と思いながら近づくと、砂まみれになった
ドジョウらしき生き物だと判明。
自宅が近かったことから、手に取り、家まで連れ帰り
水の入ったコップに入れたところ、それはやはりドジョウだった!
この一匹のドジョウを柳川鍋にして食そうか・・・
とも思案したが、たった一匹なので鍋にも出来ず、川に戻すことにしたのだ。
もしかして養殖モノで初めての川体験だったかもしれず、
ドジョウにとって、良かったかどうかは今となってはわからないが・・・。
“ドジョウの恩返し”があるかも!?

それはともかく・・・、
このことを振り返ると、あのまま、放置すると酸欠で死亡。
ランニングの行きであれば拾わず、
帰りで家が近かった・・・などの条件をいろいろ考え、
あのドジョウの生き残った確率が“スゴい”と思った次第。

中島流では、このドジョウは図にある8個の関門をくぐりぬけたということ。
一つの関門をくぐり抜ける確立を1/3とし、
その1/3を8回かけ算すると1/6561になる。
すなわち、0.015%で約10万分の15という確立。

2011年、FIFAワールドカップでのなでしこジャパンの
初優勝を思い出して欲しい。
実際に対戦した相手は“なでしこジャパン”からしてみれば強豪ぞろい。
とても勝ち進めるとは思えなかったのだが、
それを勝ち抜き、ついには栄冠を手にした。
あの時もこの“ドジョウ算式”を思い出し、中島流で
計算し1/54の確立とした!
かなりのフロックとも言えるわけだ。

私達のビジネスでは、1/10の確立でもかなり難しいと思い、
ついついあきらめ気分でチャレンジしてしまうわけだが、
実際は、やってみないとわからないということなのだ。
しかも、仕事は相乗効果が生まれるもの。
やってみるからこそ覚えることも多く、
思いのほかの好結果となることもある。
ドジョウは仲間以上に暴れただけだったのかもしれない。

だからチャレンジしてみることが大事なのだ。
とはいえ、当然チャレンジするための実力をつけていかねば
ならないのだが、それでも、本来の確立で結果が導かれるわけではない!!
チャレンジする意欲だとか、その突破する思い入れが
奏功してくるということをこのドジョウが教えてくれた。

8つの関門を乗り越えた結果、ドジョウは生きて川に帰っていった。
あのドジョウは1/6561でも突破することが
できたのだ。
これはビジネスでも活かされるというお話でした。


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“ドジョウ算式”とは?

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ブレイクスルー確立は!?

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04/13
2020

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NeedsソリューションからWantsソリューションへ

この“NeedsからWantsへ“は、既に30年ほど前から
言われていることなのだが、
2020年の今、この大きな流れの変わり目だということだ。
近視眼的に日々を過ごしていては当然分からないわけ。
今!“美意識”や“感性”が求められると今まで発信してきたが、
まさに、“Wantsソリューション”においては、
“美意識”や“感性”が求められるのだ。

18世紀後半の“第一次産業革命”。
1769年ジェームズ・ワットが蒸気機関を改良し、
蒸気船・汽車、紡績や織機などの
動力源となったのが第一次産業革命。
19世紀後半から20世紀初頭までの
アメリカやドイツを中心とした軽工業から重工業への転換。
フォードーやGMのガソリン車の大量生産が“第二次産業革命”。
20世紀後半の電子工学や情報技術を用いた一層の
オートメーション化やコンピューターが普及した“第三次産業革命”。
ここまでの250年以上続いたモノづくりは“Needsソリューション”だ。
すなわち経済的“必要”に迫られ新技術が産まれていった。
マズローの5段階欲求で言うと、“生存・安全”
の欲求のためのソリューションだったのだ。

今、開発が進んでいる、ブロックチェーン、ナノテック、
バイオテクノロジー、AIによる代替化等の
破壊的イノベーションは“第四次産業革命”と言われている。
そして、この第四時産業革命で産み出されるものは、
“Wantsソリューション”ビジネスとなるのだ。
世の人々の“もっと速く” “もっと美しく”・・・等の
欲求に対して先端のテクノロジーを活かしての実現ということ。

このテクノロジーに加えて、“美意識”や“感性”が求められる
ビジネスがまさにこのWantsソリューションビジネスなのだ。
そしてこれは、マズローの5段階欲求でいうところの、
5番目の“自己実現欲求”をどう実現していくかが
ビジネスに求められるということ。

例えば、価格は高いがスターバックスを好む若い世代。
例えば、iPhone。
これらは人々の美意識、感性を刺激している。
まさに、ハワード・シュルツの世界観であり、
スティーブ・ジョブズの世界観こそが
“Wantsソリューション”の代表例と言っていいだろう。
すでに“必要”とか“役に立つ”という価値観の時代ではないのだ。

まさにこの2020年を大きな変わり目の年と考えて欲しい。
(まぁ~すでに始まっていたわけだが・・・)
産業革命以来、約300年続いた“Needsソリューション”から、
人々の自己実現欲求をどう課題解決するかの
“Wantsソリューション”へということ。
ただし、美意識や世界観を表現するのは、
私達、昭和時代のセンスでは克服不可能。
ミレニアム世代こそが、この“Wantsソリューション”で
求められる美意識や感性を持っている。
彼らが主導権を握った時にこそ、スターバックスや
アップルに対抗するビジネスが展開されていくのではないか。

まさに2020年が時の流れの中で、大きな変化の時代となる
ことは間違いないようだ。

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NeedsからWantsへ!

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04/06
2020

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コボちゃんも、プロの粘り!?

コボちゃんとツーショット。
この二人の愛くるしい雰囲気が伝わっただろうか。

もうここにコボちゃん像ができて早5年。
赤いポストの脇で、小さいけど存在感はあるのだ。

雨の日はカッパを着て、
寒い日にはマフラーをしてたりする。
今日は春日和なので、オシャレなジャケット姿に。

ということで、きちんと世話を焼いてくれる人が
いるところがスゴい。
そういえば、たまたま神楽坂を歩いていて
このコボちゃん像の除幕式に出会した記憶が。

もちろんコボちゃんの作者、植田まさしさんも
いらしたようなのだが、神楽坂エリアに35年以上
住んでいる縁でこの像が制作されたと言う。

実は私は20代の頃から“フリテンくん”や”かりあげくん”を
好んで読んでいたのだ。
植田さんの漫画はギャンブルとかサラリーマンがテーマだったので
大人向けのギャグ漫画の部類。

そんな中の1982年に読売新聞の連載が始まったときは
え〜それは難しいんじゃ…と思っていた次第。

なんと連載から39年目に入り、今日で13,483話目だという。
これは素晴らしい。
34歳で始めた植田さんも、もう70代だという。

そういえばいろいろお世話になっている弘兼憲史さんも
同い年だったような…
いまだに「黄昏流星群」は楽しみに毎号読んでますからねぇ~。
とにかくみなさんまだまだ元気に活躍してるわけ。

今週のビジ達本編でも「プロの粘り」の話をしてるが、
植田まさしさんも、弘兼憲史さんもこの年齢にあっても、
あれこれ学び研究し、追求し続けているからの偉業なのだろう。
まさにプロの粘りを感ずる。

私も本来の粘りは、これからということだろう。
その粘りのYouTube「中島セイジのビジ達 7」はこちらから

https://www.youtube.com/results?search_query=中島セイジ

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コボちゃん像ができて早5年

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小さいけど存在感はある

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連載から39年目!

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先取りビジネストレンド

04/06
2020

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ユニクロの進出とインドの可能性

「19才の時にインドを旅し、51年後、ここに店舗を構える
ことが出来、心底嬉しく思う。当社にとって重要な市場。
これからの長きに渡るパートナーシップの第一歩だ。」
これはユニクロの柳井社長が2019年10月にインド初出店時の
オープニングセレモニーでの挨拶。
2019年5月の時点で、ユニクロは21カ国に1351店舗を展開
しているのだが、そこにインド市場が加えられたということ。
その後現在までに、インドにて3店舗オープンしたそうだ。

スペインのZARA、スェーデンのH&M
アメリカのGAP、良品計画も既にインド市場に入っている。
インドは国内生産・市場保護のために小売業の進出に規制が多く、
ユニクロが入るのに、2年間もの歳月を要したという。

インド進出計画中の日系企業は、
牛丼の吉野屋
(インド人は宗教上の理由で牛肉食べないのにねぇ~~~!)
CoCo壱
(カレーの本場なのにねぇ~~~!)
と多い。

このように企業がインドに進出する理由は、
なんと言っても市場規模!
13億の人口は10年以内に中国を抜く。
インドは「人口ボーナス期」と言われ、総人口に対しての働く人口の比率、
すなわち生産年齢人口比率が約70%。日本は60%を切ったという。
そもそも日本では生産年齢人口が今後減少していくのだが、
インドは増加していく。
日本と比較した市場規模がいかに大きいかわかるだろう。

さらに、2050年のGDPは日本を抜いて世界第3位となる予想。
インドの“シリコンバレー”と言われているのバンガロールは
グローバルなIT基地として今後の発展が期待されている。
英語圏でもあり、数学にも強く、インドは様々な要素で
今後有望だ。

ただし、
・貧しい子どもや身体の不自由な人々のイメージ
・不衛生な家屋
・カースト制度による理不尽な差別
・ヒンドゥー至上主義
・時間にルーズ
という負のイメージは拭えないのだが、それでも可能性が
大きいと敢えて言いたい。

13億人のうち、中間層といえる人たちは5割としても約7億人。
日本の7倍の市場がそこにあるわけだ。
これだけ大きな市場規模ゆえ、
日本の中小企業もインドに対してのアプローチも
お互いにwin win の取引ができる相手として
視野に入れておくべきだろう。

先日もビジ達でお話した“超マクロ思考マトリックス”を
思い返して欲しい。
私達はその先のビジネスを“超マクロ思考で”考えるべき時期なのだ。
中小企業もビジネスを地球規模で拡げていくべきだと、
ユニクロのインド進出で考えさせられたわけ。

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ユニクロがインドへ…!?

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ユニクロは21カ国に1351店舗を展開

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超マクロ思考マトリックス!

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