これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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12/09
2013

noryoku

中島流“脳力ソリューション”

脳の力は、土台となる地頭(OS)と、
これまでに身につけた知識やスキル、
経験値(アプリケーションソフト)で構成されている。

つまり、次なる行動や発言、
ビジネスにおいて成果をあげるために、
理解して意識してほしい発想が
“脳力ソリューション”だ。

もちろん、さまざな本を読んだり
セミナーに足を運んだりして
情報を蓄えることも重要だ。
しかし、それらを有効活用するためには、
情報を処理するOS力をいかに
アップさせるかが大切ということ。

特にビジネスにおいては、
OS力を鍛えないといい仕事もできないし、
成果をあげることもできない。

たとえば企画・編集業界であれば、
あらゆる経験や人から得た情報を活かし、
次の企画に役立てることが求められる。

つまり、吸収した多くの情報を、
OS力によっていかに有機的に
連携し新たなものを創り出せるかが重要だ
(これがなかなかうまくいかないんだなぁ~)。

OS力のレベルが高くないと、
いい結果にはつながらないということ。
では、そのOS力を鍛えるにはどのようにすればよいのだろうか?

私が近頃読んだ本
『日本人が知っておきたい心を鍛える習慣』
(上田比呂志・著)には、
「体力・精神力・能力を鍛錬しなければならない」
「恥をかくことは心の鍛錬に必要」
「過去にすがりつくと新しいものが見えてこない。捨てる勇気も必要」
(あっ、これは私の言葉だった!)など、
思わず納得の言葉がたくさん出てきた。

世間には、結果だけを重視して失敗や
大きなリスクを避けたがる人が多い。
つまり、失敗が怖いがためにチャレンジをしないのだ。

しかし、自ら壁に立ち向かい、
困難を乗り越えるために
どうしたらいいかを自分で考える
「プロセス」こそが糧となる。

失敗なくして成功はない。
失敗してもうまくいっても、
そこには必ず学びがある。
そのプロセスで得る経験や気づきこそが、
OS力を成長させるのだ。

「ここはうまいこと逃げよう」などと考え、
困難を避けて楽な方へ逃げてしまうようでは、
突破するためのスキルや精神力も身につかない。
つまり、OS力もアップできない。

日頃からOS力を鍛錬しておけば、
人間性が磨かれて人生が豊かになり、
多くの人を幸せにする力が得られる。
そして、ビジネスにおいては選ばれる立場になる。
そう、“道”を極めることは、
OS力を鍛えることでもあるのだ!

つまり、結果につなげるための発想と実践が、
中島流“脳力ソリューション”ということなのだ。

noryoku

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OS力こそが決め手となる!

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12/02
2013

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“好きこそビジネスの上手なれ!”

「とにかく、好きなんです。
ネジを見ただけで、
これがどこに使われている
ネジなのかわかるんですよ」
ほ~~。

「使い古した4台のビートルから
1台をつくったこともあります」
へ~~。

これは、「株式会社フラットフォー」小森代表の話。

私の返答は「ほ~」「へ~」ばかり。
これでも趣味の範ちゅうなのだろうか。

いや、しかしそれを仕事にしてしまった
わけだから、今は“プロフェッショナル”
なんだろうけど…??

好きだから、自分が欲しいものをつくって
いっただけだと。

“ビートル”好きの自分が欲しいものは、
日本の“ビートル”好きのみんなが欲しいもの。

さらに、日本の“ビートル”
好きのみんなが欲しいものは、
世界の“ビートル”好きが
欲しいものである。

確かに理屈はあっている。

だから、世界を相手にビジネスを
展開していけるわけだ。

スゴ~く好きってことは、
新しい何かを生みだす可能性を
秘めているということで、
それは、新しいビジネスを生みだす
可能性をも持っているということ。

好きなものをつくり、
好きな人が買う。

欲しいものをつくり、
欲しい人が買う。

他に買うところがないから
みんながここから買う。

何というシンプルなビジネスだろう。

私たちは、マーケティングを駆使して、
試行錯誤を繰り返してビジネスを展開している。
だが、もしかしたら、このフラットフォー小森さんの
ビジネスが本当のビジネスなのかもしれない。

“好きこそものの上手なれ”!?
いや、“好きこそビジネスの上手なれ”
ということのようだ。

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目からウロコのおすすめ本

12/02
2013

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『頭の回転数を上げる45の方法』久保 憂希也, 芝本 秀徳 著

ビジネスにおいて、成果を出している人もいれば、
知識やスキルがあるのになぜか成果を出せない人もいる。
一体なぜその差が生まれるのだろうか?

本作では、その能力の差をコンピューターに例えていた。
いくら便利なアプリケーションソフトウエア(知識やスキル)があっても、
処理する能力を持つOS(地頭)が機能しなければ運用できない。
つまり、頭の回転が速く仕事のできる人は、
OSが機能している(地頭がいい)ということ。
これには私も、なるほどと納得させられた。

さらに、地頭のいい人は結果ではなくプロセスを大切にする。
プロセスをおろそかにして儲けだけを求めても、
ビジネスはなかなかうまくいかないし人間性も磨かれない。

…アレ??? なんだかどこかで聞いたことのある言葉!
実は、書店で本作の「はじめに」に目を通した時に気づいたのだが、
この本には私が今まで“ビジ達”で語ってきたのと
似た内容がたくさん登場するのだ。

柔道と柔術を比較した話にも、思わず頷いてしまった。
鍛錬や心の成長に力点を置き、
プロセスやマインドに焦点を当てているのが柔“道”。
一方、柔“術”は技術の獲得や勝利など結果を重視する。
人間的成長よりも、いかに効率的に勝つかを求めるのだ。

経済優先型の今の世の中は、発想が“術”に偏りがちだ。
きっとこの先ますます“術”に偏っていくだろう。
結果だけを求めると、小手先のスキルアップや知識、
数字を上げるためのテクニックに意識が向いてしまう。

しかし、“道”を歩んでいけば、必ず自分を成長させることができるし、
本来いるべき場所に辿り着くことができる。
そして“道”を大切にして真摯に取り組んでいれば、
必ず人から選ばれ、協力を得られるようになる。

あ~この本で言うところの地頭(から)自体を
鍛えるということにもつながるのだ。

これからの時代、“道”と“術”をどう活用していくかが大切だ。
本書はそうした社会を目指さなければいけないと再確認させてくれる1冊だ!

ところで私がこの本で大きく気に入ったのは、
“はじめに”のところなんだなぁ~。

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地頭を鍛える!

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シナジースペシャル

12/02
2013

syn (1)

「おふろ甲子園」の意義

居酒屋甲子園、
治療家甲子園、
会計事務所甲子園…

最近、「○○甲子園」と命名されたイベントが
いろいろな業界で展開されているという
(野球とは関係ないところでだ)。
そんな中、先日、
初めて「おふろ甲子園」の決勝大会を見てきた。

先に挙げた○○甲子園は、
「この業界から日本を活性化したい!」という
思いから始まったものが殆どで、「おふろ甲子園」もそのひとつ。

ここでは、全国40以上の温浴施設がエントリーする。
そして、絞られた6つの施設が決勝戦で競い合うのだ。
舞台に4、5人のスタッフが出てきて映像を交えてプレゼンし、
それを受けた観客が評価し、投票するというシステムなのだが、
これが結構盛り上がるのだ。

「私達の仕事は、冬は寒くても水を扱い、
夏は汗だくになりながらも掃除をします!」
…という具合に、お風呂清掃係や接客サービス係等、
それぞれのマネージャーや担当者がそれぞれの思いを発表する。
その中にはこんなエピソードもあった。

24時間営業のお風呂屋で、
朝5時に清掃スタッフが風呂場の掃除をしていると、
居合わせたお客さまからこんな言葉をいただいたという。

「いつもありがとうね。おかげでいつ来ても
きれいなお風呂に入れるのよねぇ。
近所にも温浴施設はたくさんあるんだけど、
ここまで足を伸ばしちゃうのよ」

お客さまにこんな風に感謝されるとは、
ここのスタッフとして冥利に尽きるというもの。
もちろん、スタッフは俄然やる気が増したという。

このイベントを観ながら思ったこと。
それは、○○甲子園イベントは、
その業界にとって“大きな意味”があるということ。

まず、大会に参加することで、
多くのスタッフの帰属意識が深まる。

そしてスタッフの発表や、
店長の考えや理念を聞いたりすることで、
改めて自分たちの仕事の役割を確認できる機会となるのだ。
もちろん、スタッフ同士の絆も深まることだろう。

また、業界の中で競い合い、
周囲と比較することで向上心も増し、
しっかりとした目標設定が可能となるだろう。
さらに、仕事に対する誇りも醸成することができるはず。
つまりエントリーすることで、さまざまな相乗効果が得られるということだ。

○○甲子園は、思った以上に
意味あるイベントであることが理解できた。
新たなチャレンジをすることは、
相乗効果につながると言っていいだろう。

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堂々の第2回開催!

syn (2)

投票する側も真剣勝負だ

syn (3)

40店舗以上の頂点に輝くのは…?

syn (4)

おふろから日本を元気にしてほしい!

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選ばれる仕事道

12/02
2013

sgt (1)

脱・競合ビジネスへ

これこそまさに、「好きこそものの上手なれ」ならぬ、
「好きこそビジネスの上手なれ」ということだろうか。

先日お会いした株式会社フラットフォーの
小森社長のお話を聞いていると、
ふとそんな言葉が頭に浮かんだ。

株式会社フラットフォーは主にビートル
(通称:「カブトムシ」)をはじめとする
フォルクスワーゲンの部品や中古車を扱っている会社で、
何を隠そう、小森社長は大のビートル愛好家。
なんと、ビートルを解体して組み立て直すこともでき、
ボルト1本までどこに使われているのかが
わかるというほどの愛好っぷり。う~ん、実にスゴい!

以前は家業を継いで別の仕事をしていたという小森社長だが、
どうして好きなことを仕事にできたのだろうか。


小森社長はビートルが大好きで、
そのビートルを扱う仕事だから、楽しんで仕事ができるという。
そして、自分も好きだからこそ徹底的に極めているし、
お客さまである愛好家たちの気持ちもよく分かるので、
喜ばせるものをつくることができる。
さらに、趣味が高じてビートルに絞り込んだビジネスなんて
競合が存在しないのだ。

小森社長のビジネスのポイントは、
この“競合が存在しない”という点。

一般的な仕事はどうしたって競合だらけ。
たくさん競合があるから価格の競い合いになり、コスト意識も厳しくなる。
さらに、売り方も必要以上にシビアになり、
必然的に業界にだんだん疲弊感が漂ったりする。
すると、偽装や隠ぺい・贈賄につながってしまう場合も出てくるのだ。

しかし、競合がいないということは、
日本や世界にいる多くのビートル愛好家たちがお客さまとして対象となり、
良い値で販売することができる
(だからと言って高い値段をあえてつけることはないようだが…)。
そして、いつの間にか販売ルートまでもできてしまうのだ。
これこそ名付けて、『脱・競合ビジネス』。

これまで私が語っていた、「高みのビジネス」。
これは業界の中で、試行錯誤によって新しいノウハウを構築したり、
自分たちの技術をより磨いたりすることによって、
ビジネスを競合の少ない高みへ持っていくという考え方だった。

しかし、この“脱・競合ビジネス”は根本的に違い、
はじめから競合のいないフィールドでビジネスを展開しているのだ。
単に隙間をつけばいいというわけではない。
小森さんの場合は、趣味が高じてのものだったからこそ、
愛好家たちの心を掴むサービスや商品をつくることができているのだ。

小森社長“この仕事はどれをやっていても楽しいですよ”
だって! これが本当のビジネスなのかも…。

趣味を深めて突き詰めていくと素晴らしい仕事になる!?
そんなおいしく、甘い話があるわけない、と思うかもしれないが、
趣味が高じたビジネスの形もあるということ。

sgt (1)

カッコいいビートルがズラり!

sgt (2)

趣味を突きつめていくと素晴らしいビジネスに!

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