これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/23
2021

概念図_0823

今こそ“ミレニアルトランスフォーメーション”の実践!

このところの読書、そして思考を重ねた結果、
行き着いたのがこの
“ミレニアルトランソフォーメーション”。
すなわち、1000年に一度の変革が求められている時
なのでは?ということ。

これからミレニアル世代やZ世代が
イニシアチブを取るようになると
これまでとは違う社会やビジネスになっていくだろう。
なぜならば、社会が成熟した中で育った
ミレニアル世代やZ世代の人たちの価値感は
今まで時代を牽引してきた昭和世代の人たちの価値感とは
明らかに違うからだ。
そして今、ビジネスは社会の成熟化により、
次なる一手が見えにくくなってきている。
多くの人がある程度この社会に満足している状況下において、
これから求められるビジネスは変わっていくだろう。
一方、環境問題も社会課題もかなり増加し、
今までそれら問題の要因となってきたビジネスは、
その解決のためにも、“ビジネスの意義や目的”を
変えていかねばならなくなった。
さらにICTやAIも含めた様々な先端技術は次々に登場し、
これらも今後の新しいパラダイムづくりには欠くことは
できないものだろう。
このように、いろいろな要素が錯綜し、
社会もビジネスの形態も変わらなければいけないときに来ている
というのが中島流の考え。

そういう意味で、1000年に一度の
“ミレニアルトランスフォーメーション”の時!
と発信しているのだ。

それを実現するための4つの
トランスフォーメーションについて概念図を
参考にしてほしい。

[その1]
デジタルトランスフォーメーション [DX]
企業も個人もデジタルを駆使した効率化を実現

[その2]
ヒューマントランスフォーメーション[HX]
物欲が満たされた後での人々の価値感を革新 

[その3]
ソーシャルトランスフォーメーション[SX]
BIを含めた新しい社会システムの再構築に向けた革新

[その4]
ビジネストランスフォーメーション[BX]
ビジネスの意義(役割)の変革、
→ 環境問題や社会課題の解決を踏まえたビジネスの展開に

さまざまな環境問題の解決であり、社会課題の解決。
そして、未来の人たちに残す社会と地球のことを考えた時に、
まさに、今しなければならないのがこの4つということ。
そしてこれら4つはそれぞれに深く関係もしてるわけだ。
これらをまとめて、“ミレニアルトランスフォーメーション”
と命名してみた。

人の幸せを考え、未来の人たちのことも考え、
そして自分も幸せになるためには
様々な変革が必要となってきた。
新たな社会づくり、人づくり、ビジネスづくりを
取りくむために、この4つのトランスフォーメーションを
進めていかなくてはならないのだ。

私たちは、実践に向けて変革するのみ。

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社会もビジネスの形態も変わらなければいけない

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08/16
2021

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神楽坂茶寮の人気 スイーツ“saryoパフェ”

これが人気の“saryoパフェ”。
こだわりの抹茶アイス、 抹茶ゼリーなど抹茶づくしのパフェ。
庭園をイメージした飾り付けだという。

うんうん、私に似合うパフェなわけだが…
なぜか初対面。

何とこの神楽坂に“神楽坂茶寮”がオープンして
18年目だというのにやっと出会えたわけだ。
(まぁ、1人ではこんなカフェには入らないからね〜)

この手前で茶寮定番の“おばんざいセット”を美味しくいただき
この“saryoパフェ”に至ったのだが。
それほど甘くなく、新しい感覚を美味しくいただくことができた。
(そう、こういう体験がこれからのビジネスには大切⁉︎)

この神楽坂にあって、町屋風の一軒屋をまるごと使い、
その雰囲気に合ったお洒落な和風の食事やスイーツが…
これがたくさんの若者やカップルが並ぶ理由。

大きな窓から差し込む日の光とさわやかな雰囲気を醸し出す竹が、
どこか懐かしくほっとする雰囲を演出してくれる。
この懐かしさある雰囲気でお洒落感たっぷりのスイーツを前に
お友達と会話を走らせるのがいいのだろう。

やっぱり自分が行きたいかどうかではなく、
これからを担う若い人たちの嗜好や価値観を知るためにも
時々こういうチャレンジをしないとダメ。

これが“温故知新”ならぬ“温新知故”の実践。
“新しきを温ねて、自分の故きを知る”ってこと。

次回お邪魔するときは…
ラム酒が香るモンブランクリームに抹茶を合わせ
栗の甘みと風味がウリの女性支持率No.1という
“モンブラン抹茶パフェ”にチャレンジしてみたい。

えっ、渋谷スクランブルスクエアの14階にも
この神楽坂茶寮があるって⁈
あれ〜いつの間にか時は流れていた。

もっともっと“温新知故”を実践しなきゃ、追いつかない⁈

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“神楽坂茶寮”外観

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店内は若者やカップルで賑わう

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おばんざいセット

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選ばれるビジネス

08/16
2021

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カットりんごの自販機は“動中の工夫”から生まれた!

“カットりんご”の自販機を見たことあるだろうか?
この1~2年の間、地下鉄の駅で度々見て
気になっていて、ついに買ってみた!
なぜ気になっていたかと言うと、
フルーツの自販機は新しいし、
すでに食べやすいようにカットされているところが面白い。
また実際に買っている人を見たことがなく、
これは売れているのだろうか?と思っていたから。

私が買ったのは“とろーりはちみつ&生りんご”で価格は240円。
ニュージーランド産純粋クローバーはちみつを使用しているという。
蜂蜜が別袋になっていて、カットされたリンゴにかけて食べるもの。
シャキシャキ感があって新鮮なリンゴだった。

さて、この商品の正式な名前は“アップルスィーツ”。
「青森のりんごの厳選された美味しいりんごを使用しており、
おいしさを保つためにカルシウムとビタミンCを使用した
独自の製法でりんご特有の変色を防止し
サクサクの食感を保っている。
保存料・着色料は使用していない」と説明書きがあった。

私が買った商品の他には、皮なし200円、皮あり200円、
アップルジュースも自販機にあったような・・・。
神戸に本社があるエム・ヴイ・エム商事株式会社が
この商品を企画、販売している。
この会社は他にも新鮮で安全な果物や野菜を
日本はもちろん海外からも調達して
販売しているという。

卸屋さんだったのようだが、B to Cへの展開をしたのがこの自販機。
まずはフルーツをスナック感覚で食べてほしいとの思いで
2009年から販売。
最初は“カットりんご”をスーパーやコンビニに中心に販売したが、
なかなか思うように売れず、社内のブレストで出た、
“自販機にしてみては?”を活かして
2011年に自販機で販売開始。
今は首都圏、大阪都市圏の15箇所の駅で販売しているという。
10年やっているということはそれなりに売れているのだろう。

このカットりんご販売も“動中の工夫”からここに至っている。
カットりんごを袋詰めにしてみたがなかなか売れない。
試行錯誤して売り場を変え、
りんごが変色しないような商品開発。
サクサク感・みずみずしさの追求も・・・と
とにかく“工夫”。
自販機の開発も大変だったと思うが
商品の見せ方や、蜂蜜をつけたりとか、
白隠禅師の“動中の工夫”が見て取れる。
まずはやってみて、やりながら次なる課題に向けて工夫。
そのくり返しが新たな市場の創造につながっていくわけだ。

秋になると梨やぶどう、柿の販売も検討していると聞く。
その先には人気の自販機になっているかもしれない。
私たちは“動中の工夫”ありきで、
新たなチャレンジをしないことには、
次なるステージはやって来ない!?

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シャキシャキ感があって新鮮

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目からウロコのおすすめ本

08/16
2021

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『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』山口周著

2020年12月に発刊され、この本を即刻手にした私は、
この7~8ヵ月の間、度々手にして確認している。
山口周氏は文学部哲学科卒業ということもあり、
哲学的なものの見方がベースにある。

この本もビジネスがテーマではあるが哲学的要素が多く、
私たちのビジネスがどこに向かっているのか?を
考えたときに、参考にしてきた。
もちろん、山口氏の考え方に共鳴してのことなのだが・・・。

山口氏の著書『世界のエリートはなぜ“美意識”を鍛えるのか』
『NEWTYPEニュータイプの時代』については
このビジ達でも紹介している。
今回紹介のこの本は、
2020年のコロナ禍も踏えて書かれている。

私はよく思考するのが、“今私たちは、人類の歴史の中で、
どこにいるのかを確認しない限り、
私たちがどちらに向かう方がいいのかわからないと“ということ。
VUCAの時代と呼ばれ、混沌とし予測が困難な今の時代に、
方向性や裏付けとなる流れや見えるものがほしい。
そこで山口氏はこの本のなかで
ベースとなる価値感を話してくれている。

第1章 私たちはどこにいるのか
第2章 私たちはどこへ向かうのか
第3章 私たちは何をするのか
最終的に、私たちは何を求めているのか!?
何を求めるべきなのか!?ということなのだ。

そして私も賛同しているのだが、
「ビジネスは歴史的使命を既に終えているのではないか?
ビジネスが永遠に必要なわけではない。
ビジネスを何のためにしているのか?」と。

今までは、経済的な価値や物質的充足を求めて存在していたのが、
“ビジネス”。
今や、ある程度の生活はできるようになった。
“マズローの欲求5段階説”のうち、
“生理的欲求・安全欲求・社会的欲求”はある程度
満足できるようになってきている。
産業革命以降250年経過し、この間連綿としてビジネスも加速した。
ある程度モノが豊富になり、便利にもなり
生産性向上も実現するに至った。
すると、地球の78億人が皆働かなくても
いい時代になってきたのではないか・・・。
すなわちその成熟化により、経済的低成長、停滞、衰退とも
あちこちで言われるようになったわけだ。

これからはマズローの“承認欲求・自己実現欲求(自己超越)”
の世界にステージを上げる時代が来ているのだろう。
私が以前提案した“新パラレルワーク”。
ビジネスによって自社の利益ばかりを求めない展開。
すなわち、“お金になる仕事”と
社会課題解決のための“お金にならない仕事”
の両立が求められるのではないだろうか。

これからのビジネスのあり方が変わってくる。
私自身も今後はビジネスの形態が変わっていくと思っている。
その考えの参考となるのが今回のおすすめの
『ビジネスの未来』という本なのだ。

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コロナ禍も踏まえたビジネス本

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08/09
2021

moba

アルケッチァーノ奥田シェフ、経営者の施策と決断!!

「昨年の最初の緊急事態宣言で都内の直営店もプロデュース店も
全てを休業することにしたものですから…

“東京ゴースト アルケッチァーノ”と銘打ち
フルコースの宅配便を都内10区に展開したんですよ。
これが結構評判でしたね。

そして次なる展開として、
特製のピッツァ マルゲリータも通販展開することに。
この冷凍ピッツァの“メーカー発想”がよかったですね」

こんな風に矢継ぎ早に話してくれたのは
あのアルケッチァーノのオーナーシェフ、奥田政行さんだ。
先日のBUSINESS TODAYのゲスト収録でのこと。

そして、このピッツァが何と4万枚を超えるほど売れた。
これらが奏功したお陰でスタッフの給料もしっかり払えだのだという。
(飲食店にとって、生死が問われるこのパンデミックにあって
素晴らしい取り組みである)

何と言ってもこの非常事態にあって重要なのは、迅速な行動と
既存のバリュー(強み)を活かしての新たな対抗施策である。
奥田シェフは、この事態をその長期化の可能性も含め
しっかり受け止め、対抗策を取ったということ。

これができたのも
10年前の東日本大震災の経験があったからだとも言っていた。

まさにこれまでの経験も活かされ、
経営者としての裁量の質が問われるときなのだ。

実はこのパンデミックが無くても、デジタル化オンライン化であり、
働き方改革などでビジネス環境を変えざる得ない時だった。
そこにこのタイミングでの“新型コロナウィルス”の出現となったのだ。

経営者には、常にこんな裁量が求められるということを
教えてくれていたのかもしれない。

ちなみに奥田シェフは、このコロナ禍の2020年7月に
銀座のど真ん中にイタリアン(?)の寿司店をオープンした。
(えっ!?イタリアンのお寿司!?と思う人も多いだろう)
醤油の代わりに塩とオリーブオイルでいただく“オイル寿し”だという。

その店名は『織音寿し(おりおんずし)』と聞いたが…
果たして、奥田オーナーシェフにとって、
どんな可能性を秘めた次なる展開なのか!?

こりゃ、その“オイル寿し”を体験してくるしかないでしょう!?
(そのレポートをお楽しみに!!)

moba

おなじ奥田シェフ

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