08/09
2021
令和ビジネスにおけるマネジメント&ディベロプメント
しばらく前に“コンピテンシーマネジメント”という
概念を発進した。
“成果につながる考え方や行動特性”を
マネジメントするというテーマで、
どう管理し達成するかという“マネジメント”と
どう成長してもらうかという“キャリアディベロプメント”
について発進した。
この中でリーダーであり、マネージャーが展開する3つの行動が
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”だった。
改めて、これからの令和ビジネスにおける有効な
マネジメントとキャリアディベロプメントについて考察し、
改めて“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”の
3つの重要性に触れてみる。
私が主宰するリーダーズセミナーは4月から始まり
12月のプレゼンテーションのフィナーレまで
毎月開催しているのだが、ここでのテーマも
上記3つをどう使い分けていくかということ。
このリーダーズセミナーではどこかへ行き体験することを多くし、
その後にディスカッションをする。
この体験で何を得、今後どう活かして行くかを
みんなとのディスカッションの中で考察していくわけだ。
その日の事例や体験したことから考えてもらい、
私でありみんなでコーチングの役割をしながら
ミーティングの中で自分達の考え方や答えを導いてもらう。
なぜこの“3チング”が重要なのかというと・・・、
“時代がかわったから”なのだ。
山口周さんの言うように、今は“ニュータイプの時代”で、
すでにミレニアル世代とZ世代がイニシアチブをもっている
と言っていいだろう。
すなわち、成熟化した社会で育った
ミレニアル世代やZ世代へ向けての、
令和時代なればこそののマネジメントやディベロプメントが必要
とされているのだ。
今までの時代は、そのほとんどがミーティングとティーチングだったが、
今、必要なのはコーチング。
それは、問いかけによって、その人の答えを引き出してもらい、
自分の判断で行動に移してもらうこと。
(昭和の人たちはこのコーチングスキルが希薄なので難しいんだけどねえ~)
この時にマネージャーのスキルとして必要なのが、
モチベーションへの意識や、
フィードバック。
新しく自分で出した答えの実践へのフォローアップも大切となって来る。
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”を
をうまく使い分け、マネジメントをしながらの
キャリアディベロプメントが重要なのである。
ミレニアル世代とZ世代の人たちは自分で学び、
自分でチャレンジして、自分で成長する時代。
こういうコトが可能な世代に対して、私たちは
気持ちよく成長していってもらうために、
“ミーティング”と“コーチング”と“ティーチング”をうまく活用し、
マネジメントを実践していくことが大切なのだ。
そして、特に“コーチング”は今までとは違うスキルが
必要になるので学んでいってほしい。