05/22
2023
日本を美しくする会30周年記念誌『掃除道』、 “288の掃除道”を伴って発信!
ついに仕上がった『掃除道』30周年記念誌。
「次世代に光を放つ導きの書」と題された“はじめに”は、
20年以上に渡って初代会長を務めた
田中義人顧問により書かれていた。
(以下、冒頭の話)
→「日本を美しくする会」が発足して三十年。
今年は「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年にして歴史なる」の
大きな節目の年を迎えました。
この間、“掃除道”の広がりとともに、人生が、学校が、会社が、
地域が良くなった事例が数多く生まれ、
今や掃除は大きな社会運動となってきました。
そこでこの度、設立三十年を記念して
“掃除道”に取り組んできた道友一人ひとりの叡智を集めた
「掃除道記念誌」を発刊する運びとなりました…
田中顧問の言葉を借りれば、北海道から沖縄までの“道友288人”から寄せられ、
それを“手間をかけて編集した”記念誌ということ。
1ページに1人の寄稿文800字と写真が紹介されているわけだが、
“道友”とはいえ、さまざまな立場のいろいろな方々がいるわけで…
総理大臣経験者もいれば上場企業の経営者も、
老舗の店主もいればそのお隣の主婦も、そして若手の勤め人もいる。
800字にまとめることも含め、288の寄稿文を1冊にまとめ上げるには、
それはそれは編集の人たちは大変だったことだったろう。
(編集に携わった方々、お疲れ様でした)
さすがに一挙読みはできないが、どんな方々が寄稿してくれたのだろうと
1ページ1ページ目繰っていると、半分以上は顔見知りの人が…
そして3分の2を過ぎた頃、懐かしいおばあちゃんの顔が!
宮崎の老舗お菓子屋“なんじゃこら大福”の日高のおばあちゃん。
この会の20周年の時に動画に登場してもらったので10年ぶりかもしれない。
日高のおばあちゃんも寄稿してくれたんだ〜と添付の写真を見ながら
“元気かなぁ〜”と思いを馳せていると、
その写真に“日本講演新聞”(元みやざき中央新聞)の松田くるみ会長が
いるではないか。
(なんと、同じ宮崎とはいえ知り合いとは?!)
松田くるみ会長は1年ほど前に、私が主宰する月刊CDに登場していただいた方。
この記念誌のお陰での偶然のなせるワザが面白い。
そしてその日高のおばあちゃんの話に紹介されていた鍵山相談役の話。
→私は今までたくさんの尊敬すべき人に出会ってきましたが、
なかでも一番尊敬する人が鍵山秀三郎さんです。
鍵山さんは、“どうやったら人を喜ばすことができるか”ということを
いつも考えているんです。
鍵山さんはこう言います。
「自分のような人間が世の中にたくさん増えたら、
この国はよくなるか?それとも悪くなるか?
そういうことをみなさんも考えてください」と。
私たち一人ひとりが、思いやりの気持ちで人を喜ばそうとするだけで、
この国はたちまちよくなっていくと思います。
だから、私は“自分一人くらいは”とは思わないで、
“自分一人から”と思うようにしています…
(と続くわけだが…)
もしかしたら私も、この相談役の話は聴いたことがあるかもしれないが、
改めて“自分のような人間が世の中にたくさん増えたら”を考えてしまった。
(少し怖い気もするが…)
あなたはいかがだろうか?!
こんな寄稿文が288ページもあるのがこの30周年記念誌『掃除道』。
北は北海道から南は沖縄の人たちまで、多くの道友が登場している。
この“掃除に学ぶ会”の30年間で、ここに寄稿はしなかったが
大きな影響を受けた人はたくさんいるはず。
私も“掃除に学ぶ会”にお世話になったおかげで、私のビジネスの仕方も
その優先順位も、その出会いも大きく変わっているのかもしれない。
ちなみに私もこの『掃除道』に寄稿できなかったわけだが…
鍵山相談役に感謝、“掃除に学ぶ会”に感謝である。