これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「ガチャめし」

  • ■ サービスエリアの新しい食券サービス
  • ■ ガチャガチャを回してメニューを決める

西紀サービスエリアの『ガチャめし』が今注目を集めている。ガチャめしとは、ガチャガチャを回し、出た食券でメニューが決まるというユニークな食券サービスのことだ。
カプセルトイ自販機(通称「ガチャ」)に500円を入れ回すと、4ランクの食券がランダムに入ったカプセルが出てくるという。ランチに何を食べたいか決まっていない客をターゲットに、「買う」こと自体に面白さを取り入れたユニークな発想は、SNSなどで瞬く間に拡散され注目を集めた。ガチャめしのような発想の転換は、どのようなコンテンツにおいても必要とされていくだろう。

【参考URL】http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/06/news013.html

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02「クラウド型ふるさと納税」

  • ■ ふるさと納税の新境地
  • ■ 事業内容を明示して寄付を募る

埼玉県秩父市は8月から新たに『クラウド型ふるさと納税』を導入した。ふるさと納税の寄付金を、どのような事業に利用するのか明確に提示し、賛同する人に納税してもらうという取り組みだ。
たとえば、秩父市のゆるキャラである「ポテくまくんの雨がっぱ製作」を納税先に選択した場合、雨天でもPR活動できるよう、着ぐるみ用の雨がっぱを作製する資金となる。返礼品はポテくまくんの直筆サイン入りメッセージカードだ。一見面白おかしく感じてしまいそうだが、納税をする側も明確な用途を提示されることで、その土地への貢献を肌で感じることができる。高価な品物目当ての納税よりも、本当にその土地のためになる取り組みが必要とされているのかもしれない。
【参考URL】http://www.sankei.com/politics/news/170807/plt1708070014-n1.html

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03「京阪宇治駅」

  • ■ 民営鉄道で初のグッドデザイン賞受賞
  • ■ 観光客増加に期待

コンクリートの重厚感はありつつも、美しい曲線により繊細さも感じさせる、そんな『京阪宇治駅』のデザインが美しいと、ネットで話題を呼んでいる。
駅前の整備に伴い駅舎を改築した宇治駅は、地元の人々の原風景になればという思いでデザインされたという。駅周辺の南側には伝統的な日本建築が立ち並び、北側は工場などが並んでいることから、2面性のある土地柄をふまえた、デザイン性の高い駅舎となった。駅を利用した観光客からも高評価を得ており、民鉄として初めての「グッドデザイン賞」も受賞している。駅といえば利便性を重視してしまいがちだが、デザイン性を持たせることで国内外からも人が集まり、地域の活性化に一役買うかもしれない。

【参考URL】https://irorio.jp/nagasawamaki/20170806/411349/

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04「家庭内禁煙条例」

  • ■ 子どもの受動喫煙対策の条例
  • ■ 個人の領域に踏む込む案に賛否両論

小池百合子都知事が健康政策の一環として掲げている禁煙の推進。地域政党「都民ファーストの会」が、子どもの受動喫煙を防ぐための条例案『家庭内禁煙条例』を9月の都議会に提出予定と発表し、話題を呼んでいる。
これは子どもがいる自宅や自家用車の中、通学路などでの喫煙行為を全面的に禁止する条例で、努力義務を課すという方向で検討が行われているという。これに対し、喫煙者は「都民ファシストだ」などと批判。逆に禁煙を求めている人達からは賛同の意見が相次いでいるという。受動喫煙対策は「都民ファーストの会」の都議選時の公約でもあるため、この条例がその第一弾となる可能性が高い。対象範囲を個人宅にまで広げるという、従来よりもかなり踏み込んだ条例案の採否に注目が集まっている。
【参考URL】https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-6835/

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05「ロボティクス家具」

  • ■ 先進技術を活用した家具
  • ■ 福祉・医療分野で活躍

より暮らしやすい生活のために、各国で先進技術を組み込んだ製品の開発が進むなか、日本の会社が製造したIoTやAIの技術を活用した家具『ロボティクス家具』が注目を集めている。
大阪・南船場の家具会社「I&C」が製造販売を開始した家具は、使う人の身長、体勢に合わせて電動で高さが調節できるという。さらに静かで安全性にも配慮しているため、病院や介護施設などを含めて1500台の納入実績を持つ。この家具は福祉・医療の分野で先進しているデンマークや、狭小空間でも快適に過ごせる「スマートリビング」の考えを提唱するニューヨークでも評価されている。介護の人手不足や都市部への人口集中が深刻な問題となっている今、先進技術を駆使した家具が私たちの暮らしにとって必要不可欠となるのは間違いないだろう。
【参考URL】https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170807-00183045-toyo-column

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06「ビットコイン決済」

  • ■ ビットコイン決済が可能な店舗の増加
  • ■ インバウンド需要の増加を見込む

近年、店頭での支払いに仮想通貨「ビットコイン」を利用した商品の決済『ビットコイン決済』を導入する小売店が増加している。
ビットコイン決済の増加の背景には、2020年の東京オリンピックに向けたインバウンド需要の高まりが挙げられる。ビットコインは基本的に世界中どこでも利用可能で、海外で買い物をするときもATMや両替所で現地通貨を引き出す必要がない。そのため、増加する外国人観光客にも、ビットコイン決済なら柔軟に対応できるのだ。ビックカメラは7月にビットコイン決済を全店舗に導入し、ファッションビルを展開する丸井グループも試験導入を開始した。また、中小規模の小売店に多く導入されている決済サービス「Airレジ」も年内に対応することを発表しており、2017年はビットコインが利用可能な店舗が一気に増えそうだ。
【参考URL】https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-29/OQJQ8W6JTSEL01

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07「台風発電」

  • ■ 台風のエネルギーを利用した風力発電
  • ■ 無電化地域の電化を目指す

毎年のように日本へ上陸し、多大な被害をもたらす台風。そんな台風の持つエネルギーを発電に利用する『台風発電』が注目を浴びている。
大型台風の持つエネルギーは、1つで日本の総発電量の約50年分に相当するという。だが、通常のプロペラ式の風力発電機は、強風によって暴走し事故・故障するリスクがあるため、強風時に止める必要がある。それに対し、台風発電を目指すベンチャー企業チャレナジーの「垂直軸型マグナス風力発電機」は、プロペラではなく3本の細長い円柱が風を受けて回転し、発電する構造となっている。強風でも発電できるこの風力発電機が実用化すれば、台風の影響を受けずに電力を供給できて、CO2も排出しない。災害対策と温暖化対策の両面から、マグナス風力発電機に対する期待は大きい。
【参考URL】https://challenergy.com/typhoon/

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