これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「オネストマーケティング」

  • ■ ネガティブな情報もあえて公開
  • ■ 情報の確かさの価値が高まる

情報があふれる現代において、その情報の信ぴょう性を重視する消費者が増加してきた。『オネストマーケティング』は、そんな「確からしさ」の価値の高まりを受けて広がりつつあるマーケティング手法のひとつだ。
具体的には、企業が隠しておきたいようなネガティブな情報をあえて公開することで、逆に消費者の信頼を掴むというマーケティング手法。消費者が商品に関する情報を収集したい場合、インターネットの口コミが最も確実な手段だった。しかしその口コミも、企業によって操作されるようになり、情報として有用にならなくなりつつある。このオネストマーケティングにより、フェイクが蔓延するインターネット広告の状況が改善されるか、期待したい。
【参考URL】https://twitter.com/nikkeimj/status/964325246588219392?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fdt-a.net%2Fsolution%2Fhonest-marketing%2F

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02「コンプライアンス落語」

  • ■ 社員研修支援サービス
  • ■ 難解なコンプライアンスの理解促進

近年、社内でのパワハラや不適切な発言など、コンプライアンス問題は社員教育の中でも重要視され始めている。そこで登場した『コンプライアンス落語』は、落語を通して社内にコンプライアンス知識を浸透されるための研修プログラムだ。
これは、総務や人事などコンプライアンスに関係する部署の社員研修で、出張高座として提供される。研修会場には、簡易高座や出囃子が用意され、プロの噺家が登壇。座学に繋がるような実例を、落語の演目として披露する。コンプライアンスへの関心が高まる一方で、SNSにおける情報漏えいや、個人情報管理の規約などの解説は、堅苦しく難解だという声も多い。コンプライアンス落語のように、聴き手の心を掴みながら、違反のリスクや実例を伝えるような工夫は、社員の理解促進のために重要になってくるだろう。

【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/06/news023.html

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03「ソロ社会」

  • ■ 独身者増加による変化
  • ■ マーケティング研究から発生した言葉

晩婚化や生涯未婚率などが社会問題として取り上げられる中で、『ソロ社会』という言葉が話題となっている。これは独身生活を送る30代前後の男女を中心にしたマーケティングプロモーションの中で生まれた言葉である。
これまで独身人口の増加に関しては、少子化や世帯所得の変動などネガティブな話題として取り上げられることが多かった。しかし、消費金額が多く、独身期間も長いことから、独身男性を「ソロ男」と称したプロモーションが活発化。消費者の市場として改めて注目を集めている。例えば、旅行や食事も高単価になると予約は2名以上からとされる場合が多いが、独身者のニーズに合わせたソロプランの用意をする店舗も増加傾向にあるという。このようなソロ活動のしやすさが、今後の経済にどのような影響を及ぼすのか今後に期待したい。

【参考URL】http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/08/solo-life_n_16479794.html

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04「スリーパーセル」

  • ■ 一般市民を装ったテロリスト
  • ■ 国際政治学者の発言が物議を醸す

日本の国際政治学者が、「もし北朝鮮との戦争が始まり、最高指導者が殺されたのが分かったら、一切外部との連絡を絶って、都市で動き始める『スリーパーセル』というテロリスト分子がいる」とTV番組でコメントし、物議を醸している。
「スリーパーセル」とは一般市民に偽装して社会に潜伏し、有事に際して活動を始めるテロリストのこと。放映後このコメントに対し、「根拠がない」「妄想だ」などの膨大な数の批判の声があり、さらにはその批判に対する批判も出てくるなど論争が過熱している。国の情勢を考え、啓発に導くことは大切だが、番組内で具体的な都市名を挙げたことに関して国民の不安を煽り、また差別の助長となることが懸念されている。この論争が今後どのように収束していくのか注目したい。

【参考URL】https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2018/02/post-4.php

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05「ドタキャン防止システム」

  • ■ 電話番号から“ドタキャン歴”がわかる無料Webサービス
  • ■ 利用の問い合わせが殺到

飲食業界では、いわゆる“ドタキャン”と呼ばれる予約の無断キャンセルや、直前キャンセルの多さが店舗の経営に大きな損失を与えている。そこで今、話題となっているのが『ドタキャン防止システム』だ。
「ドタキャン防止システム」は、全日本飲食店協会が開始した、電話番号から“ドタキャン歴”を登録、閲覧できる飲食店専用の無料Webサービス。導入店舗は、ドタキャンした客の「電話番号」「予約人数」「日付」をデータベースに登録。予約を受けた際、電話番号から客の直前キャンセル歴を検索できる。もし予約客が“ドタキャン常習犯”の場合、店舗側は前金制をお願いするなどの対策が可能だ。軽い気持ちのキャンセルでも、用意した食材や人件費の無駄は店舗にとっては大きな痛手となる。これを機会に、客側のマナーも見直されるべきだろう。
【参考URL】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/16/news115.html

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06「理科格差」

  • ■ 学生の学習環境の格差
  • ■ 学習支援事業の見直しが必要

近年、科学技術オリンピックなど、中高生が理系分野での活躍をみせている。そんななか、日本の学生たちの間では、『理科格差』が広がりつつあるという。
理科格差とは、研究に関する設備が整っている名門校の学生と、設備が整っていない学校に通う学生の間に生じる学習環境の格差のこと。家庭や居住地に恵まれなかった学生は、名門校の学生と同じように理科研究に対する才能を持っていても、その才能を伸ばす機会に恵まれにくい。名門校ばかりを支援する事業が増えれば、その差はさらに広がり、大人になった時には追いつけないほどの差になってしまう可能性がある。幅広い層の学生の才能を伸ばしていくためにも、今後は教育支援事業にさらに力を入れていくべきだろう。

【参考URL】https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20180209-00081417/

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07「小平奈緒」

  • ■ 女子スピードスケート選手
  • ■ 平昌オリンピックで金メダルを獲得

スピードスケート女子『小平奈緒』選手が平昌オリンピックに出場し、36秒94のオリンピック新記録で金メダルに輝いた。
日本人選手がスピードスケートで金メダルを獲得したのは、1998年に行われた長野オリンピック男子500メートルの清水宏保選手以来2人目。さらに、女子選手での金メダル獲得は初めてだという。小平選手はオリンピック後も現役の続行を表明しており、500メートルの世界新記録を塗り替えることを目標にしているという。引き続き、小平選手の活躍に注目していきたい。
【参考URL】http://www.sankei.com/pyeongchang2018/topics/pyeongchang2018-35389-t.html

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