これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「黒田夏子」

  • ■ 過去最高齢の芥川賞受賞作家
  • ■ 審査員を唸らせたその作風とは

「洗練されている」。審査中何度も飛び交ったというこの言葉。
1月16日に発表された第148回芥川賞・直木賞において芥川賞を受賞したのは、
意外や意外、御年76歳になる「黒田夏子」さんだった。
今後の可能性を期待して新人作家に与えられる芥川賞を
最高齢で受賞した話題性から、売上は1週間で14万部に達した。
受賞作『abさんご』は文体が特徴的で、平仮名を多用した横書きとなっている。
文字の力強さや、平仮名が持つある種の荒々しさが演出されているようだ。
文体を工夫することで物語や構成に拡がりを持たせる新感覚の純文学。
年齢を感じさせない黒田夏子さんの創造的な作風に、
今後もまだまだ期待が高まる。

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02「ペタンク」

  • ■ フランス生まれのボール競技
  • ■ 簡単で楽しいスポーツはいかが?

健康のために運動はしたい、でも体力が続かず、すぐに疲れてしまう。
そんな人には、フランス発祥のスポーツ、「ペタンク」をおすすめしたい。
2000年以上前に発明された競技で、ビュットとよばれる目標の球に向かって
鉄のボールを投げるスポーツだ。
2チームが交互に投げ、最終的に相手のチームより
ビュットに近い位置にボールがあったほうが勝利となる。
相手のボールに当てて動かすといった、駆け引きもあり、
年齢や体力に関係なく楽しむことができるのだ。
ペタンクのような、軽いレクリエーションスポーツは“ニュースポーツ”
と呼ばれ、都内にはこのニュースポーツを楽しめる公園もある。
「運動しなきゃ! 」と気張らずに、
まずは体に負担の少ないスポーツをはじめてみてはいかがだろうか。

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03「メディア芸術祭」

  • ■ アートを通して未来を覗く
  • ■ 技術を駆使した総合芸術の祭典vol.16

「今、まさにメディアの概念を覆す時だ」と言わんばかりに、
テクノロジーとアイデアを駆使して新たなメディアを創造し、
可能性を追求するアーティストたち。
そんな猛者たちが集う総合芸術の祭典が、『メディア芸術祭』だ。
部門は、アート・エンターテインメント・アニメーション・マンガの
4部門に分かれ、それぞれ優れた作品が顕彰される。
受賞作品展も行われ、第16回目となる今年は
2月13日~24日まで六本木の国立新美術館にて開催。
ちなみに昨年は、過去最多となる世界57ヵ国から2714作品の応募があり、
人間の本能をかき立てる新しくて不思議な作品が集った。
年々、国際的なフェスティバルへと成長を続けるメディア芸術祭。
アートを通して未来を覗くような感覚を
ぜひとも体験してみてはいかがだろうか。

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04「特例公債法」

  • ■ 衆院解散直前に成立した“借金法”
  • ■ 国の借金のツケが若者世代に……

自民党の大勝利に終わった今回の衆院選。
だが、解散直前に成立した法律があることをご存知だろうか。
それが「複数年度の特例公債法」だ。内容は、2015年まで予算成立とセットで
赤字国債の発行を可能にするというもの。
つまり“借金法”といっても過言ではない内容だ。
通常、赤字国債は発行できないことになっているが、
どうしてもお金が足りない時に特例公債法を制定し、
赤字国債の発行をすることができる。
だが、ここ20年ほどは毎年のように施行され、
特例ではなく恒例となってしまっている。さらに今回は“複数年度”、
つまり将来の借金まで含まれているのだ。
スムーズに予算執行をするとはいえ、
財政規律がゆるむ危険を孕んでいるのも事実。
そもそも日本の財政が悪化したのも、
過去の自民党政権の放漫な財政運営によるもの。
借金のツケを若者世代にまわさないよう、
過去と同じ轍を踏まないようにしてもらいたいものだ。

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05「O2O(オー・ツー・オー)」

  • ■ 生活者が本当に喜ぶ情報を
  • ■ 店舗と生活者をつなぐ新たなサービス

2012年、Web業界で頻繁に耳にした単語のひとつ「O2O(オー・ツー・オー)」。
O2OとはOnline to Offline(オンラインtoオフライン)、
すなわちオンライン上でのコミュニケーションから、
店頭などでの購買行動に結びつけるというもの。
例えば、巨大ショッピングモールでアプリを立ち上げ、
お気に入りの店舗に近づくと自動でクーポンを受け取れるサービスなどがある。
スマートフォンの普及により、閲覧性の高いウェブデバイスを
個人が常に携帯するようになったことから、
「オンライン機器」から「実店舗」へ顧客を動員するという動きが増加。
今後、Wi-FiやGPS機能を活用した施策など新しいサービスも期待できそうだ。
ネットとリアルが融合していく時代において、
O2Oは大きな可能性を秘めたマーケティング手法として
多くの企業の注目を集めている。

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06「おとうさんといっしょ」

  • ■ あの長寿番組に姉妹版が誕生!
  • ■ 週末のイクメンたちは要チェック!

家事や育児は妻に任せて、夫は外で仕事をする。
かつては当たり前だった日本の子育ても、
女性の社会進出によって大きく変わってきている。
そうした時代の変化を受けて、
この春NHK・Eテレの長寿番組に新たな展開が生まれた。
それがNHK・BSプレミアムでスタートする「おとうさんといっしょ」だ。
イクメンを応援することを目的とした番組で、
幼児と一緒に楽しめる童謡や体操などを紹介する予定。
本家の「おかあさんといっしょ」と、
どんな違いが盛り込まれるのか気になるところだ。
放送は毎週日曜日の午前8時からの30分。
せめて週末だけはイクメンにというお父さん、
朝寝坊せずに子どもといっしょの時間を楽しみましょう。

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07「レスポンシブデザイン」

  • ■ Webサイトを様々なデバイスに最適化する手法
  • ■ デバイスの変化に合わせて求められる“対応力”

PCでは問題なく見ることができたのに、
スマートフォンやタブレットで見ると
レイアウトが変わってしまって読みづらい……。
Webサイトへの訪問時、こんな経験をした人もいるだろう。
これは、各端末にプログラムが対応していないことが原因だ。
このような問題の解決法として、
今『レスポンシブデザイン』という技術が注目されている。
これは、サイトをプログラムする際に扱うCSSというファイルを、
端末ごとに切り替えることでレイアウトの調整ができるというもの。
新しいデバイスが登場しても、CSSの追加のみで対応が可能になるわけだ。
目まぐるしく変化を続けるデジタルシーン。
人々が快適にサイト観覧できるよう、
今Web構築における“対応力”が求められている。

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