これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「量子暗号」

  • ■ 光子を利用した新技術
  • ■ 盗聴がほぼ不可能

年々巧妙化するサイバー犯罪の手口に、政府や企業は対応を迫られている。そんななか、通信データの盗聴をほぼ不可能にする、光子を利用した新技術『量子暗号』が注目されている。
暗号送信者はまず、1粒の光子に暗号を解読する鍵を載せ、受信者に送る。その間に第三者が通信データを盗もうと光子に触れると、光子の形が変形し、受信者の手に渡った時に盗聴が分かるしくみだ。すでに研究機関や一部の銀行などでは導入されているが、広く実用化が進めば、ビジネスや軍事において変革をもたらすのは確実と言われている。今後の各国の量子暗号開発に注目したい。

【参考URL】
http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1102/01.html

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02「YouTuber養成講座」

  • ■ YouTuberに必要なスキルを小学生へ伝授
  • ■ 子どもの将来の可能性を広げる

近年、小学生の将来なりたい職業ランキングの上位にランクインするなど、YouTuberへの注目が高まりつつある。そんななか、小学生向けの教育サービスを展開するFULMA株式会社は、日本で初めての『YouTuber養成講座』を開設した。
これは、小学生向けに動画の撮り方やリアクション表現の仕方など、動画投稿の際に必要なスキルを教えてくれる講座。他の企業でもYouTuber体験型施設の開設や、専門学校にYouTuber養成コースが設けられるなど、YouTuber養成がビジネスとして広がりを見せている。今後もYouTuberへのあこがれに着目したビジネスは増えていくことだろう。
【参考URL】http://youtuber-academy.jp/

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03「木と緑のスタジアム」

  • ■ 屋根は木と鉄のハイブリッド構造
  • ■ 日本らしさを感じる設計に

2020年の東京オリンピックに向けて、新国立競技場の工事が進んでいる。新しく生まれ変わる新国立競技場は、『木と緑のスタジアム』をテーマに建設される。
観客席の頭上に広がる大きな屋根は、観客席からはまるで巨大な木造建築のように見える。主に木材で作られているように見える木と緑のスタジアムだが、実は完全な木造建築というわけではない。鉄骨素材を集成材で挟み込んだ、木と鉄のハイブリッド構造の屋根だという。古きよき日本の木造建築を感じさせる木と緑のスタジアムは、東京オリンピックで全世界に日本らしさを発信できる施設となりそうだ。
【参考URL】
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO17315720V00C17A6000000/

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04「Gatebox」

  • ■ キャラクターと暮らせる世界を実現するロボット
  • ■ スマホを使った会話が可能に

家に帰ると大好きなキャラクターが出迎えてくれる、そんなアニメファンが夢見た生活が現実に近づいている。
昨年発売されたキャラクターと一緒に暮らせる世界初のバーチャルホームロボット『Gatebox』は、「未来の嫁」をイメージした美少女キャラクター「逢妻(あづま)ヒカリ」の3D映像が、装置内部にホログラムのように投影され、ユーザーの日常生活を手伝ってくれると話題を呼んだ。今ではさらに進化し、スマートフォンを介したキャラクターとの対話技術も可能になったという。今後IoT家電が増え、掃除機や電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機などさまざまな家電をネット経由で操作できるようになれば、Gateboxは本物の“嫁”のように、掃除や料理、洗濯などあらゆる家事をこなしてくれるようになるかもしれない。
【参考URL】http://gatebox.ai/

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05「物語自動販売機」

  • ■ 待ち時間の間に読める物語を無料提供
  • ■ 活字離れ等の対策となるか

情報通信機器の普及が進み、通勤・通学途中の駅の待ち時間にスマホ等で時間をつぶす人を見かけることが多くなった。そんななか、フランスのオシャレなアイデア『物語自動販売機』が話題になっている。
この「物語自動販売機」は、待ち時間にちょうどいい長さの物語を無料提供してくれる自販機だ。その仕組みは、1分、3分、5分と時間の書かれたボタンを押すと、その長さで読み切れる小説が印字されて出て来るというもの。この自販機を作ったのはフランスの企業「short édition」で、もともとはインターネット上で募集した物語を読者に配信している会社だという。現在では、フランス以外にもギニア・オーストラリア・アメリカにも設置されている。この自販機が日本にも設置されれば、若者の活字離れや、ながらスマホの対策にも一役買うかもしれない。
【参考URL】http://fundo.jp/146806

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06「日野原重明」

  • ■ 100歳を超えて現役を続けた医師
  • ■ 日本人の健康管理に多大な貢献

100歳を超えて現役を続ける医師として有名だった聖路加国際病院理事長『日野原重明』氏が7月18日、105歳で逝去した。
日野原氏は包括的な健康診断を行う人間ドックを国内でいち早く導入し、日本の長寿に大きく貢献したといわれている。また、「生活習慣病」という言葉を生み出し健康に長生きすることへの注意を促すなど、日本人の健康管理に多大な貢献をした人物だ。100歳を超えてなお精力的に活動した日野原氏の生き方は、超高齢化社会を迎える日本において、ひとつの理想の老い方といえるのではないだろうか。

【参考URL】http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40652369

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07「5G」

  • ■ 第5世代移動通信方式
  • ■ 社会インフラとしてのインターネット

2020年の実用化を目前に、次世代移動通信システム『5G』が話題を呼んでいる。
今後は家庭のなかの生活家電やウェアラブルデバイス、自動車や、産業用ドローンなど、従来のスマートフォンやパソコン以外のものにインターネットに接続されていくことが予測されている。ほかにも、遠隔医療や農業用センサー、社会インフラの管理や高齢者の見守り機器など、さまざまな分野でのインターネットを活用したサービスが始まっており、もはやインターネットは社会インフラとしてなくてはならない存在となった。5Gが実用化されれば、通信速度の向上はもちろん、IoT時代に即した「同時多接続」や「低遅延」といった要素も実現することとなり、人々の暮らしを一変させることは間違いないだろう。
【参考URL】https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=10188

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