これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「日本ベンチャー大賞」

  • ■ 優秀なベンチャー企業を表彰
  • ■ 新興企業を政府が本格支援

独自技術を武器に、日本の将来を担うベンチャー企業。だが、創業間もない企業は、金融機関から融資を受けにくい。また、起業の手続きは非常に煩雑なため、事業立ち上げには相当な労力が必要だ。そのため、政府は優秀なベンチャー企業を表彰する『日本ベンチャー大賞』などの本格支援を打ち出した。
公共事業にベンチャー企業の受注枠を設けること、起業手続きが一カ所で済む「ワンストップセンター」を設置することが含まれる。また、今までも民間や自治体での表彰制度はあったが、政府によるものは初めて。大賞によって企業間の競争を煽ると共に、政府からの表彰で受賞企業の信用力が上がり、優秀な企業は融資を受けやすくなる見込みだ。最初の大賞受賞企業は一体どこになるのだろうか。その発展に期待が集まる。

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02「ハビエル・アギーレ」

  • ■ サッカー日本代表の新監督
  • ■ 経歴豊富なメキシコ人

ドイツの優勝で幕を閉じた、2014年サッカーワールドカップブラジル大会。日本はグループステージ敗退という苦汁をなめた記憶が新しい中、次なる戦いへの指揮を執る新監督が決定した。数々のチームを指揮した経験を持つ、メキシコ人の『ハビエル・アギーレ』氏だ。
アギーレ監督は、自国メキシコ代表を2度もワールドカップへ導いた経歴を持つ。彼に期待できるポイントは、世界各国と比べるとやや劣る日本人の体格を逆手に取り、豊富な運動量やショートパスなどを戦術に活かし、世界と対峙できるサッカーを展開することができるところだ。そんな実績や特徴を持った監督が、日本代表と共に2018年ロシアの地でワールドカップトロフィーを掲げる瞬間は来るのだろうか。

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03「大手町温泉」

  • ■ 大手町のオフィス街に温泉湧出
  • ■ 東京五輪を見据えた新たな観光地

日本有数のオフィス街として知られる大手町に、新たな観光地が出現する。三菱地所が再開発事業の一部として温泉掘削をしてきた土地に、源泉が湧出したのだ。温泉入浴や旅館宿泊が楽しめる『大手町温泉』として、2016年の開業を目指す。東京都心部に「日本ならでは」の温泉が楽しめるスポットを作り、日本人は勿論、東京五輪を見据え外国人観光客に宣伝を進めていく狙いだ。
これまで、温泉といえば都心から少し足を伸ばして楽しむものだった。しかし、大手町温泉が開業すれば、東京駅から徒歩10分以内で温泉が楽しめるようになる。世界に向けた温泉の魅力発信拠点となるか。開業後の客層にも注目だ。

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04「老犬ホーム」

  • ■ 犬版老人ホーム
  • ■ ペットにも高齢化の影響

日本の急激な高齢化により、年老いたペットの面倒を見切れない飼い主が増加している。そこで今、老犬を預かってくれる『老犬ホーム』が注目を集めている。
老犬ホームとは、飼い主が介護しきれなくなった老犬を終生に渡って預けることが出来るケア施設のこと。施設内には、熟練されたスタッフが常駐し、動物病院と連携しているため、医療行為が必要なときでも迅速に対応が可能だ。また、犬用の運動施設も用意され、それぞれ犬の健康状態に合わせて介助を行ってくれる。主に高齢者施設に入る飼い主や、やむを得ない事情によって利用されることが多い老犬ホーム。高齢化社会を背景に、今後ますます需要が高まりそうだ。

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05「Uitemate」

  • ■ 溺れた時の合言葉
  • ■ アジアから世界へ浸透中

今年も家族や友人と一緒に海や川を楽しむ夏がやってくたが、毎年絶えないのが水難事故だ。そんな中、日本で生まれた『Uitemate(ういてまて)』という合言葉が国内に限らず海外でも注目されている。
これは、溺れた際に服を着たまま大きく息を吸い、仰向けに浮かんで救助を待つ自己救助法のこと。無理に泳がず身体の浮力を活かして呼吸を確保することで、生存率が格段に上がるという。また、東日本大震災の時にこの方法で一部の小学校の児童や教員が助かったことが世界で注目され、アジアを中心に指導する取組みが広まりつつあるという。地震や津波などの災害を幾度も経験してきた日本。その災害対策は、今後も注目されそうだ。

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06「危険ドラッグ」

  • ■ “脱法ドラッグ”の新呼称
  • ■ 法改正で取り締まりをさらに強化

昨今、脱法ハーブを含む“脱法ドラッグ”が関係する事件・事故が国内で相次いでいる。そのことを受けて、警察庁と厚生労働省は、脱法ドラッグの危険性をより認識してもらうための新名称として『危険ドラッグ』と名付けた。
“脱法ドラッグ“という呼び名は、覚せい剤や大麻と同様の作用があるにも関わらず、危険な薬物だと認識されづらいことから、新名称を国民から募集した。応募総数は約8,000件にものぼり、関心の高さが伺える。今後は統計を取る際や、薬物防止キャンペーンなどで、この新名称が使われる予定だ。名称が変わり、薬物がより危険なものとして人々に認知されることで、犯罪防止につながるのではないかと期待されている。

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07「ゆるパイ」

  • ■ 全国各地のご当地パイ
  • ■ 各企業の方向性で製造販売

全国津々浦々、出張や旅行に出かけた時のお土産に困ったことはないだろうか。そんな人には、是非ゆるキャラならぬ『ゆるパイ』をおすすめしたい。
ゆるパイとは、決していやらしい意味ではなく、全国各地で売られているご当地パイのこと。パイというお菓子には明確なルールが存在しない。そのため、各地の名産品や特産品などとコラボして、各企業がそれぞれの方向性で製造販売しているため種類が豊富だ。最近では、全国のゆるパイを集めた展覧会が開かれるほど注目度は高い。定番のお土産を買う安心感もあるだろうが、たまには冒険心を持って、全国各地の愛すべきご当地パイにチャレンジしてみるのも乙ではないだろうか。

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