これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「食用コスメオイル」

  • ■ 食べられるコスメオイル
  • ■ 夏に向け、需要拡大

美容を化粧品だけでなく、食生活から見直したいと考える女性が増える中『食用コスメオイル』の人気が高まっている。
食用コスメオイルとは、化粧品向けの保湿効果がある天然油を、食用にしたものだ。オイルは肌に塗れるだけでなくそのまま飲んだり、ドレッシングとして食べられたりと、さまざまな楽しみ方ができる。肌の露出が増える夏に向け、さらに需要が高まることが見込まれているという。大手デパートのそごう・西武は、食用コスメオイルの品揃え拡充を前向きに検討。口にしても安全な自然由来の成分で美容を整えていくので、安心して続けられる健康習慣として今後定着していくかもしれない。現在はその人気から、様々な食用コスメオイルが発売されており、ますます注目を集めそうだ。
【参考URL】http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060400208&g=marketfront

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02「ハラル認証マヨネーズ」

  • ■ キユーピーマークまで、ハラル認証
  • ■ ロゴマークの宗教性に注意

日本で長年親しまれているキユーピーマヨネーズが、マレーシアで『ハラル認証マヨネーズ』として発売されていることが話題になった。
ハラル認証マヨネーズは、イスラム教の戒律によって調理・製造されただけでなく、キューピー人形のマークまでイスラム教に配慮されたマヨネーズだ。この背景には、ハラル認証機関が従来のマークに対して「これは天使ではないか」と指摘したことが挙げられる。製造元であるキユーピー側はマークに宗教性はないと説明したものの、誤解を生じさせないため、新たにマークを作成するに至ったのだ。今後日本は、マレーシアのようなイスラム教徒が多い国々へ向け商品を輸出する機会が増えると見込まれている。その際、その国の宗教性や文化を意識した配慮の必要性も高まりそうだ。
【参考URL】http://news.mynavi.jp/news/2015/05/30/028/ 

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03「シェアする前に、考えて」

  • ■ インターネットの安全利用を啓発
  • ■ FacebookとNPO法人が作成

今や青少年の多くが気軽に利用しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。だが、SNS普及に伴い、個人情報の流出など様々な問題も増加している。
そんな状況を受けFacebookがNPO法人と共同製作した、青少年にインターネットの安全利用を啓発するパンフレット『シェアする前に、考えて』の日本語版が公開された。一度投稿された写真がネット上に永久に残る可能性や、パスワードが流出することの危険性などを指摘し、シェアする前に立ち止まってリスクを考えることを促している。SNS最大手のFacebookが発表したこのパンフレットが、SNS利用に伴うトラブル防止にどれほど影響があるのか、注目していきたい。
【参考URL】http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/17/news161.html

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04「三次喫煙」

  • ■ 残留したたばこ成分による健康被害
  • ■ がんリスク上昇の可能性あり

間接的にたばこの煙を吸い込むことで、健康被害を受ける「受動喫煙」が問題になって久しい。そんな中、部屋や衣服に染み付いた煙の成分を吸い込む『三次喫煙』でも健康被害が引き起こされる可能性があると注目されている。
室内でたばこを吸うと、家具や壁、衣服に煙の成分が付着し、残る。この成分のひとつであるニコチンは、空気中の成分と反応し発がん性がある物質に変化するという。そのため、煙が染み付いた部屋や衣服が発がんリスクを高める危険性があるのだ。三次喫煙は受動喫煙と同じく、分煙や室内禁煙を徹底することが対策として有効とされている。三次喫煙という認識が今後一般化すれば、対たばこ包囲網はますます狭まっていくかもしれない。
【参考URL】http://news.livedoor.com/article/detail/11613413/

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05「ソニーパーク」

  • ■ ビル解体地を公園に
  • ■ 東京五輪に合わせた企画

2020年の東京五輪に合わせ、様々な企業がイベントを計画している。ソニー株式会社は銀座のソニービルを解体し、公園として開放するというプロジェクトを発表した。この公園は『ソニーパーク』と呼ばれ、2018年から2020年までイベント開催地として使用される。
現在のソニービルは2017年度末まで営業され、2020年から2年間は公園となり、2022年からは新築した地上のビルをオープンする予定だ。東京五輪開催に伴って外国人観光客の増加が予想されるが、そういった人々の憩いの場となるだろう。ソニービルの跡地を活用し、人の集まる場所を提供することは、企業アピールにもつながる。地域にも自社にもメリットのある企画は、他社にも波及していくのではないだろうか。
【参考URL】http://ascii.jp/elem/000/001/177/1177795/

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06「ASEAN統一最低賃金」

  • ■ 労働者を搾取から守る
  • ■ 健全な経済競争を目指して

人件費が安い国に工場を置き、コストを低く抑えるという経営は一般的だ。そんな中、ASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国であるインドネシアは、ASEAN内での最低賃金を統一するべきとの考えを表明した。
インドネシアは、賃金の安さではなく生産性などで競うことが健全なビジネスだとして、ASEANに加盟する他国にも『ASEAN統一最低賃金』への意見を求めているという。人件費の差を利用したビジネスは、発展途上国同士が最低賃金で競ってしまい、健全な経済競争にならないというのが理由だ。他にも、発展途上国の労働力が搾取されるのを防ぐという目的がある。現在はまだ発案段階だが、世界的にフェアトレードが認知されはじめ、ビジネスの考え方が変わっている背景もある。この案が実現する未来もそう遠くないだろう。
【参考URL】http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160620/mcb1606200500007-n1.htm

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07「お盆玉」

  • ■ お年玉のような特別感
  • ■ 新たなビジネスシーンの到来

お盆休みに帰省してくる孫や親戚の子供に、まるでお年玉のようにお小遣いをあげる慣習『お盆玉』が増えているという。
元々は山形県などの東北の一部地域で行われていた風習だが、近年、文具などを手がける株式会社マルアイがお盆玉袋としてぽち袋を販売してから全国に普及していった。「かき氷」や「スイカ」、「花火」など夏を感じさせる模様が印刷されているお盆玉袋は、ただ現金を渡すのではなく、特別感を演出できてコミュニケーションのきっかけにもなりそうだ。祖父母世代から孫世代へと、お金が渡り、そのお金が市場へと巡っていく。お年玉に続いてお盆玉にまつわる新たなビジネスが発展しそうだ。
【参考URL】http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/08/news145.html

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