これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「おなごりホン」

  • ■ 空港での別れを惜しむ電話
  • ■ 搭乗前の名残惜しい時間を癒やす

秋田空港の国内線搭乗待合室と見送りスペースは透明なガラスで仕切られており、搭乗寸前まで相手の姿を見送ることができる。そこに設置されている別れ際のコミュニケーションツールが『おなごりホン』だ。
2010年に導入後、搭乗の寸前まで会話を楽しめるとして人気を集めたが、2018年に設置場所となる売店の改装により一時撤去。しかしその後、新型コロナウイルスにより設置が見送られていたが、2023年に復活した。週末には「おなごりホン」を通した家族の会話も多くされているとのことで、お見送りの時を充実させる一助になっているという。
【参考URL】
https://www.fnn.jp/articles/-/543582?display=full

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02「ディズニークルーズ」

  • ■ ディズニーが船旅を発表
  • ■ 国内クルーズ市場の活性化にも期待

東京ディズニーランド、ディズニーシーの運営などを行うオリエンタルランドは、7月9日の会見で船旅を提供するクルーズ事業『ディズニークルーズ』への参入を発表。まずは、首都圏の港発着で2〜4泊のショートクルーズを、2028年就航を目指し進めていく。
オリエンタルランドは従来の日本籍クルーズ船の3〜4倍となる定員4000人規模の超巨大船を計画。年間乗客数は40万人を目指しており、これは現在の日本籍クルーズ船の年間11万人の約4倍という規模で、まさにクルーズ市場の黒船となる。米ウォルト・ディズニーのクルーズ事業は売上79億ドル(約1.2兆円)と売上の柱の一つとなっており、オリエンタルランドもそれに続けるか注目が集まる。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3afd3942bece6be20a717125e253ffa9a5b7760e

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03「JREバンク」

  • ■ JR東日本の銀行サービスが好発進
  • ■ オトクなサービスで囲い込みを狙う

JR東日本が楽天銀行のシステムを利用して提供するデジタル金融サービス『JREバンク』が、想定を超える申し込み件数で口座開設を一時ストップするほどの人気となった。
申し込み殺到の理由は、破格と言われるユーザー特典にある。運賃4割引の割引券や最大6,000ポイントのJREポイント、普通列車のグリーン車に乗車できるようになる「Suicaグリーン券」など、日常的にJRを利用する人にとって多大なメリットがある。JR東日本はJREポイントを利用した経済圏の確立を目指しているが、それに向けた大きな一歩となりそうだ。
【参考URL】
https://toyokeizai.net/articles/-/757155

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04「洗濯のアライさん」

  • ■ 洗って畳んでその日に届く
  • ■ 共働き世帯から高い支持

住友商事、白洋舎、TBWA HAKUHODOの3社が共同で日本初となる洗濯代行サービス『洗濯のアライさん』を発表した。利用者はLINEの専用アカウントから発注するシステム。洗濯物を専用バッグに詰めて自宅の玄関前に置くだけで、当日中には洗濯物が畳まれた状態で自宅まで届く。利用料は、1回あたり35リットルが入る専用バッグ1つ分、週1回の定期プランで2980円(税込み)。サービスの実証実験を行った渋谷区では、全体利用者のリピート率は52%、なかでもカップル世帯が68%と、共働きの世帯から高い支持を受けた。そこで新宿区、世田谷区にも事業を拡大、今後も段階的に他のエリアでも展開していくという。家事サービス業の市場規模が右肩上がりで拡大する現代。次は一体どんなサービスが登場するのだろうか。
【参考URL】
https://www.fnn.jp/articles/-/726363

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05「CO2を食べる自販機」

  • ■ 吸収剤が大気中のCO2をキャッチ
  • ■ サンゴ礁保全に役立てる実験が開始

アサヒ飲料は2023年から設置するだけで待機中のCO2を吸収する、通称『CO2を食べる自販機』の実証実験を開始している。仕組みは非常にシンプルで、商品取り出し口の裏側にCO2を吸収する粉末状の特殊剤が設置されており、これが大気中のCO2を吸収するという。自販機1台のCO2の吸収能力は、林齢約60年の杉20本程度の年間吸収量に相当する。CO2を食べる自販機は今年5月末の段階で100台が設置されており、回収したCO2は取り組みに賛同する企業と協力しながら、コンクリートなどの工業原料として活用されている。また今年7月からは沖縄県の伊良部島で、回収したCO2吸収剤を活用したサンゴ移植の実証実験がスタート。吸収材には炭酸カルシウムが含まれているため、サンゴの発育が促進される可能性があるという。サンゴ礁保全のための新たな取り組みに期待したい。
【参考URL】
https://forbesjapan.com/articles/detail/72265

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06「石丸構文」

  • ■ かみ合わないやり取りが話題に
  • ■ タレントのポストをきっかけに大喜利化

東京都知事選は現職の3選で幕を閉じた。そんな中2位と健闘したのが、前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏だ。そして今、この石丸氏の言動が『石丸構文』としてネットを中心に話題になっている。きっかけは都知事選開票特別番組でのコメンテーターとのやり取り。「また同じ質問ですか?」など質問に質問で返す「かみ合わない」やり取りがX(旧Twitter)で拡散されてトレンドに。そこにタレントのふかわりょう氏が「【心配】石丸さん、サブウェイ注文できるかな。」とポストしたことで「石丸構文」は大喜利化しSNSに拡がった。テレビ番組でのコメントによると、石丸氏はこれから自治体の首長を目指す活動を重視していくそう。「石丸構文」で上げた知名度をどう活かしてくのか、今後に注目だ。
【参考URL】
https://toyokeizai.net/articles/-/775410?display=b

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07「バーチャル高校野球」

  • ■ 高校野球の総合情報サイト
  • ■ すべての試合をライブ配信

毎年夏になると、高校野球児たちの活躍を楽しみにしている人も多いだろう。外出先でも試合の経過をチェックしたい高校野球ファンから選ばれているのが『バーチャル高校野球』だ。同サービスは朝日新聞社と朝日放送テレビが共同で運営する高校野球の総合情報サイト。地方大会から甲子園の決勝まで、動画中継や試合速報に加え、都道府県別のニュースや写真特集など、高校野球に関する様々な情報が掲載されている。この夏の「第106回全国高校野球選手権大会」もすべての試合をライブ配信。スマホ・PCでいつでもどこでも無料で楽しめるという。この夏、暑さでめげそうになったときはバーチャル高校野球をチェックして、輝く球児たちから元気をもらおう。
【参考URL】
https://www.asahi.com/corporate/info/14635878

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