これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

時流度チェック

01「メタバース投資」

  • ■ 仮想空間内での土地の購入が相次ぐ
  • ■ 人気のものは、わずか1秒で売れる土地も

コロナ禍により巣ごもり需要が増えたことで、働き方やエンターテイメントのあり方が自然と変化し、メタバースの拡大を後押ししたという。そんな中、盛り上がりを見せているのが、仮想世界に土地などを買う投資活動『メタバース投資』だ。
とあるオンラインゲーム内の土地は、暗号資産(仮想通貨)で売り買いされており、7900万円相当の値がつくものもあるという。その背景には、デジタル資産の所有権を明確にできるNFT取引が浸透し、デジタル資産の希少価値が上がってきたことが要因としてあるようだ。また、現実世界の企業もこぞってメタバースへの投資活動を始めており、ゲーム業界以外にもファッション、旅行業界なども続々とメタバース事業に参画し始めている。今後、メタバース事業を筆頭に、経済循環が活発化していくことに期待したい。
【参考URL】
https://globe.asahi.com/article/14609736

ページTOPへ

02「Twitter Notes」

  • ■ Twitterに長文投稿機能が登場
  • ■ 最大2500文字までの文章が投稿可能に

ニュースを閲覧するよりも、Twitterのトレンドを追う方が、いち早く情報をゲットできる時代となった。そんな世界的シェアを誇るSNSアプリ、Twitterの新機能が話題を呼んでいる。立ち上げ当初は、140文字までという投稿制限があったTwitter。2017年に280文字に拡大したが、より長い文章を投稿するにはスレッドを使う必要があった。そんな中、今回テスト提供されたのが、長文をTwitter上で共有できる新機能『Twitter Notes』。タイトルは100文字まで、本文は2500文字までの文章を投稿でき、現在は北米、英国、ガーナの少数のライターにのみ提供されているという。Twitterアプリ内で閲覧できるので、別コンテンツのリンクを告知ツイートしていたユーザーは、幅広く活用できるだろう。この長文投稿機能は、Twitterの影響力をさらに広げていきそうだ。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/23/news085.html

ページTOPへ

03「着るエアコン」

  • ■ 手のひらサイズのエアコン
  • ■ 猛暑対策&節電需要で、爆発的人気に

異例の早さで梅雨明けが発表された本年。その後、災害級の猛暑日が続き、電力不足が不安視されている。電力使用に気を配りつつも、涼しい環境作りへの需要が高まる中、爆発的人気を集めているのが、ソニーが開発した手のひらサイズのエアコン『着るエアコン』だ。同製品の正式名称は「REON POCKET」。首元に装着して、接触している体表面を直接冷やすことで、ひんやりとした体感が得られるというウェアラブルデバイスだ。本体操作は専用アプリで行い、COOLモードとWARMモードが設定できる。さらに、自動温度調節機能が加わった最新機種では、ターゲット温度に到達すると省電力駆動になり、無理に冷やさないよう適正温度を保ってくれるという。今後、活動的な若者やビジネスシーンだけでなく、高齢者のヘルスケアアイテムとしても注目が高まっていきそうだ。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2206/27/news178.html

ページTOPへ

04「ASMR動画」

  • ■ ここ数年で咀嚼音動画の人気が拡大
  • ■ インバウンドや地域進行の動きも多数

スマートフォンでの動画閲覧が当たり前となり、新たな動画ジャンルも次々と生まれつつある。若者を中心に人気を集めている『ASMR動画』もそのひとつだ。「ASMR動画」とは、聴覚や視覚からの刺激により心地よい・頭がゾクゾクするといった感覚が味わえる動画のこと。中でも咀嚼音の動画は、日本や韓国を筆頭に世界中でトレンドとなっている。さらに最近では、長崎県にある動植物園「長崎バイオパーク」のカバがスイカを丸ごと食べる動画が、1億6000万回以上も再生させるなど、人物以外の動画にも注目が集まっているようだ。このような世の動きから「ASMR動画」を活用し、外国人観光客の誘致や地域振興をするプロジェクトなども至る所で発足しているという。日本の魅力を世界に発信できる手段としても、「ASMR動画」は 今後さらに拡大を見せていきそうだ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220630/k10013695131000.html

ページTOPへ

05「ナノマシン」

  • ■ 体内の異変を感知し即治療
  • ■ ナノサイズの体内病院が医療を変える

以前は不治の病とされていたものでも、医療技術は日進月歩の発展による克服してきた。現在、次なる医療のブレイクスルーとして期待されているのが、大きさわずか50ナノメートルの『ナノマシン』だ。医療用ナノマシンはウイルスと同程度のサイズのカプセル形状をしており、内部に薬剤などを入れてそれを体内の狙った場所で直接作用させることが可能だという。
川崎市のナノ医療イノベーションセンターはその機能を生かし、ナノマシンが体内を巡り、身体の異変を早期発見して即治療するという「体内病院」の実現に向けた研究・開発に取り組んでいる。がんや脳腫瘍、アルツハイマーなど現代では治療が難しい病気も、ナノマシンが未然に対応する未来が訪れそうだ。
【参考URL】
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00561/00006/

ページTOPへ

06「G7気候クラブ」

  • ■ 気温上昇を1.5℃以内に抑えるパリ協定に向けて
  • ■ 先進国で省エネ・脱炭素の共通目標を設定

G7サミットは省エネなど脱炭素分野で共通の目標を導入することを念頭に置いた、『G7気候クラブ』の2022年末までの設立で合意した。2035年までに電力の大部分を脱炭素化するほか、先般欧州で合意がなされた2030年までに販売する自動車のEV車の切り替えも提示されたが、ハイブリッド車の主力商品として展開する日本の反対により、完全切り替えという目標は外された。
これらの取り組みは、今後G7だけでなく韓国や新興国などにも拡大する構想だ。しかし、世界の環境やそれに伴う経済活動の枠組みを先進国が決めることに対して、その他の国からの反発は以前から根強く、誰もが共に目指すことができる未来像を描くことはなかなか難しそうだ。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62145150Y2A620C2EP0000/?unlock=1

ページTOPへ

07「マルチビザ」

  • ■ 韓国旅行業界の観光客誘致が本格化
  • ■ 大打撃を受けたコロナ禍を乗り越えられるか

韓国法務部は日本、台湾、マカオからの渡航者向けに、1年以内なら90日まで何度でも入国可能な『マルチビザ』の発行を7月1日から開始した。6月1日に短期訪問目的のシングルビザの発行を再開していたが、需要急増でビザ発行までに時間がかかってしまい、旅行業界から求められてた改善に対応した形だ。
日本と同様、韓国で新型コロナウイルスの感染拡大により観光目的での入国を6月1日まで認めておらず、旅行業界や観光地は大きな打撃を受けていた。ビザ発行と観光客の入国許可に合わせて、入国者に対する隔離義務も解除。今後、観光の促進による経済活性化を狙っていく。しかし、現在日本でも感染が拡大しており、迅速な判断による入国管理を求められる状況は今後も続いていきそうだ。
【参考URL】
https://www.fnn.jp/articles/-/382018

ページTOPへ
ページTOPへ