これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「多国間主義」

  • ■ BRICS首脳会議で掲げる
  • ■ 反米色薄めに結束維持

ブラジル・リオデジャネイロで新興国グループ「BRICS」の首脳会議が開催され、『多国間主義』の死守を打ち出す宣言が採択された。人口・GDPともに世界の約半分を占める存在に成長した今、国際秩序への影響力を高めようという意思の表れと見られる。声明では、機能不全が指摘される国連安保理の改革にも言及し、アフリカや中南米諸国の常任理事国入りを後押し。一方で、反米一色には染まらず、インドなど親米国への配慮もにじむ。トランプ米政権が世界を振り回す中、中ロにも米国との対立激化を避けたい事情があったのだろう。グループ拡大により意見の違いが目立つが、それでも“多国間”という共通項を軸に結束を保とうとする姿勢は鮮明。分断が広がる世界において、対立ではなく調整を選ぶこの柔軟さが、新しい国際関係のモデルとなるかもしれない。
【参考URL】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025070700545&g=int&utm_source=piano&utm_medium=email&utm_campaign=8697&pnespid=4.6LwpYE47mW8LLrrhCtvqdM.xVIui54ihE3H1ovuFeVp94H0N3Yb50sXrWolLkGTAPun27v

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02「自転車青切符」

  • ■ 自転車の交通違反に反則金
  • ■ 歩道の走行についてルールを公表

2026年の4月から自転車の交通違反にも『自転車青切符』での反則金制度が導入されることが決定した。信号無視や逆走、ながら運転など、危険行為には最大1万2000円の反則金が科されることになる。歩道通行などの通行区分違反は6000円と決定したが、パブリックコメントで「車道を走るのが危険なので歩道を走行している」といった意見が多数寄せられたことから、基本的な考え方を整理して公表。自転車は原則として車道通行とする一方、13歳未満や70歳以上が運転する場合や、車道の交通量が多く事故の危険性が高い場合は歩道も通行できるというルールを示した。ただし、猛スピードで歩道を走るなどの“悪質行為”は青切符の対象になる。自転車ユーザーの安全への意識が問われる中、制度導入はマナー向上の一手となるか。まずはルールの周知が重要だ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250617/k10014837111000.html

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03「ローソン車中泊サービス」

  • ■ 千葉県内6店舗で予約開始
  • ■ キャンピングカー派にもうれしい仕様

ホテルや旅館に宿泊せず、自家用車の車中で寝泊まりしながら旅行する「車中泊」が数年前から静かなブームとなっている。自由さと手軽さが人気の理由だが、悩ましいのが宿泊場所だ。道の駅などを利用する人が大半だが、マナー違反によりトラブルが起きた施設も少なくない。そんななかコンビニ大手のローソンが、店舗の駐車場を活用した『ローソン車中泊サービス』開始した。今回は実証実験というカタチだが、千葉県内6店舗にて1泊2,500円から予約が可能に。冷たい飲み物や食事、トイレも24時間使える環境は、道の駅以上に快適と言えるだろう 加えて電源やゴミ処理サービスも完備されており、キャンピングカー利用者にも嬉しい仕様だ。車中泊に安心と利便性をプラスするこの取り組み。今後の全国展開に期待が高まる。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a129b82c027c38a66b6acbd32cca221f06719389

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04「ペルチェハンディファン」

  • ■ 冷却プレートで肌を直接冷やす
  • ■ 熱中症対策にも効果的

毎年記録的な暑さが続くなか、手持ちできる扇風機の「ハンディファン」はすっかり夏の定番アイテムになっている。ハンディファンのなかでも、とくにZ世代から人気を集めているのが『ペルチェハンディファン』。「ペルチェ素子」を搭載した冷却プレート付きのハンディファンで、スイッチを入れるとプレートが氷のように冷え、風と同時に肌を直接冷やすことができる優れものだ。首筋にあてるだけで一気にクールダウンができ、熱中症対策にも効果的だという。置き型やUSB充電に対応しているメーカーもあるので、外出先だけでなくデスクまわり使用する人も多いそうだ。風だけじゃない、新時代の涼しさを体感できる一台。Z世代にあやかって、暑がりのミドル世代も取り入れてはいかがだろう。
【参考URL】
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/iine/1525293.html

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05「ピックルボール」

  • ■ アメリカで最も競技人口の多い球技
  • ■ 新たなスポーツ文化として各国に発信

バドミントンのコートほどの広さで、穴開きのプラスチックボールをパドルというラケットでテニスのように打ち合うアメリカ発祥の新興スポーツ、『ピックルボール』の人気が凄まじい。初心者でもラリーを楽しめる競技性で若年層から高齢者まで幅広くプレーし、年1回以上のプレーヤー数は4,800万人を超えアメリカのスポーツ人口ランキングでバイク、ランニングに次ぐ3位に。
全米各地でコート整備やコミュニティの立ち上げが進み、プロリーグも活性化。その勢いを受け、アメリカ最大級のピックルボール施設ブランドである「The Picklr」の日本市場進出も発表された。今後日本でも多くの人が楽しむメジャースポーツになるかもしれない。
【参考URL】
https://nipponpickleball.com/articles/the-picklr-japan-announcement-2025

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06「スフィア」

  • ■ 壁面全面を覆うLEDパネル
  • ■ 今までにない圧倒的な体感で話題に

2023年10月にラスベガスにオープンした、内外の壁面がLEDディスプレイで覆われた世界最大の球状劇場『MSG SPHERE(スフィア)』。高さ112メートル、幅157メートルの巨大な建築は約3,400億円を投じて建設され、16K映像と16万個以上のスピーカーによる圧倒的な没入体験が評判となっている。
開業1年半を過ぎ、これまでにライブや映画、スポーツ、カンファレンスなど多様なイベントを開催し、ラスベガスの象徴的な施設として定着しつつある。その一方、2万人未満という少なめの収容人数から、観客が埋まっても興行的に赤字という状況も発生してしまっており、経営面の課題が出てきているという。各種映像で見るだけでも圧倒的な体験が得られそうな期待感を抱かせてくれる施設だけに、継続可能なモデルとなり、各国に水平展開することも期待したい。
【参考URL】
https://www.tiktok.com/@audrahigbie/video/7290399630771195166

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07「夏の福袋」

  • ■ 特別感で消費意欲を高める
  • ■ 冬の風物詩が夏でも人気に

お正月のちょっと贅沢な楽しみである福袋が、この時期に『夏の福袋』としても人気を集め、牛角やココス、モスバーガー、UCC上島珈琲などの飲食チェーンや高島屋など大手が続々と参入している。
お中元より手軽な価格設定で、ギフトだけでなく自分へのご褒美需要を満たすことで販売を伸ばしている。物価高で日常的な出費は極力削ろうという意識が高まる一方、「福袋」という分かりやすい形で特別感とお得感を訴求することが、消費意欲を高めているようだ。
【参考URL】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/900168544.html

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