これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「AIRくまモン」

  • ■ 人気の機内食「AIRシリーズ」第9弾!
  • ■ JAL×自治体=地域活性化なるか!?

熊本県のゆるキャラとして大人気のくまモンが、ついに大空へとはばたいた。モスバーガーや吉野家とのコラボレーションなど、企画色の強いJALの機内食「AIRシリーズ」。その第9弾として、初の試みとなる自治体とのコラボレーション『AIRくまモン』の提供が実現した。メインメニューは、熊本市の老舗中華料理店監修によるご当地グルメ・太平燕(タイピーエン)。パッケージはくまモンがモチーフのオリジナルデザインとなっており、料理の内容は熊本県の文化をふんだんに散りばめたものとして注目が集まっている。提供は成田発の国際線で、ニューヨークやロンドン、ヘルシンキなど世界各国への路線を対象としている。ご当地キャラクター・くまモンが、日本文化の世界進出に一役買うかもしれない。

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02「設備投資減税」

  • ■ 即時償却の拡充により設備投資を促進
  • ■ 投資をする余力がある企業には有効だが…

アベノミクスの柱となる政策である「三本の矢」。その中の一つである“成長戦略”に、新たな方針が打ち出された。それが税制面で企業を優遇し、投資を活性化させる『設備投資減税』だ。中でも具体的な施策として挙げられているのが“即時償却”。通常、企業が機械などを購入した場合、その購入費をすぐに全額減価償却することはできず、一般的に3~17年かかる。だがこの即時償却であれば、初年度に一括で会計処理を行え、手元に残るお金が増えるのだ。そうすることで、さらなる設備投資、つまり消費を呼び込み、日本経済全体を活性化させようというのがこの施策の狙いだ。ただ、余力がある企業にとっては投資につながるが、そうでない企業は投資をするより経営の安定を図りたいところ。この政策が企業全体の活性化、そして経済の成長につながっていくか、今後の動向に注視したい。

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03「bubi」

  • ■ 折りたたみ可能な携帯ボトル
  • ■ 驚きの機能が満載!

そろそろ夏本番。海や山に出掛ける計画を立て始める人も、多いのではないだろうか。そんな中、輸入雑貨販売会社アールオーエヌは、約7cmまで小さく折りたためるシリコン製の携帯ボトル『bubi』を発売。これまでにも折りたためる水筒はあったが、bubiは水を入れる以外にも幅広く使える点が話題になっている。まずハイグレードシリコン素材なので、冷凍と解凍を繰り返しても劣化しにくく、水を入れたまま凍らせて氷枕としても使用可能。また伸縮性があるため、飲み口部分を外すと、本体よりやや大きめのものも収納できる。そして、スマートフォンやデジカメなどを水濡れから守る防水バッグとしても便利だ。この夏は、見た目よし、機能性よしのこのボトルで、アクティブな夏にしてみてはいかがだろうか。

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04「冷やし食品」

  • ■ ここ数年で定着しつつあるブーム
  • ■ “熱々”を“冷え冷え”にする意味とは?

夏が近づくと食べたくなるのはやっぱり、そうめんや冷やし中華…いやいや、冷やしカレーに冷やしおでん!? 実はここ数年で『冷やし食品』ブームが定着しつつある。例えばお湯を注いだカップヌードルに氷を入れて食べるなど、本来熱々で食べるものをわざわざ冷やして食べる新スタイルの食品のことだ。一見珍妙に見えるこの食べ方だが、若者を中心に受け入れられているようだ。思い返せば、冷凍みかんや冷や汁、ざる蕎麦など、日本の文化にもともと冷やし食品はあった。四季を存分に楽しむ日本人だからこそ、気温だけでなく食品の温度差を敏感に察知して楽しむブームが生まれたのかもしれない。

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05「都市の大樹」

  • ■ 大阪に新名所誕生!
  • ■ 緑のカーテンならぬ緑のビル?

2013年6月、大阪の梅田に新名所が誕生した。その名も『都市の大樹』。日本初の円筒形超高層ビルである大阪マルビルの1~6階の壁面に緑化工事を行うという壮大なプロジェクトだ。大手建築企業が建築家・安藤忠雄氏の掲げる、大阪の街を緑でつなぐ緑化計画「緑の回路プロジェクト」に賛同し、実施された。1階のテラスには巨大な緑の壁を設置し、季節ごとに植物を植え替える予定だ。その巨大な壁の裏面には、“こて”を使って壁を塗り仕上げる職人・左官の挟土秀平氏による土壁が施されている。6階までの外壁にはツタが植えられ、7階以上は自然の力に任せて、いずれビル全体をツタで覆わせるそうだ。この壁面緑化をきっかけに、大阪マルビルに限らず大阪市全体が、エコの発信源となる存在へと成長できるのか注目したい。

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06「物価連動債」

  • ■ 5年ぶりの再開は景気回復の証拠か!?
  • ■ 日本の経済成長に欠かせないのは…

これもアベノミクスの成果なのだろうか。2008年10月以降にずっと停止していた物価連動債の発行が発表された。これは国債の一種で、元本の金額が物価指数に連動して増減するというもの。もともと2003年から導入されていたが、2008年のリーマンショック後、物価上昇予想の低迷で元本割れの恐れが高まり停止していた。株価の乱高下など、依然として不安定な状態が続く日本経済だが、民主党政権時代に比べれば景気回復という言葉を耳にする機会が増えたのも確か。今回の物価連動債の再開も人々のこうした期待感が後押ししていると言えるかもしれない。ただ、その景気回復の恩恵が一部の投資家だけではなく、市井の人々のお財布にもたらされない限り、本当の意味での日本経済の成長はあり得ないだろう。

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07「フラットデザイン」

  • ■ 移り変わりつつあるUIデザイン
  • ■ Appleの最新iOSにも採用され話題に

ディテールの表現にこだわり、陰影や立体感を出してボタンやテキストボックスを認識させるのが主流だったUI(ユーザーインターフェース)デザインに、新たな流行が生まれている。その名もフラットデザイン。大きな特徴は、余計な装飾物を取り払い、平面的かつシンプルに表現している点だ。MicroSoftのWindows8をはじめ、昨今のUIデザインのトレンドといわれている。加えて近頃ではAppleの最新版iOSである『iOS7』にて、フラットデザインが採用されたことが話題になっている。主な利点は、直線と面によるシンプルな構成のためロードが速い点や、画像の使用が少なくマルチデバイス対応に有利な点などだ。しかし一方で、立体感をおさえたフラットデザインでは、タッチ操作を基本とするスマートフォンやタブレット端末において直感的な操作ができるのか疑問の声もあがっている。UIデザインのトレンド・フラットデザインは、今後の主流として定着するのだろうか?

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