これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「スマート栽培」

  • ■ テクノロジーの力で野菜を栽培
  • ■ 都会での自給自足を可能に

テクノロジーにより農業を省力化・効率化する、スマート農業の市場が世界的に伸び続けている。特に海外で注目を集めているのが、種子や苗の仕入れから栽培、販売までをソフトウェアによって一括制御・管理する『スマート栽培』だ。
「スマート栽培」の大きな強みのひとつが、農地を垂直に積み重ね、小さなスペースで効率的に野菜を栽培する「垂直農業」が可能になることだ。広大な農地を必要としないため、スーパーや飲食店の店舗内でも、栽培から販売まで行えるようになるという。すでにヨーロッパでは普及しつつあり、日本でもこの夏から「紀ノ国屋」の店頭で導入が始まるそうだ。「スマート栽培」が一般的なものとなれば、都会の中での自給自足が成り立つ日が来るかもしれない。
【参考URL】
https://www.businessinsider.jp/post-208694

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02「ARナビ」

  • ■ ARを利用したナビゲーション
  • ■ 目的地へより視覚的に到着

位置情報などを使い、現在地から目的地までをリアルタイムで教えてくれるナビゲーション機能。近年では、AR(拡張現実)をナビゲーションに取り入れたサービス『ARナビ』が実用化されつつある。
「ARナビ」を起動すると、スマホのカメラを向けた先の現実空間を映し出した画面内に、目的地までの矢印などが表示され、案内が開始される。地図上での案内とは異なり、道なりを視覚的に確認できるため、よりスムーズに目的地へたどり着くことができるという。今まではテスト段階だったが、正式にリリースされるものも増えており、3月からは大阪メトロでもアプリの提供が開始された。駅構内からバスターミナルなどへの経路は複雑な事も多い。観光事業が重要になりつつある日本において、「ARナビ」の需要は今後も増えていくことだろう。
【参考URL】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1241087.html 

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03「ペインポイント」

  • ■ お金を払っても解決したい問題
  • ■ 新規事業のアイデアとして注目

市場全体が縮小傾向にある日本経済において、企業が生き残るためには、新しい収益の仕組みをつくる新規事業を興す必要がある。その際のアイデアとして、『ペインポイント』が注目されている。
「ペインポイント」とは、お金を払ってでも顧客が解決したい問題のこと。今までのビジネスは、顧客のニーズからアイデアを考えることが通例だった。だが、顧客ニーズから立ち上げるビジネスは「あれば便利」というレベルかつ、すでに多くの事例が存在するため競合が激しい。一方ペインポイントは、顧客にとって必要度が高い「解決しないと困る」問題であり、購買行動につながりやすいという。新しいビジネスの切り口を探す際、ペインポイントは大きなヒントになるだろう。
【参考URL】
https://www.finchjapan.co.jp/3984/

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04「シロセルフ」

  • ■ 化粧品ブランド「シロ」の新店舗
  • ■ 対面接客なしで商品を選べるデジタルストア

化粧品ブランド「シロ(SHIRO)」が、対面接客なしで商品を選べるデジタルストア『シロセルフ』をオープンし話題を呼んでいる。
「シロセルフ」は接客レス、パッケージレス、ジェンダー&ランゲージレスといった3つのレスを特徴とした店舗だ。手持ちのスマートフォンでサイトにアクセスすると、画面表示と音声で製品概要を知ることができる。商品を選択すると会計カウンターに情報が送信されるため、スムーズな会計が可能だ。また、外箱がない本体のみを選択すると「エシカル割」として3%オフで製品を購入できる。対面接客の苦手な人が立ち寄りやすいだけでなく、お得に製品を購入できる「シロセルフ」。今後このような店舗が増えていくことで、性別や国籍に関係なく気軽にショッピングを楽しめるようになることだろう。
【参考URL】
https://www.wwdjapan.com/articles/1052376

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05「フェムテック」

  • ■ 女性特有の健康問題を改善する技術
  • ■ 世界的に市場規模が拡大

妊娠・出産、生理や更年期など、女性ならではの健康に関する悩みは多岐に渡る。それらの悩みを解決する糸口として、近年注目を集めているのが『フェムテック』だ。
これは、女性特有の健康問題を改善し、生活をサポートする技術のこと。たとえば、母乳が出しやすくなるように、マッサージをしながら搾乳ができる機械や、生理用ナプキンの代わりに体内に入れて使用する月経カップなどがある。これらを「フェムテック」というキーワードで括ることで、性別に関係なく、よりオープンに議論できる環境が整うという。世界的に拡大しつつある「フェムテック」市場が、人々の快適な生活の一助となることに期待したい。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333361000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_004

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06「リテールテイメント」

  • ■ 小売と娯楽を掛け合わせた商業形態
  • ■ 新たな集客により売上アップが見込める

若者に限らず、ECを利用する層が年々増加しつつある。それに対抗する実店舗の施策として話題を集めているのが、小売(リテール)と娯楽(エンターテインメント)を掛け合わせた新たな商業形態『リテールテイメント』だ。
商品や品揃えだけではなく、サービスや売り方でプラスαの価値を提供するのが「リテールテイメント」の手法。買い物目的の来店客に加え、娯楽目的の集客も見込めるようになり、売上アップを期待できるのが最大のメリットだ。3月にリニューアルオープンした「Gap新宿フラッグス店」では、アパレル店舗内にカフェテリアを併設し、オリジナル刺繍のカスタムサービスを提供するなど、体験要素を組み入れている。このような、新たな消費者を引き付ける「リテールテイメント」の波は、日本の小売業態でも増々広がっていきそうだ。
【参考URL】
https://netshop.impress.co.jp/node/7371

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07「顔認証決済」

  • ■ 顔と確認用コードのみで認証を行う決済
  • ■ 今後は、一般利用客への展開も予定

近年、コンビニ各社は人手不足問題に対し、時短営業を取り入れるなど、様々な施策を打ちだしている。そんな中、セブン-イレブンの実験店舗にて『顔認証決済』の実証実験が開始された。
「顔認証決済」とは、セルフレジで商品代金を支払う際に顔と確認用コードで本人認証を行う決済手段のこと。専用アプリに顔写真やクレジットカード情報、確認用コードを登録しておくと、店舗でスムーズに会計ができるという仕組みだ。現在は社員向けに実証実験を行っているが、今後は一般の利用客への展開も予定している。また、利便性とセキュリティ向上のために、虹彩を組み合わせた認証を検討しているという。このような先端技術を活用することで、店舗の課題解決とともに、安心・安全で便利なキャッシュレス社会が実現することに期待したい。
【参考URL】
https://techable.jp/archives/119237

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