これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「オープンデータアイディアボックス」

  • ■ 有益なデータを公開して経済の活性化を
  • ■ 行政機関が国民からアイデアを受付!

今、経済状況が安定している諸外国の中では、
“オープンデータ”を活用している国も少なくないだろう。
“オープンデータ”とは、交通情報や気象情報から公共施設・都市計画情報まで、
行政や公共機関が保有する有益なデータを、
国民や企業が自由に利用できるサービスのこと。
行政の信頼性を図ると共に、経済の活性化が大きく期待できる。
この取り組みは世界各国で推進されており、日本では昨年7月にようやく始動。
さらに、サービスを運営する省庁はWeb上で
『オープンデータアイディアボックス』を開設し、
「どのようなデータが欲しいか」「どのようなルールにすべきか」などの意見を
国民から受け付けることで、より効果的な経済発展を目指している。
行政機関に直接意見できるチャンスはなかなかないので、
よりよい社会を築くために、
国民の皆様は積極的にこのサービスを利用してはいかがだろうか。

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02「YouTube Space Tokyo」

  • ■ 無料で使える本格スタジオ
  • ■ ロンドン、ロサンゼルスに続いて東京にオープン

隆盛を極めている動画コンテンツ産業。
その筆頭とも言えるのがYouTubeだが、
運営を行うGoogle株式会社が都内に本格的な撮影スタジオを開設した。
撮影スタジオのほかにレコーディングスタジオ、編集ルーム、
さらにはカフェスペースやラウンジなども完備している。
注目すべきはこれらの施設が無料で利用できるということだ。
使用には条件があり、利用者が制作したいコンテンツの企画を提出し、
YouTubeが許可する必要がある。
YouTubeには動画の再生前に広告を表示する機能があり、
人気の動画は1兆回も再生された実績がある。
有能なクリエイターが育つことで動画の再生回数が増え、
広告効果もアップするという目論みだ。
また、クリエイター達が集うことでコラボレーションの
きっかけとなることも期待されており、
アジア初展開となるこのスタジオから一体どんな作品が生まれるのか楽しみだ。

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03「カップヌードル保存缶」

  • ■ 長期保存可能なカップヌードル
  • ■ 3分でできるおいしさを3年間保つ

日清食品が備蓄用のインスタントラーメン『カップヌードル保存缶』を発表した。
インスタントラーメンは6ヶ月程の長期保存が可能で、
調理も簡単なことから災害時の支援物資として活用されてきた。
東日本大震災以降、食料備蓄への関心が高まったことから、
3年間の保存が可能な「チキンラーメン保存缶」と
「カップヌードル保存缶」を開発。
一部地域でのテスト販売では、自治体や企業などからも多くの問い合わせがあり、
インターネットでも数量限定発売することになった。
1つの缶に2食分封入され、1種類2缶ずつ計4缶セットで3,500円という価格だが、
発売1週間で600セットが完売という人気ぶりだ。
次回の販売は5月上旬を予定。
保存食のバリエーションとして、
この「カップヌードル保存缶」を加えてみてはいかがだろう。

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04「フルグラ」

  • ■ カルビー「フルグラ」がシリアル市場で独り勝ち
  • ■ 長期的なシェア拡大戦略が実を結ぶ

みなさんは朝食はご飯派だろうか、それともパン派だろうか。
実は意外と支持されているのが、
そのどちらでもないお手軽かつ栄養豊富なシリアルだ。
そのシリアル業界で、右肩上がりの急成長を見せているのが
カルビーの『フルグラ』。
普段シリアルを口にしなくても、名前くらいは……
という人が多いのではないだろうか。
そう、フルグラは、発売22年を迎える長寿商品なのだ。
それがなぜ、今になってブレイクしたのだろうか。
その背景にあるのが、長期スパンを見据えた販売戦略。
たとえば、ヨーグルトなどと合わせた幅広い食べ方を提案したり、
ドラッグストアやホームセンターでの試食を実施することで、
新たな販売チャネルを開拓してきたそうだ。
その結果として、シリアル市場で独り勝ちを収め、
ナンバーワンブランドとしての地位を確立したのだ。
つい目先の売上に囚われがちだが、
長期的な視点で販促を行うことが大切だという一例なのではないだろうか。

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05「100円商店街」

  • ■ 夢の100円商品で商店街を活性化!
  • ■ 全国のローカル地域にリピーター続々!

商店街の衰退が懸念される今日この頃だが、
もし、商店街の商品が100円だったら立ち寄ってみたいと思わないだろうか。
実は、すでにそんな商店街が全国各地で展開されているのだ。
NPO-AMP(特定非営利活動法人)が設立したこの『100円商店街』は、
2003年から徐々に増え続け、今や全国各地に95ヶ所という大規模展開に。
この取り組みは、各地域の商店街加盟店9割以上の参加を条件としているため、
お客様の滞在時間とリピーター率が必然的に上がるのだという。
ちなみに組織名のAMPとは、人の夢や希望を膨らまし実現できるようにと、
増幅器を意味するアンプから名付けられたのだとか。
リピーター率が高いこの事業を追い風に、さらなる地域改革を実現し、
地域の子供たちに夢を与えていってほしいものだ。

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06「キヌア」

  • ■ 世界の飢餓地域を救う食物として注目
  • ■ NASAがお墨付きを与えた穀物

大多数の日本人が毎日の食事に不自由のない暮らしをしているが、
実はこの地球上の8人に1人が慢性的な栄養不足、
つまり飢餓で苦しんでいるという統計がある。
こうした食糧不足の対策として、今、注目を集めているのが『キヌア』だ。
ボリビアなどの南米諸国がおもな生産国で、
アンデス地方で約7000年前から栽培されてきた歴史を持つ。
豊富な栄養が含まているのが特長で、
NASAも健康的な食べ物としてお墨付きを与えたこともあるという。
国連では、2013年を国際キヌア年として、その普及によって貧困の撲滅、
飢餓地域の栄養状態の改善に結びつけたい考えだ。
メタボやダイエットといった言葉が飛び交う贅沢な日常に飲まれることなく、
世界で生じている社会問題に広く目を向けることが大切だろう。

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07「友達削除」

  • ■ Facebookの“削除”は慎重に!
  • ■ 実生活に影響及ぼすワンクリック

“いいね!”と友人の投稿にクリック!
現在、利用者が約10億人にのぼる交流サイト
「Facebook」だが、いいことばかりではない。
Facebook上の友達をリストから削除したいときに使う
『友達削除』という機能が、今問題になっているのだ。
コロラド大学の大学院生たちの調査によると、
Facebookで「友達削除」をされた場合、
40%の人が現実の世界でその相手を避けるようになるという。
削除した主な理由は、「投稿内容がくだらない」
「ある一定の距離感を保ちたい」などがあるようだ。
一方、削除された人は、「自尊心を傷つけられる」
「機嫌が悪くなる」といった反応。
Facebook上の友達関係をどのように維持するかは人それぞれではあるが、
半数近くの人がこの『友達削除』を否定的に捉えている今回の結果。
慎重に行わないと、現実の人間関係に大きなひびが入ってしまうかも……。

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