これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「TOYOTA Concept-愛i」

  • ■ AI技術を自動車へ導入
  • ■ ドライバーの感情や嗜好を分析

近年、AI技術を活用した商品・サービスが次々と発表されている。そんな中、トヨタ自動車はAI技術をドライバーのコンディション分析に適用した小型電気自動車『TOYOTA Concept-愛i』シリーズを2017年東京モーターショーに出展することを発表した。
「TOYOTA Concept-愛i」は、移動以外の価値をドライバーに提供する「未来の愛車」がコンセプト。自動運転技術に加え、ドライバーの感情や嗜好を推定するAI技術を導入している。表情や動作、声色などから、運転中の覚醒度やストレス度合いを推定。運転継続の適性を判断し、自動運転モードへと切り替わる。また、眠気を感じているときは覚醒へ、過度なストレス状態の場合はリラックス状態へと誘導し、安全運転をサポートする仕組みも導入するという。今後技術が発展していくことで、生活により密着したAIの活用が期待できそうだ。
【参考URL】http://newsroom.toyota.co.jp/en/detail/14631005

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02「Siriusbot」

  • ■ 接客や在庫管理をこなすロボット
  • ■ 店舗以外での利用も期待

株式会社パルコが他社と共同で、商業施設や小売店等での業務に特化したロボット『Siriusbot(シリウスボット)』を開発した。
実証実験として池袋PARCOに設置され、館内の案内や棚卸の業務補助を行うという。案内モードでは館内施設に関する案内を2か国語で行い、走行モードでは実際にお客様をショップまで案内してくれる。さらに棚卸モードでは、商品に取り付けた電子タグをスキャンし、商品を識別することで、人の手を借りずに棚卸ができるという。このような技術開発が進めば、空港や駅ビル、観光施設など、訪日外国人の接客にも期待でき、倉庫での効率的な商品管理にも活用できる。今後ロボット開発が進むことで、これまでのライフスタイルに変化が生じていくこともありそうだ。
【参考URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000637.000003639.html

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03「データ・サイエンティスト」

  • ■ ビジネス課題をデータ分析を用いて解決
  • ■ 人材不足に引く手あまたと話題

今ではどんな企業であっても、事業戦略のためにさまざまなデータを収集している。膨大なデータは、未整理で不完全な状態のものが多い。そこで活躍するのが『データ・サイエンティスト』だ。
データ・サイエンティストは、統計学やデータ分析を駆使して膨大なデータを整理し、企業に必要な解析結果を導き出す業務を担当する。この仕事には、統計解析やITのスキルに加えて、ビジネスや市場トレンドなど幅広い知識が求められる。ビッグデータの概念が普及していく中で、データ・サイエンティストの業務内容は、今後も拡がっていく可能性が高い。また、データ分析力を持った人材を集めることが、ビジネス成功の大きな柱になりつつある今、データ・サイエンティストの採用や育成が重要になってくることは間違いないだろう。
【参考URL】http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53018

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04「レジ横」

  • ■ レジの横で販売している商品
  • ■ コンビニ各社のこだわりが光る

大手コンビニエンスストア各社は、売り上げの鍵を握る『レジ横』に力を注いでいる。
「レジ横」とはレジの横に置いてある商品を指す言葉で、冬場はおでんや中華まんなどの人気商品が並ぶ。おでんの具やつゆなど、こだわりの商品をアピールしたり、カウンターの長さを従来の1.5倍に変更して「レジ横」商品を多く並べるなど、各社が工夫を凝らした戦略を打ち出している。さらに、ローソンは冬の新商品としてホットミルクを発表。産地を指定してホットミルクを購入することができるため、女性やシニア世代など、健康志向が高まっている層をターゲットに据えているという。このように、今後も多額の収益を見込める「レジ横」にさらに注目が集まり、各社の競争は激化していきそうだ。

【参考URL】http://www.news24.jp/articles/2017/08/17/06370051.html

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05「睡眠負債」

  • ■ 睡眠不足の常態化
  • ■ 心身に悪影響を及ぼす恐れも

日本の働き盛りの世代に蔓延しているという『睡眠負債』。これは、米国スタンフォード大学の研究者が提唱した、日々の睡眠不足が積み重なり、心身に悪影響を及ぼす恐れのある状態を指す言葉だ。
この睡眠負債の蓄積は、本人も気付かないうちに、病気のリスクが高まったり、仕事のパフォーマンスが大幅に低下する可能性がある。この現状に対し、日本では質の高い睡眠時間を得るためのグッズや衣類の販売、アプリケーションの開発などの新しいビジネス分野が盛んになっている。さらに最近では、大人だけでなく子どもの睡眠負債も問題となっているという。不足している睡眠時間を補うことも大切だが、何より生活リズムの改善に努める必要がありそうだ。
【参考URL】
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO17970880S7A620C1000000?channel=DF200520160232

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06「自販機コンビニ」

  • ■ パンやおむすびを購入できる自販機
  • ■ 大手コンビニ各社が続々参入

生存競争の激しいコンビニ業界において、急増している販売形態がある。それが、自販機でパンやおにぎりなどの製品を購入できる『自販機コンビニ』だ。
自販機コンビニでは、セブンイレブンやファミリー的など、大手コンビニチェーン店でおなじみの商品を買うことができ、主な設置場所はオフィスや学校など。こういった、店舗を設置するほどではないが、小口の買い物需要が高い場所は「マイクロマーケット」と呼ばれている。このマイクロマーケットに注目した各社が、自販機コンビニの設置に踏み切ったという。オフィスや学校などに大手小売業界が進出する事例は今後も増えていきそうだ。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/13/news009.html

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07「スニーカー通勤」

  • ■ スポーツ庁が推進
  • ■ 健康増進・医療費削減を見込んで

増大する医療費を削減するため、政府は近年セルフメディケーションに力を入れている。スポーツ庁主導の、スニーカーで通勤し、自宅や会社の1駅前で降りて歩いてもらう『スニーカー通勤』キャンペーンもそのひとつだ。
2017年10月に2周年を迎えたスポーツ庁は、ビジネスパーソンのスポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指すプロジェクトを始動させている。運動不足を感じつつも、忙しくてスポーツをする時間の取れない働き盛り世代に対し、ウォーキングによる健康増進をうながすことが狙いだ。今後は各自治体や企業と連携し、プロジェクト普及に取り組んでいくという。通勤と言えば、スーツに革靴が常識だったが、従来のビジネス慣習も時代に合わせて変化していくのかもしれない。
【参考URL】https://news.yahoo.co.jp/byline/fukudamemori/20171004-00076442/

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