これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「リバタリアン党」

  • ■ 自由至上主義を掲げる米国政党
  • ■ ミレニアル世代からの支持拡大

2020年の大統領選挙に向け、米国では立候補者が続々と名乗りを上げている。そんな中、20年に最大の有権者集団となるミレニアル世代からの支持が拡大している『リバタリアン党』に注目が集まっている。
「リバタリアン党」は、自由至上主義(リバタリアニズム)を指導理念とした、民主党と保守党に次ぐ第3の政党。党員は少ないものの、近年大統領選の度に得票率を伸ばしているという。その背景には、インターネットや仮想通貨、ブロックチェーンなど、既存の国家の枠組みを超え発展するテクノロジーの存在と、リバタリアンの目指す「自由」との親和性が高いことがあげられる。現在は、多くの若者が従来の二大政党制に幻滅しているという調査もあり、ミレニアル世代が社会の中心となる中、大統領選挙に向けて今後の情勢に刮目したい。

【参考URL】
https://toyokeizai.net/articles/-/267247

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02「スターバックス リザー ブロースタリー」

  • ■ 焙煎工場併設のスタバ店舗
  • ■ 日本初・世界で5店舗目

サードウェーブコーヒーなど高級志向のコーヒー専門店が近年増加傾向にある。そんな中、焙煎工場を併設したスターバックスコーヒーの高級店『スターバックス リザーブ ロースタリー』の東京店が2月に中目黒にオープンした。
スターバックスは現在、「リザーブ ロースタリー」という高級路線の店舗を少しずつ展開しており、今回オープンした中目黒店はシアトル、ミラノ、上海、ニューヨークに続く世界5番目の出店。店舗デザインを有名建築家・隈研吾が手がけたことが話題を呼んだ。店内には高さ17メートルの豆の貯蔵庫があるほか、1階には大型の焙煎機があり、コーヒー豆の焙煎から袋詰めまでの過程を見ることもできる。オープン当日には1000人以上の客が訪れ、今後もちょっとした非日常感を楽しめる高級路線のカフェへの注目度は高まっていくだろう。
【参考URL】
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1152458.html

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03「タダヤサイ」

  • ■ 規格外野菜を無料でプレゼント
  • ■ 農家とお客さんを結ぶ

飲食店での廃棄ロス見直しの風潮など、食品にまつわる廃棄問題が近年、注目されている。そんな中、農家で余った野菜などを無料でプレゼントするウェブサービス『タダヤサイ』が注目を集めている。
味はいいのに形が歪んでいるなどで販売できない規格外野菜。そうした規格外野菜の無料プレゼントを広告として使い会員を集め、集まった会員に有料の野菜セットを販売するのがタダヤサイだ。どんな農家でも登録可能で、サイト上に農場の簡単な自己紹介を掲載できるので、良い商品や丁寧な対応を心がければ人気の農家として注目度も上がる。これをきっかけに商品や農家を知ってもらうことが運営会社の狙いだという。廃棄するはずだった野菜を活用し農家のプロモーションにつなげた極めて社会性の高いビジネスだと言えるだろう。
【参考URL】
https://www.tadayasai.com/

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04「アポ電」

  • ■ 電話を利用した詐欺の新手口
  • ■ 高齢化社会により被害増加

高齢者の一人暮らしが増加している世の中で、詐欺の手口が巧妙化している現状がある。最近、『アポ電』と呼ばれる電話を使った詐欺の新手口が話題となっている。
アポ電とは、親族や金融機関職員などを装い資産状況や現金の有無、家族構成を事前に探り、そこで得た情報を利用し金銭をだまし取る特殊詐欺のこと。犯人は指定場所で現金の受け渡しをするのではなく、現金を自宅に取りに来るという。警視庁は対策として、留守番電話の活用を推奨している。先ずは電話に出ずメッセージを確認し、電話をかけ直すことで知り合いかどうか判断することが有効だという。今後は「アポ電」の認知度を広げ、さらなる対策制度を導入していく必要があるだろう。

【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4195725002032019CC0000/

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05「アナログレコード専門店」

  • ■ タワーレコード初のアナログ専門店
  • ■ 音楽でもリバイバルブーム

近年「写ルンです」の再ヒットなど、かつての人気商品のリバイバルブームが起きている。そんな中、『アナログレコード専門店』「TOWER VINYL SHINJUKU(タワーヴァイナルシンジュク)」として、タワーレコード新宿店の10階がリニューアルオープンすると発表され話題を呼んでいる。
「TOWER VINYL SHINJUKU」は、アナログレコードのみ取り扱う店舗で売り場面積は約170坪。新品・中古レコードと合わせて約7万枚の在庫を予定しているという。最近では、スマホやPCにも接続できるアナログレコード用プレーヤーも普及しており、アナログの良さをデジタルでも手軽に楽しめる時代となっている。従来のレコードファンはもちろん、若い世代に向けて、アナログレコード専門店が新たなエンタメツールとして発展を遂げることを期待したい。

【参考URL】
https://tower.jp/store/news/2019/3/055001

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06「インプランタブル」

  • ■ 人間の体内に入り込むコンピューター機器
  • ■ 医療の面でも活躍が期待

近年注目を集めていた、顔や手首など、体の外側に装着して使うウエアラブル機器。しかし2020年以降はウエアラブル機器が一段と進化し、人間の体内に入り込んだ形で利用するコンピューターやセンサー『インプランタブル』機器が普及するという。
代表的なのは、「スマートコンタクトレンズ」や「デジタルメディスン」「ナノマシン(ナノボット)」など。例えば「スマートコンタクトレンズ」は、涙の量を計測して利用者の健康状態を調べたり、ARをレンズに映したりすることができるという。チップ入りの錠剤など、医療の側面でも注目されている「インプランタブル」。この技術が発展していくことで、医療やエンターテインメントなど、様々な分野での活躍が期待できそうだ。

【参考URL】
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/nc/18/122500088/122500002/

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07「遺伝子治療薬」

  • ■ 体内に遺伝子を入れて治療する薬
  • ■ 難病の治療にも有効か

日本で初めて、体内に遺伝子を入れて病気を治す『遺伝子治療薬』が承認された。
今年5月から登場する予定の、血管再生薬「コラテジェン」。アンジェスという日本企業により開発された薬で、重症の動脈硬化で血管がつまった足に、新たな血管を作ることができるという。糖尿病患者などに多い、閉塞性動脈硬化症などが対象とされている。また、スイス製薬大手が開発したがん治療に役立つ「キムリア」が承認されるなど、広がりをみせている。究極の医療と呼ばれ、難病と呼ばれる病気の治療が期待される「遺伝子治療薬」。高額な薬価など懸念点はあるものの、今後の医療の発展に一役買うことだろう。

【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41534410Q9A220C1MM8000/

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