これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「未来の工場」

  • ■ デジタル技術を駆使した工場
  • ■ 設備の電子化で生産を効率化

あらゆる業界の業務にデジタル技術が導入され、効率化が進んでいる。その中でも最も進んだ取組のひとつが、デジタル技術を駆使し生産ラインの形を大きく変化させた自動車工場、『未来の工場』だろう。
「未来の工場」は、ドイツのシーメンス社が展開している。実際の生産の設備やシステム、自動車などのデータを仮想空間に取り込みシミュレーションを重ね、製造の工数や時間を大幅に短縮する。自動車の生産ラインでベルトコンベアの代わりに無人搬送車を使うなど、さまざまな仕組みを取り入れているという。「未来の工場」という先例が、自動車生産のありかたに与える影響は、計り知れないものとなるだろう。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60064440V00C20A6TJ1000/

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02「ノーコード」

  • ■ コーディング不要でアプリが作れるサービスが増えている
  • ■ ビジネス用アプリの需要の高まりが背景

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、デジタルシフトを進める事業者が急増している。そんな背景から、コーディングをせずにデジタルアプリを作成できるサービスの需要が高まり、『ノーコード』というキーワードが存在感を増している。
コロナウイルス感染症は、サービスやモノの買い方にも大きな変化を与えた。これまで店頭販売が前提で、インターネットでの販路を全く必要としていなかった業界でも、ネットショップ開設を迫られるケースが増えているという。そこで、開発等の前提知識や、まとまった資金なしに独自のECサイトを持つことができるアプリ作成サービスへの注目が高まっているというのだ。これからも、「ノーコード」型のサービスは、大きく成長していく可能性があるだろう。
【参考URL】
https://coralcap.co/2019/11/no-code-startups/

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03「インクルージョン」

  • ■ ダイバーシティに続く概念
  • ■ 全ての従業員が仕事に参加する機会を持てる状態

「相違を認めた上で人材を活かす」という意味のキーワード「ダイバーシティ」が、組織運営において数年前から重視されはじめた。それに続く概念として、今『インクルージョン』という言葉が注目を集めている。
インクルージョンとは、英語で「包括」「包含」「一体性」という意味。ビジネスにおいては、企業内すべての従業員が仕事に参画する機会を持ち、それぞれの経験や能力、考え方が認められ活かされている状態を指す。少子高齢化が進み、労働人口の減少、企業の人材不足などが深刻化している日本社会において、多様な人材の能力を最大限発揮するための仕組みづくりは必要不可欠だ。これからの組織づくりにおいて、「インクルージョン」の視点を取り入れることが、重要になってくるだろう。
【参考URL】
https://www.kaonavi.jp/dictionary/inclusion/

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04「リモートオープンキャンパス」

  • ■ 受験生獲得のためのオンライン施策
  • ■ ワークショップなどを開催する動きもみられる

新型コロナウイルス感染症は、経済だけではなく学業に与える影響も大きい。そんな中、全国各地の大学でオンラインを活用した受験生獲得策『リモートオープンキャンパス』の導入がスタートしているという。
今夏に予定していた大学のオープンキャンパスの中止が相次ぐ中、受験を控える高校生に大学の学びを疑似体験してもらうために実施されている「リモートオープンキャンパス」。京都芸術大学では「みんなでぼっちゼミ」と称した芸術作品をつくるワークショップを開き、講師が動画配信サイトを通じて挙げた課題を生徒たちが自宅で取り組むといった形で開催されているという。他大学でも、オンライン個別進学相談会を開くなど、各地で遠隔対応の動きは拡大している。今後益々リモート体験の設備が整い、学生の視野拡大にも貢献していくことに期待したい。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60553890Z10C20A6TCL000/

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05「従業員シェア」

  • ■ 需要の増減に伴い、企業間で労働者を異動させる仕組み
  • ■ 雇用元企業との関係を維持できるのが特徴

新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業が人手不足などの問題に直面している。この危機を乗り越える施策として注目されているのが『従業員シェア』という手法だ。
「従業員シェア」は、人員過剰になった企業から人手不足の企業へ労働者を一時的に異動させる仕組みのこと。労働者は雇用元企業との関係を維持したまま別の企業で働くため、法的には出向の位置付けになるという。人手不足の小売業界、人手が余っている飲食業界の間では既に導入が開始されつつある。さらに、最近開設された企業間の人材マッチングサイトでは、需要が増加している遠隔医療やWeb会議システムを展開する企業の受け入れが目立っているという。このような仕組みが定着し、当たり前に人々の生活を支える術として機能していくのはそう遠くないかもしれない。
【参考URL】
https://dot.asahi.com/aera/2020061700049.html

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06「複合災害」

  • ■ 災害が重なり、より大きな被害が出ること
  • ■ 自治体、個人ともに対策が求められる

地形や気象条件などにより、他国と比較して自然災害が多い日本。今現在も、豪雨の影響で熊本や鹿児島を中心とした地域で甚大な被害が出ている。この状況で、支援とともに早急に検討すべきなのは『複合災害』への対応だ。
「複合災害」とは、先行災害からの復旧途上で別の災害が発生し、より大きな被害が発生することを指す。現状危惧されているのが、新型コロナウイルス感染症と豪雨や地震などの被害が重なることだ。全国の自治体も、感染症対策と並行した避難場所・避難所の準備をはじめているという。自治体の対応だけでなく、個人でできる対策が重要になる「複合災害」。感染対策を念頭に置いた避難グッズを用意したり、ハザードマップで自宅や職場が危険区域内にないか確認するなど、災害に遭った場合の行動計画を立てておく必要があるだろう。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20200613-00183166/

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07「エアリズムマスク」

  • ■ ユニクロ独自の素材で出来たマスク
  • ■ 店舗やオンラインで売り切れ続出

新型コロナウイルス感染症対策として、外出時は必須アイテムとなっているマスク。そんな中、ユニクロの『エアリズムマスク』が販売開始後、品切れ状態となり話題を呼んでいる。
これは、ユニクロ独自のエアリズム素材でつくられたマスクのこと。高い防御性能を実現するため独自の3層構造を採用し、表側の「メッシュ素材」と内側の「エアリズム」の中間に、「高性能フィルター」を内蔵しているという。マスクとしての防御性能、洗濯可能、つけ心地という3つのポイントを押さえているだけに、人気を博している「エアリズムマスク」。店舗やオンラインで購入できなかった場合も、当面の間は毎週50万パック(150万枚)を継続生産予定なので安心だ。海外でも展開予定の「エアリズムマスク」が、今後コロナ渦の心強い見方となることに期待したい。
【参考URL】
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/airism-mask/

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