これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「チャットコマース」

  • ■ チャットボットで注文から決済まで完結
  • ■ ECでも実店舗のように会話が楽しめる

コロナ禍により対面でのやり取りを避け、注文から決済まで全てオンラインで済ませたいというニーズが高まっている。そんな中、チャットで買い物や問い合わせ全てを済ませるEコマース『チャットコマース』が急速に広がっている。
「チャットコマース」の核ともいえるのが「チャットボット」だ。チャットボットとは対話型のプログラムで、顧客が入力した文章の意味を読み取り、自動で適切な返信を行う。顧客は自分の都合の良いときにメッセージを送ることができるため、コミュニケーションのハードルが低い。また、通常のECサイトでは購入ボタンを押して終わりなのに対し、チャットコマースでは実店舗のように会話を楽しむこともできる。顧客のニーズに細やかに対応できるチャットコマースが、ECサイトのトレンドになっていくことは間違いないだろう。
【参考URL】
https://aixdesign.goo.ne.jp/column/chat-commerce/

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02「コロナ罰則」

  • ■ 感染症対策の実効性を高めるための刑事罰
  • ■ 患者に罰則を課すことの是非が問われる

感染症の予防や、感染症患者に対する医療措置について定めた法律、感染症法。この感染症法を改正し、感染者が入院勧告に反した場合や虚偽の申告を行ったりした場合などに、懲役や罰金を科す『コロナ罰則』を盛り込むことが検討され、物議をかもしている。
「コロナ罰則」は、新型コロナウイルス感染症対策の実効性を高めるために検討された。具体的な内容としては、都道府県知事による入院措置の拒否や、入院先から逃げ出した場合、1年以下の懲役か100万円以下の罰金を課すという。しかし、患者個人に罰則を与えることは人権の侵害にあたる、罰則の導入で検査そのものへ忌避感が高まるのではという指摘もある。感染拡大を防ぐため、法律が国民の行動をどこまで制限するべきなのかという観点から、どのような形で議論が決着するか注視していきたい。
【参考URL】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/81817

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03「エクモカー」

  • ■ 人工心肺装置を装着した患者用の緊急搬送車
  • ■ コロナウイルス感染拡大を受け配備が進む

再び感染者数が急増している新型コロナウイルス感染症。そんな状況をうけ、コロナウイルスの重症患者にも対応できる設備を備えた医療用車両『エクモカー』の配備が進んでいる。
「エクモカー」の「エクモ」とは、新型コロナウイルス感染症の重症患者に使われる人工心肺装置のこと。エクモの操作には専門の知識が必要で、近隣の病院では設備が無かったり対応できるスタッフがおらず、第一波の際は遠くの病院まで患者を運ぶケースが相次いだと言われている。「エクモカー」は、このエクモを装着したまま患者を搬送できる車両で、昨年から急ぎ配備が進められてきた。コロナ禍が依然収束しない情勢において、今後ますます重要な存在になっていくだろう。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200723/k10012530001000.html

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04「エコラップ」

  • ■ 繰り返し使える自然素材の食用ラップ
  • ■ 100%生分解性のため使用後は土へ戻せる

昨年、レジ袋の有力化がスタートし、「脱プラ」を進める動きが拡大している。日常で欠かせない、ポリエチレンなどのプラスチックラップフィルムにも、サステナブルな代替品が普及し始めているという。
それは『エコラップ』と呼ばれる、みつろうとオーガニックコットンでできた食用ラップ。野菜の切り口に巻いたり、おにぎりを包んだり、お皿の蓋に被せたりと、従来のラップフィルムと同等に使用できる。冷水で洗って自然乾燥させれば繰り返し利用できるとともに、100%生分解性のため使用後は土に戻すことが可能だという。このような商品が拡大すれば、「脱プラ」がさらに浸透していくのも、そう遠くはないだろう。
【参考URL】
https://acowrap.jp/

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05「ミルクティー同盟」

  • ■ 中国に対抗する、タイ・香港・台湾の若者の同盟
  • ■ SNS上でお互いにエールを送り合う

近年、アジア各国で若者の政治に対するデモ活動が相次いで行われている。そんな中、タイ・香港・台湾の若者が国境を越え、『ミルクティー同盟』という同盟を結成したという。
「ミルクティー同盟」は、共産主義の中国を批判する人たちが結束したSNS上の同盟のこと。練乳入りの紅茶やタピオカミルクティーなど、いずれの地域も独自の紅茶文化が盛んなことから、名付けられたと言われている。「ほほえみの国」とも呼ばれるタイでは、首相の辞任や王制改革を求める大規模デモが行われており、それを知った香港・台湾の若者がSNS上で応援メッセージを投稿。さらに、中国政府が統制を強める香港で声を上げ続ける若者に声援を送り合うなど、各国同士でお互いに高め合っているという。「ミルクティー同盟」がどのように発展していくのか、今後も注視していきたい。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210112/k10012809581000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_141

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06「脱・ゆでガエル経営」

  • ■ 現状の安住から脱却するための経営方針
  • ■ 成果主義の導入などで社内の新陳代謝を促す

近年産業界では、温暖化ガス排出の実質ゼロを目指すなど、環境に配慮した対応が迫られている。変革に迫られる中、三菱ケミカルホールディングスでは『脱・ゆでガエル経営』を目指し、初めての外国人社長が誕生する。
「脱・ゆでガエル経営」とは、現状に安住するという意味の「ゆでガエル」から脱却するための経営方針を指す。同社では、工場現場も含む成果主義や、ジョブ型雇用、退職支援制度の導入を進めていくという。急速な改革には戸惑う声も上がっている。その一方で、「脱・ゆでガエル経営」により社内の新陳代謝を促し、現状から飛躍することができるのか。今後に注目したい。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ00027_U0A201C2000000?unlock=1

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07「テイクアウトロッカー」

  • ■ インターネットで注文し、専用ロッカーで商品を受け取る
  • ■ 感染症対策に有効な非接触サービス

新型コロナウイルス感染症対策の一環として、飲食店で『テイクアウトロッカー』の導入が進んでいる。これは、インターネットで注文した商品を、店舗に備え付けられているロッカーで受け取るサービスのこと。
たとえば大手回転寿司チェーンの「スシロー」では、スマホで商品を注文し、決済を行うとQRコードが送られてくる。それをロッカーにかざすだけで、店員と接触することなく商品を受け取ることができるという。また、個人経営の飲食店でも同様のサービスが広がり始めている。「テイクアウトロッカー」を店先に設置することで、通行人の興味を引くといった効果もあるようだ。緊急事態宣言が続く中、飲食店の経営を行うためには非接触のサービスが鍵を握ってきそうだ。
【参考URL】
https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/20210118/index.html

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