これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「Wolt」

  • ■ フードデリバリーサービスに新風
  • ■ 「おいしく食べる」を持続可能な社会につなげる

Uber Eatsを筆頭にコロナ禍の外食制限を受けて利用者数を伸ばし続けるフードデリバリーサービス。しかし、労使問題やサービスの質など事業形態の課題も多く聞かれるようになった。そんな中注目を集めているのが、食に関する環境問題や労働環境を改善し、サステナビリティを重視するフィンランド生まれのフードデリバリーサービス『Wolt』だ。
環境に優しい容器やカトラリーをレストランへ提供したり、フードロスに配慮したレストランとの提携を進めるなど、利用者、飲食店、配達員そして環境のすべてに対しての持続性を意識して展開している。広島から始まったサービスも現在では全国に広がっており、今後環境意識の高まりに合わせて、さらに利用者を増やしていきそうだ
【参考URL】
https://news.livedoor.com/article/detail/20331277/

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02「電子市民」

  • ■ 市民か市民以外かだけではない
  • ■ 新たな地域と住人の関係性

石川県加賀市が日本初のe-Residencyプログラムとなる「e-加賀市民制度」を発表。加賀市で生活する法令上の市民とは異なり、電子上の市民として通常の市民に準じる官民のサービスを受けられる『電子市民』の募集を開始した。
加賀市は温泉地として多くの観光客を集めていたが、近年ではその数も減少し、人口の減少と合わせて対策を迫られていた。電子市民として加賀市の魅力に触れる機会を増やし、オンライン・オフライン両面で市のアピールを進めていくことになる。観光客の回復や移住増加につながるか注目していきたい。
【参考URL】
https://jp.techcrunch.com/2021/05/15/kaga/

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03「こども庁」

  • ■ 待ったなしの少子化対策の新組織
  • ■ 日本式縦割り行政の打破を目指す

従来の縦割り行政ではなく子どもに関するあらゆる制作を統合的に担当する、『こども庁』の新設に向けた準備室がまもなく立ち上がる。かねてから喫緊の課題であった少子化がコロナ禍で更に加速したこともあり、こども庁の提言から準備室立ち上げまで性急な動きとなっている。
現在の少子化対策はあまり効果を上げられていないという振り返りの元、政策や予算を一元管理し少子化対策を強力に推し進める組織として期待される。一方で幼保一元化は見送りが決定しているなど骨抜きの組織になるのではという懸念も有り、今後の動向が注目されている。
【参考URL】
https://www.asahi.com/articles/ASP636F5YP63UTFK01D.html

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04「ファスト映画」

  • ■ 映画のストーリーを無断でまとめる違法動画
  • ■ 映画会社などが法的措置を検討

YouTubeで『ファスト映画』の投稿が急増し、問題視されている。これは映画会社に無断で、1本の映画を10分程度にまとめて、ストーリーを明かす違法動画のこと。
著作権法に違反する疑いがあるにも関わらず、映像や静止画に字幕やナレーションをつけて公開し、広告収入を得ているのだ。本編を観てもらえなくなる可能性があることから、1年で950億円余りの被害が確認されたという。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、巣ごもり需要が高まったことで「ファスト映画」の投稿が増えたと考えられている。著作権を持つ映画会社などの団体は、投稿者の特定を進め、法的な措置も検討しているという。視聴者側も、「ファスト映画」が違法だという認識を持ち、再生を避ける必要がありそうだ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210620/k10013094761000.html?utm_int=all_side_ranking-access_005

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05「電話リレーサービス050」

  • ■ 耳が聞こえない人との電話を通訳のオペレーターがつなぐサービス
  • ■ 事前登録をすれば、24時間365日利用が可能

7月から始まる『電話リレーサービス050』が話題を呼んでいる。これは、耳が聞こえない人(聴覚や発話に困難がある人)と聞こえる人の電話を、通訳のオペレーターがつなぐ公共サービスだ。
事前に「050」で始まる専用の電話番号を発行すれば、利用することができる。手話通訳を介したテレビ電話や、文字のチャットを通じたサポートを受けられるという。サービスを実施するのは、国の指定を受けた「日本財団電話リレーサービス」だ。警察や消防などへの緊急通報を含め、24時間、365日利用することができる。行政手続きや緊急時の通報など、電話を使う必要がある場面での活躍が期待できそうだ。耳が聞こえない人と通話をする際に、通訳のオペレーター経由で電話がかかってくる可能性があることを覚えておいたほうがよいだろう。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20210609.html

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06「ごみ拾いSNS「ピリカ」」

  • ■ ゴミ拾いに感謝を伝え合うSNS
  • ■ 清掃ルートの最適化にも活用

環境問題への関心が高まる中、とあるSNSアプリが注目を集めている。それが、ゴミ拾いへの感謝をシェアしあうサービス『ゴミ拾いSNS「ピリカ」』だ。
この「ピリカ」では、落ちているごみを撮影して投稿する。ユーザーはその投稿に対して感謝の気持ちを伝え合ういう仕組みとなっている。これまでごみを拾っても、誰かに感謝されることはなかった。しかし、ゴミ拾いの活動を見える化することで、感謝を受け取れたり、地域ボランティアに参加するきっかけになっているという。また、スマホで撮影した動画から、ごみの種類や数量、位置情報を解析。どのエリアにごみが集中しているかがわかるマップが作成され、清掃ルートの最適化にも役立っている。自治体や企業でも採用されているということで、今後もゴミ拾いの感謝の輪は広がっていくことだろう。
【参考URL】
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/business/fnn-197385.html

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07「ペットテック」

  • ■ ペットの見守りや健康管理をIoTで実現
  • ■ ペットグッズの市場規模は1兆6000億円

健康管理にIoTを活用する取り組みが広がる中、ペットの見守りや健康管理にIoT技術を活用する『ペットテック』の商品が次々と登場しているという。
たとえば家にペットを残して外出しても、スマホでリアルタイムに様子を確認できるカメラや、散歩をさせるとルートが記録され、消費カロリーを計算してくれる犬用タグなどがある。ペットの関連グッズの市場規模は年々拡大しつつあり、1兆6000億円にものぼると言われている。ペットを飼う家庭が増え、家族として大切にしたいと感じる人も増えていることから、今後も「ペットテック」は広がっていきそうだ。
【参考URL】
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/blog/bl/pX6P8EQjK4/bp/pEK349XbBE/

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