これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「Yahoo!マート」

  • ■ 専用倉庫でユーザーが直接買い物
  • ■ クイックコマース事業者初の試み

「Yahoo!マート by ASKUL」は、出前館のサービス上で、アスクルが販売する食料品や日用品を注文すると、最短15分で商品を届けるクイックコマース(即時配達サービス)だ。
このたび、「Yahoo!マート」の専用倉庫を活用し、消費者が直接買い物できる来店型店舗の運営がスタート 。現在、都内の3拠点が来店型に対応している。今後は店内で調理したから揚げやコロッケなど総菜の注文にも対応する予定だという。ユーザーの買い物体験に新たな選択肢が追加され、利便性はさらに向上しそうだ。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/22/news057.html

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02「だけ弁当」

  • ■ あえておかずが1つだけの弁当
  • ■ SNSで話題になり累計194万食を突破

ローソンストア100が、「好きなものだけを堪能したい」というニーズに応える弁当として、あえておかずを1種類にした弁当 シリーズ「だけ弁当」を販売している。価格は1個200円(税込216円)で、これまで「ウインナー弁当」、「ミートボール弁当」、「のり磯辺揚弁当」を販売。
「こういうので良いんだよ!」「子供の頃の夢が叶った!」などSNSでの声も人気を後押しし、「だけ弁当」はシリーズ累計194万食を突破した。2022年6月には、シリーズ第4弾としてタルタルソースがたっぷりかかった「白身フライ弁当」と、「ウインナー弁当」と同じウインナーがまるごと入った「ウインナーおにぎり」が同時発売。ローソンストア100で見かけた際はぜひ。
【参考URL】
https://store100.lawson.co.jp/newentry/topics/detail/1454044_5006.html

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03「青春って密」

  • ■ 優勝インタビューでコロナ禍の高校生にエール
  • ■ 流行語大賞入りを予想する声が多数

第104回全国高等学校野球選手権大会では、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)を破り、東北勢として悲願の初優勝を果たした。各校選手たちの活躍も印象的だったものの、それと同じくらい胸が熱くなったと話題になっているのが、仙台育英野球部を率いた須江航(すえわたる)監督の優勝インタビュー での言葉だ。
須江監督は「青春ってすごく密なので。でもそういうのは全部ダメだダメだと言われて」と、涙をにじませながらコロナ禍における選手たちの葛藤に言及。この「青春って密」という言葉が感動的だと話題を呼び、SNSでは流行語大賞ノミネートを予想する声が多数上がった。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c4259b1fd0f6a63d004d20ac08d4f2ed24e7cc

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04「デジタルウェルビーイング」

  • ■ IT主要各社がユーザーのスマホ中毒を懸念
  • ■ スマホの使用習慣を見直すためのアプリも

用もないのについスマホを開いてしまう。誰にでもこんな経験があるだろう。こうした“スマホ依存”への対策として、IT系主要企業が取り組みを始めているのがデジタルウェルビーイングだ。デジタルデバイスを健全に使用し、心身ともに健康な状態であることを意味する言葉 で、この言葉が初めて紹介されたのが、2018年に開催された「2018Google I/O」。Google社CEOのサンダー・ピチャイ氏が基調講演で「今後はデジタルウェルビーイングが重要になってくる」と述べ、Androidの設計思想にデジタルウェルビーイングのプラットフォームを取り入れることを発表した。現在、Androidには「Dash board」、Appleには「Screen Time」とデジタルウェルビーイングを促進する機能が搭載されている。こうした機能をうまく活用し、ちょうどいい距離でスマホと付き合っていきたいものだ。
【参考URL】
https://www.vision-net.co.jp/morebiz/digital_well-being

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05「TICAD(ティカッド)」

  • ■ 世界中が大注目のアフリカ
  • ■ 日本は独自の立ち位置を築けるか

『TICAD』は1993年に日本政府が国連と連携してスタートした、日本とアフリカの経済を主とした関係性強化、開発援助についての国際会議。その第8回目となる会議が8月27日からアフリカで実施された。アフリカが世界中から注目を集める要因は「国数」「資源」「人」と言われている。アフリカには国連加盟国の3割近くを占める国数があり、天然ガスや石油などのエネルギー、金やダイヤモンドなどの金属、半導体の製造に欠かせないレアメタルなど天然資源の宝庫だ。また、人口は現在約14億人(世界人口の18%)で2050年には24億人(世界の約1/4)を超えると推計されており、その平均年齢は18.7歳(日本は48.7歳)。 世界中がアフリカとの関係性を強めようとする中、TICADは日本のプレゼンスを高める重要な役割を担っているようだ。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2022/08/26/24853.html

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06「時間貧困」

  • ■ 共働き夫婦の女性8割が該当
  • ■ 少子化解消に向けた負担削減急務

夫婦共働きの増加により、子どものケアや余暇に充てる時間が平均を下回る『時間貧困』の家庭が、6歳未満の子どもを育てる家庭で増加化している。6歳未満の子どもがいる世帯では1日平均8時間を家事・育児・介護・買い物に使っているが、共働き世帯の約32%がそれだけの時間を確保できない時間貧困に当たり、その中でも妻の時間貧困割合は約81%にものぼる。主要因は「有償労働(仕事・学校)」の長さにあり、G7で日本は最長。一方で「家事・家族のケア」「睡眠・食事・休息」「社会・文化活動・スポーツ」に充てる時間はG7最短という調査結果がある。海外では収入と時間はトレードオフとされ、ある程度の収入がある家庭は家事・育児の外注を積極的に行っているが、日本では浸透していない。子どもを産み育てることが「つらいこと」という状況・意識を変えていかなければ、少子化が進む一方になるのは避けられず、改善を期待したい。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD085UB0Y2A700C2000000/

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07「CLT」

  • ■ ウッドショックで国産木材に熱い視線
  • ■ 森林大国として木材自給率上昇を狙う

世界的な木材の供給不足、価格急騰のウッドショックにより、今まであまり活用されてこなかった国産木材が注目を集めている。日本は国土の約7割が森林に覆われているが、木材の自給率は4割程度で輸入に頼っているのが現状だ。それを打破する可能性を秘めているのが、板の繊維を交互にクロスするように何重にも張り合わせて作る木材パネル『CLT(Cross Laminated Timber)』だ。日本語では直交集成板とも呼ばれる。CLTを床と天井に使った住宅の製造では、原木調達から加工、住宅のパーツ製造までを工場でまとめて対応することで、100平方メートルの住宅価格で新築住宅の平均よりも20%程度価格を抑えることができるという。現在はまだ平屋のみの利用で、販売も九州の一部に限られているが、日本中に広がれば木材の安定供給に加え、国内林業の活性化も期待できそうだ。
【参考URL】
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220826c.html

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