これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「インクルーシブ社会」

  • ■ 多様性を認め合い、共生していく社会
  • ■ SDGsを実現する上での重要課題

近年掲げられているSDGsの17の目標を実現する上で、深く関わってくるのが『インクルーシブ社会』である。インクルーシブ社会とは、障がいの有無や国籍、年齢、性別などに関係なく、違いを認め合いながら共生を目指す社会のこと。同じような意味合いで「ダイバーシティ」という言葉があるが、多様性を受け入れる状態が「ダイバーシティ」なのに対し、個性を尊重しながら共生していくのが「インクルーシブ社会」だ。教育、社会インフラ、防災、経営など、様々な場面で取り組みが推進されているが、まだまだ環境整備が追いついていないことも課題のひとつのようだ。全ての人がインクルーシブ社会の理解を深めるとともに、早めの対処が必要な教育現場、女性や障がい者雇用などは、国を挙げた整備を行う必要があるのだろう。
【参考URL】
https://sdgs.kodansha.co.jp/news/knowledge/42229/

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02「アニふる」

  • ■ アニメ関係に特化したふるさと納税サイト
  • ■ ふるさとチョイスと、BS日テレが提携

人気アニメの舞台となる地域では聖地巡礼を観光施策に盛り込むなど、地域活性化にコンテンツが活用されつつある。そんな中、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクとBS日テレが手を組んだ、アニメ関係の返礼品に特化したふるさと納税サイト『アニふる』が開設された。これまでも、各地域がアニメ作品とコラボした返礼品に、寄付金が多く集まっていたという。そこで今回、最新アニメ作品はもちろん、「ラブライブ!」や「新世紀エヴァンゲリオン」などの人気作品を過去に放映したBS日テレと意見が一致し、提携に至ったようだ。現在、58の自治体と連携し、189品の返礼品を掲載している。アニメ関連のこのようなサービスが拡大することで、地域創生はさらに活発化していきそうだ。
【参考URL】
https://ouen.anifuru.jp/

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03「リカバリーウェア」

  • ■ 疲労回復を目的とした衣類
  • ■ 元々はアスリートなどが愛用 

ここ数年の間で、スリープテック市場では相次いでサービスが登場し、活発化を見せている。そんな中、着ているだけで身体の疲労回復が期待できる特殊なウェア『リカバリーウェア』が話題を呼んでいる。
元々はアスリートなどが着用していたリカバリーウェア。大きく分けると、着圧タイプと、特殊素材によって疲労回復を図る非着圧タイプの2種に分類される。また、「一般医療機器」の認証取得商品は、第三者機関により測定し、厚生労働省に届出しているため、よりリカバリー効果の期待できる、安心商品であるという。最近では、ゆったり素材のパジャマから下着やレギンス、リストバンドなど、様々なブランドから商品展開されており、市場の盛り上がりが見受けられる。今後、さらに身近な存在になる日も、そう遠くはなさそうだ。
【参考URL】
https://do-gen.jp/recovery-wear/

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04「クランチロール」

  • ■ 海外を拠点とする、日本アニメ配信サービス
  • ■ 海外での劇場公開などにも成功

いまや世界的にも人気が高まっている日本のアニメ。その鍵を握っているのが、ストリーミングサービスの拡大だろう。中でも注目なのが、アメリカに本社を置きながら、海外で日本アニメの配信を展開するサービス『クランチロール』だ。
2006年にスタートした「クランチロール」だが、当初は著作権侵害状態が続くなどで低迷していたという。しかし、2008年にテレビ東京などと提携を交わし、コンテンツを合法的に提供できる体制に整備。その後、2020年にソニーが1222億円という巨額での買収を発表した。そして現在、有料会員数1000万人、無料会員数1億人超を抱える巨大サービスに躍進し、劇場アニメ配給やイベント開催、グッズ販売やゲーム開発など多方面でも事業を成功させている。ここから発信される日本のアニメの可能性は、計り知れないものになりそうだ。
【参考URL】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64080377e4b018d7c56dd31d

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05「OpenAI」

  • ■ 人類の将来はこの企業が握っているかも
  • ■ 話題沸騰のAI開発最前線

これまでの働き方を一変させる可能性が高く、ニュースで目にしない日がないというほど話題が沸騰しているAIサービス。その中でも最も拡大している、ChatGPTの開発を行うのが『OpenAI』だ。
OpenAIは当初技術的にオープンな非営利法人としてAI関連プロジェクトを進めていたが、AIによるあまりに自然な文書生成などが早期に実現されたため、悪用を避けるため技術公開を限定。そんな中、主要な投資を行ったのがMicrosoftで、数十億ドル規模の投資を過去に数度行い、今年には推定100億ドルとも言われる継続的な投資を発表。早速自社の検索サービスBingにGPT-3を組み込み、Googleが独占する検索市場に挑戦を始めた。今後の人類史に大きな影響を与えることは確実なAIとOpenAI、そしてMicrosoftの動向から目が離せない。
【参考URL】
https://xrcloud.jp/blog/articles/business/4992/

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06「一人乗り超小型EV」

  • ■ EV車普及の突破口となるか
  • ■ 原付きバイク感覚で利用できるお手軽EV

世界的に見てもHV車・PHV車が強く、EV車の普及で遅れを取っている日本。購入や維持費が高く、運用のための適切なインフラも整っていない状況で普及の突破口となるかもしれないのが、EV車でありながら原動機付自転車に分類され、車検や車庫証明が不要というお手軽さが魅力の『一人乗り超小型EV』だ。EVは充電一回当たりの走行距離が短い欠点があるが、一人用途では主に近所の買い物などがメインとなり自宅で充電できるためデメリットとはなりにくく、高齢者や、ガソリンスタンド不足が起きている地方などでの需要が見込まれている。また、太陽光発電の普及に合わせた蓄電池としても利用ができ、災害への備えにもなる。大手自動車メーカーも開発に参入しており、今後加熱していきそうなカテゴリーと言えそうだ。
【参考URL】
https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/11/04/000022

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07「Apple銀行口座」

  • ■ 新たな主力事業となるか
  • ■ Appleが進めるフィンテックへの参入

Appleは自社のクレジットカードサービスである「Apple Card」の利用者向けに、普通預金口座となる『Apple銀行口座』の提供を開始した。口座の管理・運用はゴールドマン・サックスが行い、預金金利は4.15%と全米平均の10倍近い高水準となっている。主力となるiPhoneやMacBookの販売が低調のなか、Appleは今年に入ってBuy Now Pay Later(後払い)形式の新決済サービス「Apple Pay Later」をスタートせせるなど、既存顧客やプラットフォームを活用したフィンテック部門への注力が見て取れる。現在アメリカでは銀行破綻が立て続けに起きており、今後他業種の巨人の参入により金融業界にさらなる動きが起こっていきそうだ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/861e8a2342b19eff1a1c70331c2eaafbaa007a24

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