01「ポケポケ」
- ■ 中高生が熱中
- ■ ポケモンカードがスマホアプリに
ポケモンカードをスマホアプリ化した「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケモン・トレーディング・カードゲーム・ポケット)」、通称『ポケポケ』が中高生の間で流行している。カードのコレクションや対戦という従来のポケモンカードの魅力がオンラインでより手軽に楽しめるアプリとして人気となっている。人気を集める一方でアプリ内には様々な課金要素があり、のめり込みすぎには注意が必要なアプリでもあるようだ。まだリリースされて半年程度しか経っていないため、今後はよりユーザーフレンドリーな仕組みで利用を伸ばしていくことが期待されている、注目のゲームだ。
【参考URL】
https://school-guardian.jp/useful/popular-app/?doing_wp_cron=1739781194.2388920783996582031250

02「宇宙水道局」
- ■ 衛星データとAIでインフラ管理
- ■ 日本の喫緊の課題への貢献に期待
埼玉県八潮市の道路陥没事故から大きな注目を集めることとなった水道管の老朽化。今後全国でも同様の事態が起こると言われる中、水道管の老朽化リスクを衛星データで可視化する『宇宙水道局』が注目されている。
従来の点検作業は人手に頼る必要があったが、衛星データとAIを活用することで劣化リスクを解析し、問題の発生しそうな水道管を特定することができるという。それにより、リスクの高い箇所から優先的に対応し、リスクの低い管については無駄な交換を避けることで、限られた予算内での効率的な管理にもつながる。自治体や水道関連企業からの問い合わせが急増し、点検の労力やコスト削減によるインフラ維持への貢献が期待されている。
【参考URL】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900018316.html

03「恐竜学部」
- ■ 国内初の恐竜学部開設
- ■ 進む恐竜王国のブランディング
日本で最も多くの恐竜化石が発掘され、「恐竜王国」としてブランディングを進める福井県の福井県立大学が、2025年4月に国内初となる『恐竜学部』を開設する。それに合わせて学生向けマンション「白亜紀ダイナ荘」も建設予定で、各部屋には「ティラノサウルス」などの恐竜の名前が付けられるという。キャンパス近くに発掘現場があり、1年次から実際の発掘作業に参加することができる予定だ。カリキュラムは恐竜に関する内容だけでなく、その基礎となる古生物学や地学、地層学、さらにはCTスキャンやドローンの活用など最新のデジタル機器も活用し、卒業後は多様な分野で活躍可能な人材の育成を狙う。地域起こしと学びが結びついたユニークな事例と言えそうだ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/06acee2dc251e6efec32d39e651bd1ba2dbf8627

04「グリーンスローモビリティ」
- ■ 地域を支える新たな移動手段
- ■ 持続可能な地域づくりを促進
『グリーンスローモビリティ(グリスロ)』が今、時速20キロ未満で走行する低速電気自動車(EV)を活用した、新しい交通手段として注目されている。とくに公共交通が不足する地域や高齢化が進むエリアの移動支援として期待されているほか、観光地や商店街など徒歩での移動が多いエリアでも活用が進めば、地域経済の活性化に繋がる可能性がある。さらにグリスロは自動運転技術との相性が良く、ドライバー不足の解消や運行コストの削減にも期待ができる。導入には充電インフラの整備や交通ネットワークの再構築が不可欠だが、自治体・企業・住民が協力しながらモデルを確立することで、持続可能な地域づくりを促進する鍵となってくれそうだ。
【参考URL】
https://spaceshipearth.jp/green_slow_mobility/

05「ティラノサウルスレース」
- ■ 競うのではなく楽しむことが目的
- ■ レースの内容は主催者次第
『ティラノサウルスレース』は、ティラノサウルスの着ぐるみを着て走るユニークなレースで、近年、日本各地で開催されるようになっている。発祥はアメリカとされ、国内では「日本ティラノサウルス保存会」が初めて開催した。このレースの最大の特徴は、明確なルールがないこと。走る距離やスピードに制限はなく、歩いても、ゴミ拾いをしながらでもOK。つまり速さを競うのではなく、楽しむことが目的のレースなのだ。実際に日本各地でさまざまなスタイルのレースが誕生している。たとえば北海道ではジャガイモをおたまに乗せて運ぶレースが、沖縄では砂浜をコースにして走りづらさを楽しむレースが開催された。誰もが気軽に楽しめるティラノサウルスレースは、人と人とを繋げる新しいエンターテインメントの形と言えるだろう。
【参考URL】
https://www.parasapo.tokyo/topics/111247/amp

06「二日酔い休暇制度」
- ■ 当日の朝に申請が可能
- ■ ユニークな休暇制度が続々登場
働き方が多様化するなかで、休暇制度も進化を遂げている。その一例が『二日酔い休暇制度』。飲み過ぎた翌日に休める制度で、当日の朝に申請できるという柔軟さが特徴だ。また個人の事情に配慮した休暇として「失恋休暇」や「推し休暇」を採用する企業も。失恋休暇は年齢によって取得日数が異なるユニークな仕組みで、精神的なリフレッシュを目的としているという。一方、推し休暇はアイドルのライブのために休みが取れる制度で、なかには遠征費の補助を出す企業もあるというのだから驚きだ。さらに社会の動きに対応した「ワクチン休暇」も広がりつつあり、従業員の健康を守りたいという企業の意図が伺える。あらゆる業界で人材不足が叫ばれている昨今。優秀な人材を獲得したいのなら、こうした休暇制度を柔軟に作らざるを得ないのかもしれない。
【参考URL】
https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202107060650/detail/

07「AIPC」
- ■ AIで進化した次世代のPC
- ■ ますます便利な機能に期待
AIPCとは、AI(人工知能)専用のプロセッサ(NPU: Neural Processing Unit)を搭載し、AI処理に最適化されたPCのこと。従来のPCと比べて、処理の高速化や省電力化が実現され、よりスマートな使い方が可能になるという。たとえばAIPCはオンライン会議でのノイズキャンセリング、リアルタイム翻訳、画像や動画の自動補正といったAI処理をローカルで実行できるため、クラウドを介す必要がなく、動作の快適性やプライバシー保護の面で優れている。すでにIntelの「Core Ultra」やAMDの「Ryzen AI」などのプロセッサがAIPC向けに開発され、今後はOSやアプリにおいてもAI機能を活かした最適化が進むと予想される。つまりAIPCは単なる高性能PCではなく、AIによってユーザーの作業を効率化する次世代のPC。パソコンは今、AIとともに新たな進化の時代を迎えている。
【参考URL】
https://www.yec.ne.jp/column/trivia/lcm_20250205
