これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「特務機関NERV(ネルフ)」

  • ■ 国内最速の災害情報サービス
  • ■ 一瞬の差で救われる命のために

アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する架空組織の名を冠した、SNSの防災情報アカウントが『特務機関NERV』だ。運営元のゲヒルン社は、災害通知を国内最速で提供するアプリ「NERV防災」も運営。気象庁やエヴァンゲリオンの版権元である株式会社カラーからの承認も得て、広告や課金は行わず運用費の一部を支援者で補いながら日々改良を重ねている。災害時は情報で救われる命がある。創設者の石森大貴氏が震災の無力感から「1ミリ秒でも早く情報を届ける」ことを目指して誕生した一連のサービスは、多くのSNS登録やアプリDLを成し遂げ、今や日本の防災インフラの一端を担っている。
【参考URL】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202503nerv-team

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02「SD(セーフドライバー)カード」

  • ■ 安全運転のご褒美
  • ■ お得なカードを知っていますか

1年以上無事故・無違反のドライバーが交付手数料670円を支払うことで取得できる『SD(セーフドライバー)カード』が注目を集めている。カードを提示すると、観光施設やガソリンスタンド、生活関連の小売店などで割引や優待が受けられるが、実際の利用はかなり少なく存在自体を知らない人が多いのが現状だ。しかし物価高も続くなか、生活の負担を少しでも軽減しようとカードの発行申請件数が伸びているという。カードを管理する自動車安全センターは、今後のさらなる活用を目指し、優待を利用可能な店舗の増加を進めている。安全運転を意識することに具体的なインセンティブがあるのは、社会的にも大きなメリットとなりそうだ。
【参考URL】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/900020160.html

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03「男性活躍推進条例」

  • ■ 進む女性の社会進出と活躍
  • ■ 今度は男性の家庭内活躍を目指す

広島県は共働きが増加している昨今にあっても、家庭内の家事育児の負担が女性に偏っている現状を受け、男性の家事育児への参加を促すための『男性活躍推進条例』の制定を表明。家庭生活での男性の活躍推進についての基本理念を定め、県、県民、事業者それぞれの役割も明確にし、男女問わず社会全体で協力して子育てを行う「共育て」の推進を目指す。1月に行われたアンケートでは家事育児の分担に「満足」していると回答した割合は男性9割に対し、女性は6割にとどまったという。なお、都道府県レベルでこのような条例が制定されるのは初とのことで、自治体レベルからも子育て支援や男女平等の実現に向けた動きが盛り上がっていくきっかけとしても期待したい。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250210/k10014718671000.html

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04「EXPOホンヤク™」

  • ■ 大阪万博向け多言語翻訳アプリ
  • ■ 日本語を含む30言語に対応

4月13日(日)から開催される2025年日本国際博覧会(略称「大阪万博」)では、言語の壁を超える新たな試みとして、TOPPANホールディングスが提供する多言語自動翻訳システム『EXPOホンヤク™』が導入される。スマートフォンなどの端末に「EXPOホンヤク™」アプリをインストールすると、音声やテキストをリアルタイムで翻訳可能に。約30言語に対応し、会場内のデジタルサイネージや案内表示とも連携することで、外国語が分からなくてもスムーズに情報が得られる仕組みだ。さらに、AI技術を活用することで、専門用語や関西特有の表現も自然に翻訳が可能。海外からの来場者との言語・文化を超えた交流の促進も期待できそうだ。「EXPOホンヤク™」は現在、App StoreおよびGoogle Playで公開中。精度や使い勝手が気になる人は、試してみては。
【参考URL】
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/auto-translation/

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05「さがるまーた」

  • ■ 絵本を“体感”する雑誌
  • ■ 絵本や創作を愛する人たちへ

2023年11月30日の「絵本の日」に、絵本雑誌『さがるまーた』が講談社から創刊された。はじめて絵本に触れる子どもから、絵本が好きでたまらない大人まで、幅広い世代を対象としたオムニバス絵本雑誌。創刊号となるVOL.1には、第一線で活躍を続ける作家やアーティスト15名が集結し、描き下ろし絵本や記事、とじこみ付録など、多彩な表現が一冊に詰め込まれている。誌名である「さがるまーた」はエベレストのネパール語名で、直訳すると「海の頭」という意味。深い創作の海から、長い時間をかけて生まれる「頭」、つまり作品を、山脈のように連ねたいという編集者の想いを込めたそう。切ったり、シールを貼ったりといった紙の雑誌ならではの楽しみも満載で、まさにコンセプト通りの、「絵本を“体感”する雑誌」になっている。現在はVOL.2まで発刊中。
【参考URL】
https://cocreco.kodansha.co.jp/special/sagarmatha

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06「呼吸するクッション」

  • ■ 呼吸誘導型のロボットクッション
  • ■ 抱きかかえるだけでリラックス

『呼吸するクッション』の「fufuly(フフリー)」は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げるユカイ工学株式会社が開発・発売した、抱きかかえて使う新感覚のクッションだ。見た目は真っ白い雲のような、不思議でかわいいデザイン。しかし実は内部に呼吸誘導型のロボットを内蔵しており、独自の技術で膨らんだりしぼんだりしながら、まるで生き物のように呼吸する機能を持つ。このクッションを抱きかかえ、リズムに合わせて呼吸すると、自然と呼吸が深くなり、リラックス状態に導かれるという。ちょっと一息つきたいときはもちろん、呼吸が浅くなりがちな仕事中や、寝つきにくい夜にも効果的だとか。ストレスが溜まりやすい現代社会。癒しをくれる新感覚のクッションはギフトにしても喜ばれそうだ。
【参考URL】
https://fufuly.jp/

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07「ストレスチェック義務化」

  • ■ 3年以内に全企業で義務化
  • ■ メンタルヘルスリスクを早期に発見

今年3月、政府はすべての企業に『ストレスチェックを義務化』する方針を打ち出し、「労働安全衛生法」の改正案を閣議決定した。これまでは従業員50人以上の事務所のみが対象だったが、今後は小規模事業所にも対象を拡大。年に1回、質問票への回答を通じて心理的な負担を測定し、高ストレスと判定された従業員には、産業医との面談を促す。小規模事業所ではプライバシー配慮などが課題とされていたが、精神疾患による労災が増加傾向にあることから、対策強化が求められていた。施行予定は、法改正の成立から3年以内。施行はまだ少し先の話だが、自分の心の声に耳を傾けることは今すぐに始めたいもの。心が疲れたと感じたら、一人で抱え込まず、まずは医師などの専門家に相談しよう。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e8b37ef269271be526ad6b89ce669e1d904d831

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