01「モフリン」
- ■ AIでペットロボ市場が再加熱
- ■ 有料のアフターケアサービスも好調
カシオ計算機が、手のひらサイズでモルモットのような外見をした、撫でたり話しかけたりといったコミュニケーションを通して成長をするAIペットロボット『モフリン』を発売。2020年にクラウドファンディングで先行販売を行ったが、当初想定の30倍を上回る申込みから一般発売に踏み込んだ。価格は59,400円で昨年11月の発売からすでに7,000台以上を販売している。育て方次第で性格が形成されるため、飼い主との深い絆を築くことができるという。メンタルヘルスの不調が増加する昨今、ペットロボは日常の癒やしや他者との寄り添いという面での心のケアとしても注目されており、今後のさらなるAIの高度化などと合わせて市場の拡大が期待されている。
【参考URL】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1630447.html

02「MUSIC AWARDS JAPAN」
- ■ 日本の音楽を世界へ
- ■ 音楽界の総力を上げたアワードが登場
「アジア版グラミー賞」を標榜し、音楽主要5団体が協力した国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』の第一回が5月21、22日に開催された。80年代シティポップの世界的ブームやアニメコンテンツを機にファンを増やしている日本の音楽を、世界に開かれたマーケットとする取り組みの一環となっている。ゲストとして細野晴臣(YMO)や矢沢永吉といった従来の日本の音楽シーンを牽引したミュージシャンが登場し、主要部門ではCreepy Nuts、YOASOBI、藤井風、Mrs.GREEN APPLEなど現在世界でも注目を浴びるミュージシャンがタイトルを獲得。近年のアジア音楽界ではK-POPの世界的ムーブメントが著しいが、日本市場からそれを上回るような曲やミュージシャンの登場にも期待したい。
【参考URL】
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01063/00010/

03「ダークウェブ」
- ■ 急増する証券口座の乗っ取り
- ■ ログイン情報はアンダーグラウンドで流通
ネット証券の口座乗っ取り被害が急増。フィッシング詐欺に加えて、ブラウザに保存されたIDやパスワードを盗み、第三者に送信するマルウエア「インフォスティーラー」が新たな脅威となっている。流出した情報は通常の検索エンジンではアクセスできない匿名性の高いネット領域で、違法取引の温床となることもあるダークウェブで売買されていることが判明した。調査では、10万件超の証券関連情報がダークウェブで流通していることが確認され、ログイン情報や暗証番号まで含まれており、証券会社は二段階認証の緊急徹底を行うなど対応を急いでいる。個人だけでなく企業でも社員の端末感染から情報が流出する恐れがあり、ネットセキュリティの抜本的な見直しが企業個人を問わず求められている。
【参考URL】
https://www.asahi.com/articles/AST5Q2BWWT5QULFA00SM.html

04「ミッドライフ・クライシス」
- ■ 40代前後に訪れる「中年の危機」
- ■ カウンセリングも有効
40代前後になると、自分の人生を振り返り、「このままでいいのだろうか」と不安を感じる人が多い。こうした心の揺れは『ミッドライフ・クライシス』と呼ばれ、直訳すると「中年の危機」。自然に自分の中で整理がつき、また前向きになれる人がほとんどだが、なかには一人で悩み続けるうちに不安が深まり、うつ病などの心の病につながってしまう人やアルコール依存症になってしまう人もいるという。40代に差し掛かり、モヤモヤを感じはじめたら、運動や新しい学びを取り入れたり、カウンセリングを活用したりするのもひとつの方法。焦らず、騒がず、今の自分と丁寧に向き合おうことが大切だ。「ミッドライフ・クライシス」を乗り越えた先に、人生の後半をより豊かに過ごすためのヒントが見つかるかもしれない。
【参考URL】
https://www.uraraka-soudan.com/column/92

05「デジタルアドレス」
- ■ 7桁の英数字だけで荷物が届く
- ■ 面倒な住所入力が不要に
日本郵便が新たに導入する『デジタルアドレス』は、7桁の英数字で荷物の届け先を指定できるインターネット向けサービスだ。たとえば「ABC-1234」のような番号を入力するだけで、自宅に荷物が届く仕組みで、住所や郵便番号の入力ミスを防げるのが大きな特長。この番号は個人にひも付けられ、引っ越しても番号は変わらない。「ゆうID」に登録した住所を更新すれば、同じ番号で荷物の受け取りが可能になる。ネット通販やフリマアプリなどでの利便性が格段に高まるため、今後の普及が注目されているが、まずは今月中に郵便局の専用アプリから運用がスタートする予定。面倒な住所入力の手間が省けるこの仕組み、今後のスタンダードになっていきそうだ。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/13d768f399f9103091c13d760c1f00ff42f29902

06「マチの本屋さん」
- ■ ローソンの書店併設型店舗
- ■ 雑誌のみならず幅広く展開
ローソンがトーハンと連携して展開する書店併設型店舗『マチの本屋さん』は、書店のない地域に本を届ける新たな取り組みだ。食品や日用品といった通常の品ぞろえに加えて、約20坪のスペースに約7000タイトルの書籍を展開。雑誌中心だった従来のコンビニとは異なり、文庫、小説、ビジネス書、児童書など幅広く取りそろえているのが特長だ。さらに各地の特色を活かした「ご当地本コーナー」も設置されており、地域に根ざしたラインナップも魅力。利用客からは「思った以上に書店部分が広い」「本の多さに驚いた」「近隣に本屋がなくて助かる」といった声が上がり、地域の反応も上々のようだ。書店の閉店が続くなか、読書文化を支える新たな存在として注目を集めているコンビニ。ローソンは全国100店舗の展開を目指しており、今後の広がりが期待されている。
【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2505/19/news010.html

07「ゼネコンがつくったしおゼリー」
- ■ 必要な塩分をおいしく補給
- ■ 要望が寄せられ一般販売を開始
三和建設と岩瀬コスファが共同開発した『ゼネコンがつくったしおゼリー』は、建設現場の熱中症対策から生まれた機能性ゼリーだ。炎天下でも「つい食べたくなる」を目指し、マスカットやライチなど全5種の味を展開。スティック形状で携帯しやすく、1日4回の休憩にあわせて塩分が補給できるように設計されている。必要な塩分とともに、美容成分や紫外線ストレスに配慮した成分も配合。ニューアルでは疲労回復に役立つBCAAも追加され、さらにパワーアップした。まさに、工場建設の現場から生まれた商品である「ゼネコンがつくったしおゼリー」。一般販売を機に、業界の枠を超えて幅広いユーザーから夏の“お守りアイテム”として静かな支持を集めている。
【参考URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000041672.html
