これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「キヌア」

  • ■ 食糧問題の改善の一役!
  • ■ NASAに認められたスーパーフード

現在、世界の飢餓人口は約8億5千万人だと言われている。そんな世界的課題を解決してくれるのではないかと、南米発祥の食物『キヌア』が、最近日本でも人気を集めている。
キヌアとは、タンパク質や食物繊維、カルシウムなどの様々な栄養価が高い穀物のこと。高地や乾燥地、土壌が劣悪な環境下でも栽培・収穫が可能なことから、世界各国で浸透しはじめている。また、宇宙食として認定されたことを機に、世界的に認知され、日本でも健康食やダイエット食としても注目されている。“スーパーフード”と呼ばれるこうした食物が、今後身近なものとして定着し、食糧問題改善の糸口になることを期待したい。

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02「佐川ママ」

  • ■ 積極的な女性活用
  • ■ 新たなビジネスモデルの確立なるか

アベノミクスの成長戦略の一環として、企業による「積極的な女性活用」の項目を掲げてから久しい。そんな政策に則した雇用形態に、呼応するように『佐川ママ』が誕生した。
佐川ママとは、大手運送会社佐川急便で宅配要員として働く主婦のこと。自宅から半径3キロ圏内で、自転車か徒歩で配達をしてもらうという新たな試みだ。従業員側は生活圏内での仕事なため、長距離移動や長時間労働を避けられることも主婦にとって嬉しい利点だろう。こうした企業と従業員のお互いのメリットが合致して、新たなビジネスモデルが確立されることは、日本経済にとっても好影響を与えるに違いない。

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03「小型トラック免許」

  • ■ 「普通」と「中型」の間に免許新設
  • ■ 若年層の流通業界への就職増ねらう

現在、車両免許は18歳で取得できる普通免許(5t未満)、20歳で取得できる中型免許(5t以上11t未満)と大型免許(11t以上)の3つに区分されている。そこに新たな小型トラック用として、18歳で取得できる3.5t以上7.5t未満の車両を対象にした『小型トラック免許』が新設される。
その背景には、流通業界の若年ドライバー不足がある。運搬トラックには中型免許が必要であるため、若年層の運転できるトラックが存在しなかったが、新設されるこの免許によって、若年トラックドライバーが大幅に増える見込みだ。若年のドライバーには事故が多いというデータもあるが、試験・講習の強化により事故対策を行う予定。新制度によって流通業界にどんな変化が起こるのか、雇用・安全の両面から注目されている。

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04「MRJ」

  • ■ 半世紀ぶりの純国産ジェット機
  • ■ 格安航空会社の増加が背景に

純国産としてはおよそ半世紀ぶりに開発された小型ジェット機『MRJ(Mitsubishi Regional Jet)』が、受注を開始した。これは三菱航空機が国からの援助を受け、車に並ぶ日本の主要輸出品の1つにするという意気込みで開発したもの。格安航空会社の増加に伴い、今後小型ジェット機の需要増大が見込まれる中、MRJは燃費の良さを売りに世界へ売り込みをかけている。
開発には三菱航空機だけではなく、国内の大小様々なメーカーが部品供給や共同開発の形で関わっているだけに、MRJの成功は国産メーカー全体の願いになってきた。しかし、安価な競合機の存在もあり、受注は当初の期待を下回る状態だという。燃費効率・安全性を売りに巻き返しなるか。久しぶりの国産ジェット機の成功に、期待が集まる。

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05「Yahoo!
エンディング」

  • ■ 人生最後のサービス!?
  • ■ インターネット上でも“終活”を支援

残された人のことを想い、生前から死後の準備を進める“終活”をする人が増えている。そんな中、ヤフーがインターネット上で“終活”を支援する『Yahoo! エンディング』というサービスの提供を開始した。
このサービスは、自身が亡くなったときに備える「生前準備」を含め、「葬儀手配」、「相続・遺言」などのコンテンツで構成されている。また、利用者が亡くなったことを確認するため、公的証明書を基にするという独自の方法が実現された。これにより、生前に利用していたYahoo! の機能停止や、データの削除も行ってくれる。終わりを意識することで、“今”をより輝かせて欲しいというライフスタイルを提唱するYahoo! エンディング。故人と見送る方のつながりが“終活”を通して、どのように変化していくのだろうか。

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06「ポモドーロ
テクニック」

  • ■ イタリア式時間管理術
  • ■ 25分単位で一つの作業に集中する

短時間の集中作業をくり返すことで、仕事を効率的にこなす、イタリア発『ポモドーロテクニック』が話題になっている。
このポモドーロテクニックは、25分単位で作業時間を分割し、その間に必ず5分間の休憩をはさむというもの。これにより、集中する時間と休む時間のメリハリを生み、より効率的な作業を行うことが出来るといわれている。このテクニックを実践するために用意するのは、タイマーひとつだけ。誰でも簡単に実践出来ることから、近年ポモドーロテクニック用のアラームアプリケーションが増えてきているのだとか。仕事の進め方に変化を与えたい方は、是非ともコツコツと小さな作業を積み上げながら、心地よい緊張感を楽しんでみてはいかがだろうか。

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07「有料パウダールーム」

  • ■ 女性たちの憩いの場
  • ■ 商品アピール&集客アップ

化粧直しで女性たちが利用することの多い“パウダールーム”。いま、出先での化粧直しを重視する女性たちをターゲットにした『有料パウダールーム』が、都心の駅周辺施設に増加している。
これは、利用料金を支払って、個室とメイク用品を借りるスペースのことで、30分200円~500円ほどで各化粧品メーカーの新商品を試せるのが最大の特長だ。また、化粧スペース以外に、充電設備やリラクゼーションルームがあるなど、さまざまなサービスを受けることができ、女性たちの“憩いの場”として需要が高まっているのだという。施設内メーカーとのコラボで、新商品のアピールと集客アップを担うスペースの出現は、これから新たなビジネスチャンスにつながりそうだ。

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