これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「ボット」

  • ■ 「ロボット」の略称
  • ■ ユーザーとのやりとりを自動化

質問にすぐ返信してくれるチャットサービスを、企業サイトで見たことがある人も多いだろう。だが、そこでやりとりをしている相手は実は『ボット』かもしれない。
「ボット(bot)」とは「ロボット(robot)」の略称で、オンラインでのユーザーとのやりとりを人間に代わり自動的に行うプログラムのこと。以前からカスタマーサービスを行うボットはあったが、AI技術の進歩により機能が飛躍的に向上した近年、本当に人格を持つかのようなやりとりも可能になってきている。銀行の振込み手続きやレストラン予約などもボットが代行する可能性があり、IT業界に限らず、様々な業界で今後もボットの導入が進んでいきそうだ。
【参考URL】http://diamond.jp/articles/-/92845

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02「加古川シエスタ」

  • ■ 兵庫県の中学生による企画
  • ■ 全校生徒が昼寝をする試み

兵庫県加古川市の加古川中学校で、全校生徒が昼食後の10分間を仮眠に充てる『加古川シエスタ』が6月から始まった。
「シエスタ」とはスペイン語で「昼寝」のこと。昼寝をすると、脳の中にある情報が整理される効果があるとの研究結果もあり、午後の授業の学習効果向上を狙い導入された。すでに昼寝を導入した企業では、仕事能率が上がった事例もあるという。今回の試みは、加古川市内の12の中学校の生徒代表が市長らに質問する「加古川中学生議会」で提案され、それを受け加古川中学校の生徒総会で試験的な施行が可決され、実行された。今後も昼寝を取り入れる企業や学校が増えれば、昼寝が当たり前の未来がくるかもしれない。
【参考URL】http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/15/kakogawa_n_10472246.html

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03「YouCamメイク」

  • ■ メイクを施すように写真を加工
  • ■ 自撮り写真加工アプリが流行中

女子高生をはじめとした若い女性の間で、手持ちのスマートフォンで自分自身を撮影する自撮りが流行する中、『YouCam(ユーキャム)メイク』が話題を呼んでいる。
YouCamメイクとは、スマートフォンで撮影した人物写真の顔部分を検出し、擬似的にメイクを施せるアプリのことだ。加工した写真は、フェイスブックやツイッターなどのSNSに投稿し、シェアして楽しむこともできる。化粧品ブランドの花王ソフィーナはこれに着目し、自社ブランド「オーブ クチュール」のメイク用エフェクトを追加させた。同様の自撮り用アプリでは、スマートフォンのカメラで撮影している2人の人物の顔が入れ替わる「MSQRD(マスカレード)」なども徐々に人気を集めてきている。国内だけでなく海外セレブの間でも自撮りが流行する中、自撮りアプリの今後に期待したい。
【参考URL】http://getnews.jp/archives/1464839 

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04「不寛容社会」

  • ■ インターネット炎上が多発
  • ■ 積極的な意見交換が生まれにくい

最近企業のキャンペーンや芸能人の活動や行動に対して、「不謹慎」や「不適切」などの批判を受け中止を迫られる、いわゆる“炎上”ケースが散見される。そんな中、このような現状を指す『不寛容社会』というキーワードが注目されている。
不寛容社会とは、日常の様々なことに対して「炎上」が頻発するなど、日本社会が寛容さを失いつつある状態のこと。最近では、インターネット上の炎上件数が年々増え続けている一方で、ある話題に対して賛成派と反対派が、インターネット上で積極的に意見交換をしているケースが非常に少ないという現状がある。互いの意見を無視して一方的に発言し合っては、議論は生まれず炎上だけが加速する。この現状を踏まえた上で、今後のインターネットでの発言のあり方を考える必要があるだろう。
【参考URL】http://www.nhk.or.jp/ourfuture/vol5/ 

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05「社内ベンチャー」

  • ■ 社内で起業
  • ■ 身軽な事業展開

企業が大きくなると、素早い決定や斬新なアイディアが採用されないなどの弊害が生まれることがある。このような環境の中でも自由に活動できるよう、社内で独立企業のように新規事業を行う部門『社内ベンチャー』が見直されている。
社内ベンチャーでは資金や人員の援助を受け、ビジネスを主体的に行うための能力を身につけることができる。企業側も人材の流出を防ぎ、社内の活性化につながるなどの理由で、積極的に取り入れるところが多い。従来の社内ベンチャーは事業の進展に時間がかかるなどのデメリットがあったものの、近年では特例制度を設けることで、さらに自由に素早く事業展開できるようになった。企業にとっても社員にとってもメリットの多いこの制度が、日本のビジネスを底上げするきっかけになるかもしれない。
【参考URL】https://kigyotv.jp/news/special73/

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06「ビビッド・シドニー」

  • ■ 過疎期も盛り上げる
  • ■ イルミネーションで集客

オーストラリアのイメージといえば、青い海や乾いた大地ではないだろうか。こういった夏の印象が強いせいか、南半球の冬季にあたる6月から8月にかけては観光客が少なくなるそうだ。そこでオーストラリアの都市のシドニーでは、大規模なイルミネーションイベント『ビビッド・シドニー』を開催し、観光客へアプローチしているという。
ビビッド・シドニーでは、建造物のライトアップやプロジェクションマッピングをはじめ、光のアートや音楽などをコラボさせたイベントも数多く企画している。シドニーの街全体が参加し、公共施設や交通機関までも電飾するそうだ。今や観光客は毎年10万人ずつ増加し、昨年は170万人以上が集まったという。街ぐるみのイベントに育て上げたからこそ、ここまで人気が出たのではないだろうか。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASJ5042K2J50UHBI00S.html?iref=comtop_list_int_f02

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07「キッチンオリジン」

  • ■ オリジン弁当の新規戦略店舗
  • ■ 遅い時間帯でも食の選択肢を提供

惣菜の量り売りや持ち帰り弁当で有名な「オリジン弁当」が、新たに『キッチンオリジン』を展開して人気を博している。
キッチンオリジンとは、店内にイートインスペースがあり、コーヒーやお酒も楽しめる、オリジン弁当の新規戦略店舗だ。躍進の背景には、夜遅くまで働く女性が増えて、自炊に時間を割けられない人達のニーズをくみ取ったことが挙げられる。夜遅くても女性が利用しやすいようリブランディングした結果、豊富な惣菜を求める人、仕事帰りにちょい飲みする人、といった共働きや一人暮らしの世帯のニーズへの拡大へとつながったという。低迷する弁当屋業界の中で、中食と外食の融合を果たし、新たな商機を掴んだキッチンオリジンは、成熟した業界における一つの指針になるだろう。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1606/13/news025.html

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