これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「CSIRT」

  • ■ 対サイバー犯罪組織
  • ■ 企業価値アップにも

現代のビジネスにおいて、今やなくてはならない存在になったインターネット。それらの重要性が増すにつれて、金銭や情報を狙ったサイバー犯罪も拡大している。そうしたサイバー犯罪の対策として、様々な団体に設置され始めているのが『CSIRT(シーサート)』だ。
これは、「サイバー犯罪は完全に防げない」という考えのもと、事故の前後に包括的な対策を行う専門組織のことを指す。近年のサイバー犯罪の手口は高度かつ執拗なものになり、従来の事前対策だけでは防ぎきれなくなった。そのため、CSIRTの中には24時間のシステム監視や、事後に素早く対応できるような体制づくりなどを進めているところもある。アメリカでは、サイバーセキュリティに注力する企業が支持されているというデータもあり、今後は企業価値を高める要素になるのではないだろうか。
【参考URL】https://enterprisezine.jp/iti/detail/7138

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02「comico」

  • ■ 話題の漫画アプリ
  • ■ 独自の漫画形式が人気に

世の中に数多く発表されている、漫画雑誌や漫画アプリ。その中でも最も勢いがあるとされている漫画媒体が、スマートフォンで漫画を読めるアプリ『comico(コミコ)』だ。
comicoはサービス開始から1年で800万ダウンロードを突破。男女1万人を対象とした昨年末のアンケートによると、週刊少年ジャンプに次いで2番目に読まれた漫画媒体だという。数々の漫画雑誌や漫画アプリをおさえて2位になった理由は、上から下へ縦スクロールのみで読めるコマ割りと、オールカラーという豪華な画面だ。また、読者からのコメント投稿も活発で、漫画家は積極的に意見を取り入れているという。掲載媒体に合わせたルールをつくり、読者と作家の距離が近い環境を整えたことが、大ヒットの秘密なのだろう。
【参考URL】http://mantan-web.jp/2016/05/15/20160513dog00m200014000c.html

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03「トラガール」

  • ■ 女性トラックドライバー
  • ■ 国土交通省のPR活動の一環

女性トラックドライバー『トラガール』の明るく働く姿を発信する推進プロジェクトが、労働力不足が深刻な運送業界の救世主となるか、期待を集めている。
トラガールは「トラック」と「ガール」を組み合わせた、女性トラックドライバーを示す造語で、国土交通省が主導となり女性トラックドライバーの活躍を促進するプロジェクトのキーワードとなっている。公式ページでは様々な現役トラガールを取り上げる特集記事のほか、トラガールの就労サポートや業界のイメージアップ活動が行われている。政府主導の女性専門職増加のためのこの活動が、ほかの業界にも広まっていくのか、今後も注目したい。
【参考URL】http://www.mlit.go.jp/jidosha/tragirl/

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04「CPライン」

  • ■ 色彩心理学による注意喚起
  • ■ ホームからの転落を防ぐ試み

JR東日本は、山手線では初めて、渋谷駅で『CPライン』を導入すると発表した。
CPとは「Color psychology(色彩心理学)」のことで、ホーム転落を未然に防ぐため、ホームのふちに引いた赤やオレンジの線をCPラインと呼ぶ。色彩心理学によると、赤やオレンジは見た人の心理に「危険」を知らせる効果があり、これによって歩きスマホや泥酔状態の駅利用者に注意を促すことができる。JR東日本では現在各駅に転落防止用ホームドアの設置を急ぐなか、渋谷駅へのドアの設置が追いついていないことがCPライン導入のきっかけになっている。アナウンスやポスターなどの呼びかけ以外の、色彩心理に基づいた新たな注意喚起の試みが効果を上げることを期待したい。
【参考URL】http://getnavi.jp/life/36684/

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05「カップヌードル リッチ」

  • ■ 初のプレミアム商品
  • ■ 食べ比べが盛り上がる

カレー味やシーフード味など、多彩なラインナップが国内外で支持されている日清カップヌードル。そんな中、『カップヌードル リッチ』が新たに登場したことが話題になっている。
これは、2016年4月より発売されているカップヌードル初のプレミアム商品だ。味は「贅沢とろみフカヒレスープ味」と「贅沢だしスッポンスープ味」の2種類で、ネット上ではこの意外な組み合わせが興味をそそるという声が上がっている。また、食べ比べをして感想や比較をネットに書き込む人も多く、それらが相まって話題性を高めているという。競合商品も多く、飽和状態だったカップ麺市場に、あらたにプレミアム商品を投入した日清の今後の動きに注目したい。
【参考URL】http://rocketnews24.com/2016/03/28/729123/

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06「協働ロボット」

  • ■ 人と協働するロボット
  • ■ 高い安全性を備える

日本政府が成長戦略の一つに掲げているロボット産業の中で、注目を浴びているのが『協働ロボット』だ。
協働ロボットとは、人と同じ空間で作業を支援し、協力して働くロボットのこと。特徴は、従来の作業ロボットよりも小型でシンプルな動きをするため、人と共に作業できるほどの安全性を備えている点にある。シンプルな仕組みゆえに、指示をプログラミングしやすいのも利点の一つだ。最近では、外食や小売業界でこの協働ロボットを導入する動きがあり、働き手の確保が難しい夜間帯での作業に適しているという。品質の安定化はもちろんのこと、マンパワーをより効果的に生かすことにも期待されている協働ロボットは、未来の労働環境を変えるかもしれない。
【参考URL】http://www.sankei.com/economy/news/160607/ecn1606070031-n1.html

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07「藤田菜七子」

  • ■ 16年ぶりの女性騎手
  • ■ 女性の競馬ファン増加

男性的なイメージが強い競馬の世界で、『藤田菜七子』騎手が大きな話題を集めている。
藤田騎手は、今年3月3日にJRA(日本中央競馬会)で16年ぶりに誕生した女性騎手だ。JRAでのデビュー戦から3番人気を得るなど、競馬ファンからの熱い支持を集めている。藤田騎手もその声援に応えるように、たった51戦目の4月10日に、待望の初勝利を収めた。女性騎手がJRAのレースで勝利を飾ったのは、2004年に増沢由貴子騎手が最後で、これはおよそ12年ぶりの快挙となる。JRAは男性ファンだけでなく、女性ファンを取り込むべく「UMAJO(ウマジョ)」というキャンぺーンをスタートさせている。女性に向けた取り組みが進む中、藤田騎手がどのように競馬の盛り上がりに貢献するか、今後の活躍に期待したい。
【参考URL】http://number.bunshun.jp/articles/-/825206

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