01「ベジヌードル」
- ■ 野菜をパスタの代わりに
- ■ ダイエットにも効果的!?
サラダを瓶詰めにして食べる「ジャーサラダ」に続き、おしゃれな野菜の食べ方が流行の兆しを見せている。それが、野菜を細長く切って麺のように食べる『ベジヌードル』だ。
ベジヌードルは人参やズッキーニなどの野菜を麺に見立て、パスタのように具材やソースに和えて食べるもの。炭水化物の代わりに野菜を食べるのでダイエット効果が期待されており、栄養も豊富に摂れることが人気のようだ。また、麺状にすることでソースがよく絡み、野菜を美味しく食べられるという。さらに、見た目をおしゃれに盛り付けるのも特徴で、若い女性を中心に話題になっている。野菜を麺状に切るための器具「ベジヌードルメーカー」も登場しており、日本での流行も本格化しそうだ。
【参考URL】http://fytte.jp/news/meel/1604/post_514.php

02「英国ショック」
- ■ EU離脱による影響
- ■ 世界的な混乱も予測される
6月23日に国民投票が行われたイギリス。この投票でEU離脱が決定したことにより、イギリス国内外に発生した影響は『英国ショック』と呼ばれている。
発表当時、欧米の株式市場は混乱を見せ、日本にとっても円高や株安などの悪影響があると予測されている。イギリス国内はさらに深刻な空気となっており、各国の金融機関が集まるロンドンのシティーでは、大手企業が拠点を他のEU加盟国へ移すことを表明しているという。今まではイギリスの銀行業免許「シングルパスポート」さえあればEU全域で営業できたが、離脱後は他国で免許を取り直さなければならないためだ。また、イギリスは為替取引の中心地となっているが、EU離脱となれば市場の縮小も免れない。今後もビジネスへの影響を注視する必要があるだろう。
【参考URL】http://mainichi.jp/articles/20160628/org/00m/020/005000c

03「ドローンレース」
- ■ 時速100キロのレース
- ■ ドローンのイメージを払拭できるか
撮影や物の運搬など、ドローンをどのように使用するかについて賛否両論の意見が分かれる中、『ドローンレース』が開催され話題になっている。
ドローンレースとは、文字通りドローンを用いた時速100キロのスリリングなレースのこと。パイロットはヘッドギアを装着して、ドローンに搭載されたカメラの映像を見ながら操縦する。また会場でも同じ映像が表示され、観客も同じ臨場感を味わうことができるのだ。ドバイで行われた「ワールド・ドローン・グランプリ」は、有名な大会の一つとして挙げられ、その賞金総額はなんと約1億1300万円と高額だ。また日本でも今年、ドローンの全国大会が仙台で開催された。ドローンのネガティブイメージを払拭した、新しいエンターテインメントとして市場が広がるか、今後の動きに注目したい。
【参考URL】http://rocketnews24.com/2016/03/16/723953/

04「アスレジャー」
- ■ スポーツウェアを普段着に
- ■ 海外だけでなく、日本でも人気
毎年様々なファッショントレンドが登場する中、アメリカで『アスレジャー』が徐々に人気を集めている。
アスレジャーとは、フィットネスクラブやヨガスタジオなどで着るスポーツウェアを、日常生活やオフィスでも着こなすファッションスタイルを指す。人気が高まっているアスレジャーには、支持される理由がいくつかある。リラックスできる着心地で、仕事や家事のストレス軽減が期待できることや、普通のスポーツウェアよりもデザイン性が高いため、様々なシーンで着まわしができることなどだ。アスレジャーの人気は徐々に広まり、日本でも取り入れるアパレルブランドが登場してきている。東京五輪開催でスポーツに対する関心が高まる中、今後ますます人気が高まるだろう。
【参考URL】https://locari.jp/posts/39893

05「Second Life Toys」
- ■ 親子で臓器移植を考える
- ■ 壊れたぬいぐるみに移植手術
臓器移植に関する啓蒙活動を行うグリーンリボンキャンペーン事務局が、おもちゃの移植手術を行う『Second Life Toys(セカンドライフトイズ)』というプロジェクトを進めている。
キャンペーンサイトでは、修復したいぬいぐるみ(移植希望者)と、修復素材となるぬいぐるみ(ドナー)が募集されている。ドナーのぬいぐるみ提供者には、移植を受けたぬいぐるみの持ち主からお礼の手紙が届き、ドナーとして他の人を助ける喜びを疑似体験できるという。親子で臓器移植を考えるきっかけとして始まったこのプロジェクト。移植を受けられる人が少ない現状を考えなおす取り組みとして、注目していきたい。
【参考URL】http://www.secondlife.toys/

06「ダイレクトリクルーティング」
- ■ 企業が能動的に人材を採用
- ■ 優秀な人材の採用が見込める
社会情勢の変化のスピードが上がり、企業が求める人材のタイプも変わり始めている現代。この状況を受け、従来の応募した学生を絞り込む採用とは異なる『ダイレクトリクルーティング』が活発化し始めている。
これは、企業が自発的に求める人材を探してオファーする採用活動のこと。主にFacebookなどのSNSやダイレクトリクルーティング専用サイトから人材を探し出し、アプローチする。この手法のメリットとして、選考手順の短縮、企業のニーズにマッチした人材や他業種志望の優秀な学生を採用できることなどが挙げられる。優秀な人材の獲得が企業の課題となる中、採用スタイルも変容してゆくのかもしれない。
【参考URL】https://jinjibu.jp/keyword/detl/790/

07「HANA TAJIMA FOR UNIQLO」
- ■ ムスリムにもファッションの多様性
- ■ インバウンドビジネスにも一役買う
イスラム教徒(ムスリム)をターゲットにしたビジネスが広がりを見せている。その流れを受け、ユニクロも『HANA TAJIMA FOR UNIQLO(ハナ タジマ フォー ユニクロ)』を発表した。
これはムスリムファッションを取り入れたユニクロのコレクションラインだ。戒律のため多様性が少ないムスリムファッションだが、最近は日本のロリータファッションを取り入れたムスリムロリータが登場するなど、小規模ながらも変化を見せている。そこに、世界的なファストブランドであるユニクロが参戦することにより、市場に大きな展開が期待されているのだ。なにより、日本国内での販売ということで、在日のムスリムだけでなく、インバウンドビジネスの目玉になるかもしれない。拡大していくムスリム向けのビジネスに、今後も注目だ。
【参考URL】http://www.fashionsnap.com/news/2016-06-05/hanatajima-jp/
