これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「シェア研修」

  • ■ 中小企業の合同研修
  • ■ ビジネスにも良い影響

新入社員が入社すると、どの企業でも行う研修。自社内で済ませるところも多いが、近年はいくつかの中小企業が研修を合同で行う『シェア研修』が注目されている。
合同で開催するメリットの1つに、同年代の社会人と交流することで人脈が広がるなどがある。一度顔を合わせるとその後のビジネスもスムーズに運びやすく、会社同士の結びつきも出来る。人事担当者が合同で開催する場合は、悩みを相談しアドバイスをし合うことで、人事面の問題が解決しやすいそうだ。さらに他社とノウハウを共有すれば研修のレベルも上がるなど、社内だけでは得られない知識が集まるという。さまざまなシェアリングビジネスが流行するなか、新たなシェアの兆しが見えている。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASK475GBPK47PLFA008.html?iref=sp_biztop1_feature_list_n

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02「ミリタリズム」

  • ■ 軍国主義
  • ■ トランプ政権に注意

アメリカは世界最大の軍事力を持ち、武器輸出額が世界トップと、武力の比重が重い国家だ。さらにトランプ大統領の過激なアメリカ・ファースト思想により、軍事力強化によって国益を得る思想『ミリタリズム』が勢いづいているという。
シリア内戦では、アメリカが支援する有志連合の民間人殺害が増えているほか、アサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカとして初めて基地へ攻撃を行ったそうだ。これによってアサド政権を擁護するロシアとの協力体制が崩れ、ますます状況が泥沼化している。他国との足並みを揃えず、自国のためなら攻撃もいとわないこの姿勢は、中東だけでなく日本へも及ぶ可能性があるだろう。
【参考URL】http://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2017/04/post-30.php

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03「バーチャル侵入」

  • ■ ARゲーム流行に伴う訴訟問題
  • ■ 住居への不法侵入が問題に

AR(拡張現実)ゲームに熱中したプレイヤーが、行き過ぎた住宅敷地への不法侵入を繰り返す『バーチャル侵入』が、問題となっている。
この問題の最も大きな要因は、昨年リリースされ、爆発的なヒットとなったスマホ向けゲーム、「ポケモンGO」だろう。ARゲームは現実と同じ空間がバーチャルに再現されることが特徴だが、バーチャル空間へ足を踏み入れることが現実へ及ぼす影響を考慮しないプレイヤーが多く、敷地への不法侵入が繰り返されている。アメリカではこの侵入行為をゲーム会社の責任とし訴訟を起こす動きも出始めているという。今後ますます浸透していくだろうARゲームだが、このような問題も増加していくことは間違いない。
【参考URL】http://jp.wsj.com/articles/SB11413359042169914429804583066031408488380

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04「ライスボールプレイヤー」

  • ■ 「高速むすび」が話題
  • ■ 海外でも実演、人気を博す

クールジャパンの名のもと、積極的に日本文化の輸出が押しすすめられ、海外でさまざまな日本文化が評価されている。
1個10秒という速さでおむすびを握るおにぎり職人『ライスボールプレイヤー』も、そんなクールジャパンの事例のひとつ。ライスボールプレイヤーを自称するのは、札幌でおむすびとだんごの専門店を経営している川原悟氏。10年前、台湾の百貨店で開かれた日本食材の物産展でおむすび握りの実演をしたところ評判となった。これまで8ヶ国、約20回以上にわたり海外で実演を行い、おむすび文化を世界に発信しているという。おむすびはいまだ世界的に認知が薄い。だからこそ伸びしろがあるおむすび文化の世界進出を、今後も注視していきたい。
【参考URL】https://pucchi.net/hokkaido/aonarita/201609kyusan.php

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05「防災VR」

  • ■ 防災訓練シュミレーション
  • ■ 高い臨場感

東日本大震災などの影響で再度注目され、学校などでも高い頻度で行われるようになった防災訓練。中でも注目されているのが『防災VR』だ。
これは、VR(仮想現実)上で防災訓練が行えるVRコンテンツのこと。専用のリモコンとルームスケールを利用し、消火器の扱い方などの訓練に必要な一連の動作をVR上でシュミレーションできる。これまでの防災訓練と比べ、被災した状況に身を置いた訓練ができるため、臨場感が段違いだという。他にも地震や津波をテーマにしたコンテンツもあり、実際に防災訓練に取り入れている小学校も増え始めている。VRの新たな需要に注目したい。
【参考URL】http://ict-enews.net/2017/04/6rikei/

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06「シメパフェ」

  • ■ 札幌の新定番
  • ■ “締め”にパフェ

ジンギスカンや旬の海鮮など定番かつ人気のグルメが多い北海道。そんな中、札幌では『シメパフェ』が新定番として注目されている。
シメパフェとは、お酒を飲んだ後や食後に“締め”でパフェを味わうこと。「締めのラーメン」とはよく聞くが、札幌ではシメパフェが広がりつつあるという。札幌の飲食店が札幌パフェ推進員会を発足し、盛り上げているようで、各店北海道の自慢の乳製品(アイス)と果物・野菜を組み合わせた個性的なパフェを展開。地元の人はもちろん、観光客からも好評だという。ブームを作ることで新たなプロモーションに繋がった良い例だろう。
【参考URL】http://www.jtrip.co.jp/magazine_hokkaido/article/cafe/3311/

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07「めちゃ冷え自販機」

  • ■ 常温に続き強冷
  • ■ 少ない台数で話題を期待

アサヒ飲料が発表した、通称『めちゃ冷え自販機』と呼ばれる自販機が話題を呼んでいる。
これは通常より冷たい「強冷」で飲料を提供できる自動販売機のことだ。夏場に向け炭酸飲料をより爽快に楽しめるよう、庫内温度を従来から4度下げた、約1度で提供するという。これにより通常冷蔵時より炭酸の強さと喉ごしの爽快さを楽しめるとして、炭酸飲料好きのユーザーからの需要が見込まれる。年内に5500台を設置する予定とのことで、台数の少ない強冷の自販機を求めて、SNSなどでの反応も期待できるだろう。アサヒ飲料は昨夏、「あったか~い」と「つめた~い」に加え、「常温(約20度)」の飲料を提供できる自動販売機を設置し、話題を呼んだ。今回も同様に、既存の枠組みの中から新しい需要を掘り起こし、新しいビジネスチャンスにつなげるいい例になるのではないだろうか。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/07/news113.html

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