これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「はだかの学校」

  • ■ ミニ講座を銭湯で開講
  • ■ 銭湯を盛り上げる試み

昭和40年代は都内だけで2600軒余りあった銭湯だが、今では600軒余りに減っているという銭湯。そんな銭湯を、ふたたびコミュニティの中心にしようという『はだかの学校』という試みが注目を集めている。
地域に根付いた銭湯を新たな学びの場として捉え、お風呂の中で講座を受けられるというもので、上野にある銭湯「日の出湯」で4月より講座が始まっている。このユニークな試みが大きな評判を呼び、初回の講座では老若男女様々な聴講生が集まり、なかには外国人観光客の姿もあったという。姿を消しつつある銭湯に新たな意味づけをし、その地域の新たな中心地としようという日の出湯の試みは、地域創生の一例として着目すべきではないだろうか。
【参考URL】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010959201000.html

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02「藤井聡太」

  • ■ 史上最年少のプロ棋士
  • ■ デビュー戦から18連勝の新記録

デビュー戦から公式戦での連勝を続けている中学3年生のプロ棋士『藤井聡太』が、先日18連勝の新記録を達成した。
昨年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となった藤井氏だが、公式戦での18連勝は歴代記録7位タイに入るという。この快進撃に将棋界は沸き立っており、将棋を題材としたアニメ「3月のライオン」の大ヒットなどの背景も重なったことから、将棋ブームの兆しも見え始めているという。また、藤井氏が幼少期に遊んだ木製立体パズルや将棋ゲームなどの玩具が爆発的に売れ、品薄状態になっているなどの経済波及効果も現れているそうだ。将棋界に登場した若きスターの活躍が、今後どういった影響を各界へ及ぼしてゆくか注視したい。
【参考URL】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986021000.html

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03「タテアニメ」

  • ■ 縦画面で観る「動画アプリ」
  • ■ モバイルファースト時代のコンテンツ

動画の視聴方法がスマートフォンやタブレットにシフトしつつある中、アニメ製作会社「プロダクションI.G」がスマホの画面に合わせて縦型で制作されたアニメを視聴できるアプリ『タテアニメ』の提供を開始した。
配信されるのは、1話あたり約3分のショートアニメだ。従来の横型動画では、視聴時に画面を横向きにする必要があったが、このアプリでは縦長のスマホ画面に最適な状況でアニメを楽しむことができる。くわえて「観たい時に」「短時間で」という手軽さの面からも好評で、さらなるアニメファン獲得も期待されている。モバイルに特化したユーザーインターフェイスを持ったコンテンツを提供する重要性が高まりつつある今、ほかの業界でも、縦型動画を活かした新しいビジネス戦略が次々と生まれそうだ。
【参考URL】https://www.tateanime.com/

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04「SNS東京ノート」

  • ■ 情報モラルの新教材
  • ■ 自己管理能力の重要性を伝える

近年、子どもを巻き込んだSNS上でのトラブルや事件が相次いでいる。その対策として、東京都教育委員会では『SNS東京ノート』を作成し、都内の公立学校に配布した。
これは先に同委員会により策定された、生徒のいじめや犯罪被害の予防と学習への悪影響を防ぐための「SNS東京ルール」に基づく情報モラル教育補助教材だ。小学生から高校生までの発達段階に合わせた3種類が作成され、個人の利用状況に合わせた制限や、学校や家庭でのルールづくりを推奨する内容となっている。いまや小学生でもインターネットに接続できる何らかの端末を持っている割合が高い。このノートが、子ども自身がSNS上でのモラルについて考える機会を提供し、周囲の大人たちにも情報モラルについて再確認させてくれるきっかけとなることを期待したい。
【参考URL】http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/07/20q75100.htm

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05「低音卓球」

  • ■ ソニーによる新商品のプロモーション
  • ■ ターゲットへの有効なアピール

渋谷にて“EXTRA BASS(エクストラベース)”のワイヤレススピーカー、「SRS-XB40」のプロモーションとしてソニーによるイベント、『低音卓球』が行われた。
会場にはライトアップされた巨大な筒状の卓球台が2台設置され、バーカウンターでは、お酒を片手にDJによる重低音ミュージックを楽しめる。会場に溢れる重低音が筒状の卓球台で増幅され、卓球をしている人たちの高揚感を増幅させているようだ。新しいEXTRA BASSは“日常が変わる”というコンセプトを掲げており、若いターゲット層に訴えかける方法として、人気の卓球バーと掛け合わせた企画を打ち出した。低音卓球のような既存の方法にとらわれない発想に、プロモーションを成功させるためのヒントがありそうだ。
【参考URL】http://www.sankei.com/economy/news/170516/ecn1705160019-n1.html

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06「ランサムウェア」

  • ■ 大規模なサイバー攻撃
  • ■ 日本も要警戒

世界各国で『ランサムウェア』によるウイルス被害が拡大している。
今回のサイバー攻撃で使用された、「WannaCry」をはじめとするランサムウェアは感染するとパソコン内部のデータを暗号化し、パソコンを使用不能にするウイルスだ。そして元に戻すことと引き換えに、「身代金」を要求されるというものだ。今回はデータの暗号化により、英国の病院でコンピューターシステムが使えなくなったり、日産自動車の英国工場で操業に影響が出たりと、日常生活や企業活動に悪影響を及ぼしている。日本でも警戒感が高まっており、関係各所が注意喚起を呼び掛けている。最新版のウイルス対策ソフトの利用や、データのバックアップなど、日頃からウイルス対策を講じていく必要がありそうだ。
【参考URL】http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/14/cyber-attack_n_16613114.html?utm_hp_ref=japan-world

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07「主食サラダ」

  • ■ ボリューム感のあるサラダ
  • ■ 一食完結型

最近コンビニでは主食になるサラダに力を入れている。『主食サラダ』とは、一品で一食がまかなえる“ボリューム感のある”サラダのことだ。
各コンビニでは、ローストビーフをのせたサラダ、豆腐ハンバーグに五穀米が入ったサラダなど、野菜だけでなく、肉や穀物が入った食べ応えのあるサラダが並んでいる。サラダの一部は、自社農場で作った野菜を使っており、こだわりの強い商品も多い。主食サラダの開発の背景には、昨今の健康志向や低糖質ダイエットなどの広がりなどがある。そのため、これまでの購入者の中心はダイエットや美容を気にする若い女性だったが、男性や高齢者の客も増えてきたという。コンビニの夏は主食サラダで熱い火花が散りそうだ。
【参考URL】https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12198-91077/

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