これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「モンテッソーリ教育」

  • ■ 子供の自分らしさを伸ばすのが特徴
  • ■ 一人一人の成長段階に合わせた教育

デビュー以来29連勝の新記録を達成し話題を呼んだ棋士、藤井聡太四段。その藤井四段が幼児期に受けていた『モンテッソーリ教育』が注目されている。モンテッソーリ教育とは、子供の成長過程で興味を持ったり、同じことを繰り返す「敏感期」を大切にし、集中力や自分らしさを伸ばす教育方法のことだ。
モンテッソーリ教育を取り入れている施設では、子供たちの自発的な活動に取り組む自由を保障するため、子供の身長に合わせたテーブルや椅子などを備えている。自発精神をくすぐる色鮮やかな教具や、異年齢混合クラス編成を取り入れているのも、モンテッソーリ教育の大きな特徴といえる。この教育法の正しさは、現代の大脳生理学や心理学、教育学などの面からも証明されている。未来を担っていく子供たちの教育研究に、今後も注目していくべきだろう。

【参考URL】http://www.sankei.com/life/news/170823/lif1708230015-n1.html

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02「イベント民泊」

  • ■ 地域住民が宿泊者を受け入れ
  • ■ 地域経済の活性化も期待

地域の祭りやイベントによる宿泊客増加に伴い、地域でのイベントの開催期間中のみ周辺住民が空き部屋を宿泊客に提供する『イベント民泊』が注目を浴びている。
観光地ではない土地であっても、年に1度の大きな祭りを開催する場合、国内の観光客や訪日観光客が増加する傾向にある。しかし宿泊施設は数に限りがあるため、既存の宿ではまかないきれない。そのような時に活躍を期待されているのが、地方公共団体と住民がイベントの時期のみ協力して空き部屋を提供する、イベント民泊だ。宿不足の解消だけでなく、民泊仲介以外の業種も参入し始めているため、地域経済の活性化に役立っている。このように、地域の問題を解消するために公共団体と住民が協力し合うことで、その土地を活性化が進んで行きそうだ。
【参考URL】http://www.sankei.com/economy/news/170819/ecn1708190001-n1.html

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03「Jアラート」

  • ■ 北朝鮮のミサイル発射情報を知らせる
  • ■ 携帯電話に緊急速報メール

先日、北朝鮮がミサイルを発射し、日本の上空を通過して太平洋へと落下した。このときミサイル発射を速報した『Jアラート』が話題を呼んでいる。Jアラートとは、北朝鮮のミサイル発射などの緊急時に国民に情報を知らせ、避難を促すシステムで、速報が入ると屋外スピーカーから警報が鳴ったり、携帯電話に緊急速報メールが届く。
素早く避難するためのシステムだが、今回、発射情報が発表されたのは実際のミサイル発射時刻から2分後だった。ミサイルは、情報発表からわずか4分で北海道の上空を通過しており、万が一の場合には、この時差が問題になるだろう。なかにはJアラートを受信できない携帯電話もあるため、地方公共団体からのメールに登録するなど、対策を練る必要がある。日本の安全性の確保のために、今後さらに精度を上げていく必要がありそうだ。
【参考URL】http://www.zakzak.co.jp/soc/amp/170829/soc1708290021-a.html

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04「阿部一二三」

  • ■ 柔道の新世代エース
  • ■ 世界選手権男子66キロ級、初出場で初優勝

8月にブダペストで開催された世界柔道選手権。男子66キロ級では『阿部一二三(あべ・ひふみ)』選手が初出場で初優勝し、大いに盛り上がりを見せた。
阿部選手は1997年生まれの20歳。五輪と世界選手権を通じ史上3番目の若さで初優勝した日本柔道界の新世代エースだ。現在は日本体育大学に在籍中だが、その圧倒的な強さは中学、高校のときにはすでに発揮され、各タイトルを総なめにしていたという。世界選手権前には取材の中で「世界の人たちに、66キロ級はやはり阿部一二三だな、と思わせられるように力を見せつけて優勝したい」と意気込んでいたというが、今大会の初優勝はまさに有言実行だった。2020年の東京五輪では、この日本柔道界を背負う若きエースが、どんな活躍を見せてくれるか国民の期待が高まっている。
【参考URL】https://www.nikkansports.com/sports/news/1879891.html

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05「サイクルトレイン」

  • ■ 自転車をそのまま持ち込める特別車両
  • ■ 自転車乗りを誘致し、地域活性化へ

近年、通勤やレジャー時の自転車ユーザー増加に伴い、地方の鉄道会社が利用促進のために『サイクルトレイン』を実施する例が増えてきた。
「サイクルトレイン」とは自転車を解体せずに持ち込むことができる輪行特化型車両のこと。JR東日本千葉支社は先月末、房総の各地を自転車で駆け巡るための基地というコンセプトを持つ「BOSO BICYCLE BASE」を発表した。房総エリアではこれまでも209系車両を利用したサイクルトレインを運行していたが、この列車ではさらに大幅リニューアルを実施し2018年1月から運行予定だという。利用者を増やしたい鉄道会社と、スポーツツーリズムを推進する地域がともに活性化を狙うサービス「サイクルトレイン」。この列車の運行を多くの自転車乗りが楽しみにしていることだろう。
【参考URL】https://trafficnews.jp/post/78389

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06「殺人ロボット」

  • ■ AIの兵器利用への警鐘
  • ■ 専門家が国連へ署名を提出

起業家のイーロン・マスク氏を始めとするAI開発専門家たちが、国連に兵器管理のためのAI使用を禁止する書簡を提出した。
殺人ロボットとは、人間の介入を必要とせず、自律的に標的を選び攻撃することができる兵器を意味する。「自律的に兵器の使用を判断するAIが一度開発されてしまえば、今までにない規模の武力紛争を、人知では理解できないほどの速度で、戦えるようにしてしまう」と書簡は指摘している。殺人ロボットはまだ登場していないが、近年の技術躍進に伴い実現が近づいているとの懸念が上がっており、AIの兵器利用の是非についての議論の行く末が注目されている。
【参考URL】https://www.gizmodo.jp/2017/09/killer_robot_ai.html

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07「エンディング産業展」

  • ■ 終活に関わる国内最大の産業展
  • ■ 多様化する供養スタイルに対応

家族の形の多様化とともに、葬儀のかたちも多様化し始めている。そんななか、葬儀、埋葬、供養など終活産業にまつわる国内最大の産業展『エンディング産業展』の第3回が、8月に開催された。
葬儀に出席できない人のため葬儀をネット中継する「ネット葬儀サービス」や、ソフトバンクのロボット「Pepper」が読経するなどといった、IT技術を利用したサービスがとりわけ注目を集めたそうだ。近年の傾向として、葬儀や供養でも個性を求めるようになってきたこと、そしてインターネットが普及し、値段やサービスの比較が容易になったことで葬儀業界も時代に合わせた変化を求められているという。これからますます多様化していくであろう終活産業に、注目していきたい。
【参考URL】http://www.afpbb.com/articles/-/3140349

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