これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「グローサラント」

  • ■ 食品売り場の新事業形態
  • ■ 自宅でもレストランでもない、第三の選択肢

アメリカ発の食品売り場『グローサラント』が、日本でも広まり始めている。これはグロサリー(スーパー)とレストランを合わせた造語で、その名の通りスーパーにレストラン機能が併設されているものである。食材や既製品の販売に加え、オーダーを受けてから惣菜を作るレストラン機能と、イートインスペースがあることが特徴だ。
売り場を狭めてもイートインスペースを持つ方が顧客に喜ばれる、というのが最近の食品売り場の潮流である。グローサラントは、従来の質素なイートインスペースとは異なり、レストランのようなくつろげる空間の提供を目指す。外食にかかる時間を負担に感じるサラリーマンや、自炊の暇がない共働き夫婦など、顧客のライフスタイルの変化が背景にあるようだ。自宅でもレストランでもない、第三の場所として今後が楽しみである。
【参考URL】https://www.fashionsnap.com/the-posts/2017-02-21/grocerant/

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02「ホームステージング」

  • ■ 中古物件の販売促進
  • ■ インテリアで内装を演出

中古の空き家物件が増加するなか、中古の物件を販売するための工夫として『ホームステージング』が注目されている。
ホームステージングとは、部屋に家具や小物を配置して、物件がより魅力的に見えるよう演出する手法のこと。新築住宅でいうモデルルームのようなものである。中古の場合、家具などが全く置いていない状態で販売されることが多い。しかし、ホームステージングで空間を演出することにより、実際に生活をした場合のイメージがしやすくなるという。さらに、演出に使用されたインテリアが気に入れば、その新品を優待価格で購入することも可能だ。ホームステージングによる販売促進が成功すれば、各地に増加しつつある空き家や中古物件をより有効的に活用していけるだろう。
【参考URL】http://www.sankei.com/life/news/170925/lif1709250018-n1.html

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03「クローン文化財」

  • ■ 高精度な文化財の複製
  • ■ 文化財の価値を共有する

劣化や損傷してしまった文化財を、最新の技術を駆使して再現した『クローン文化財』に注目が集まっている。
たとえば壁画の場合、その場所から取り外すことも出来ず、カビなどで劣化が進みやすい。そのため恒久的な保存が困難で、後世に残していくことが難しい。そこでクローン文化財を製作し保管することで、いずれかは見ることが叶わなくなる文化財を半永久的に保存することができるのだ。本物は展示中にも損傷する危険性があるが、クローン文化財であればその心配はなく、文化財を間近で鑑賞することも可能だ。さらには触れられるものもあり、より身近に文化財を感じることができるという。今後クローン文化財は、貴重な文化財を後世に残し、多くの人々と共有する技術として一役買うことだろう。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/23/news015.html

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04「ロボット専門売り場」

  • ■ 百貨店業界初の試み
  • ■ 年間売上3000万を目指す

テクノロジーの進歩により、私たちとロボットが、暮らしの中で共存している未来がより明確に描けるようになった。そんな中、大手百貨店の高島屋は、百貨店業界初の『ロボット専門売り場』である「ロボティクススタジオ」を新設すると発表した。
「ロボティクススタジオ」は、対話型ロボットを中心に、家事の負担を軽減したり、プログラミングを学べるロボットなどを取り扱う売り場だ。まず10月に東京・新宿店で新設し、来年度中に関西にも店舗を設ける方針だという。新宿店では、22種類を展示販売し、年間で3000万円の売上高を目指す。売り場担当者は「ロボットをどこで購入するか分からなかった人や、使い方を体験したい人に来てほしい」と語る。さまざまなニーズに応えるロボットが、私たちの生活において欠かせないパートナーになる日はそう遠くないだろう。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25IK8_V20C17A9TJ2000/

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05「Hanabi」

  • ■ 東京五輪・パラリンピックの新グラフィック
  • ■ 花火をモチーフにした7種類をお披露目

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は先月25日、大会開幕まであと1000日となる節目を前に、新たなグラフィックデザイン『Hanabi』を発表した。
「Hanabi」は大会公式エンブレムをもとに、花火のイメージの赤や黄、青などの色使いを加えたグラフィック。藍と白の2色で構成される公式エンブレムと比べてだいぶ鮮やかな印象になった。この新グラフィックは五輪とパラリンピックで計7種類あり、組織委員会と委託先のデザイナーが共同開発したという。今後は横断幕やSNS、動画などでの活用が予定されている。この新たなグラフィックが街中に登場したとき、国民の期待は2020年の開催に向け、より一層高まるだろう。
【参考URL】https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092501187&g=spo

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06「キロクアメ」

  • ■ 1時間で100ミリを越す短時間強雨
  • ■ 年々増加傾向にあり

1時間で100ミリを越すような「記録的短時間大雨」いわゆる『キロクアメ』が今年90回に達した。これは近年では最多記録で、年々増加傾向にあるという。
この背景には、日本周辺の海面水温の上昇がある。海面水温の上昇により大量に発生した積乱雲によって、同じ場所に大雨が降るという。多発する「キロクアメ」は今まであまり警戒されてこなかった小川の氾濫をもたらし、甚大な被害を及ぼしている。小川に豪雨が降ると、水勢が増し川底が削られ、川岸の地盤を崩して住宅を次々と飲みこむまでに至るという。これからもキロクアメは増加していくと見られており、インターネットでの危険情報の確認や避難体制の整備など、総合的な対策を拡充してくことが重要だろう。
【参考URL】
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4031/

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07「希望の党」

  • ■ 小池百合子都知事が新党立ち上げ
  • ■ 「脱しがらみ」を掲げ安倍政権と対決

2017年9月25日、小池百合子東京都知事が国政政党『希望の党』を立ち上げた。小池氏に近い議員を中心メンバーに「しがらみのない政治づくりと大胆な改革による既成政治の打破」を目的に掲げている
小池氏は自民党とは連携はしない考えを表明し、「脱しがらみ」を掲げている。これにより、森友問題などで批判を集めている安倍政権との対決姿勢で解散総選挙に臨むという見方が強い。希望の党は民進党と合流し一大勢力になると思われていたが、民進党からリベラル系の議員らが独立し「立憲民主党」を立ち上げるなど、新党立ち上げが相次ぐのではという意見もある。また、北朝鮮情勢が不安定な現状において、国民が新党を支持しないとも予測されている。22日に投開票予定の衆院選に向け、「希望の党」ほか各政党の動きに注視していきたい。
【参考URL】https://www.houdoukyoku.jp/posts/19030

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