これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「IoTウイルス」

  • ■ IoT機器をターゲットにしたウイルス
  • ■ 2016年から被害が拡大中

この数年で急速に普及し、一般家庭でも姿を見るようになったIoT(Internet of Things)機器。その普及に伴い、昨年後半からIoT機器をターゲットにしたウイルス、『IoTウイルス』が猛威を振るっている。
IoT機器は、初期出荷時に管理者IDとパスワードが設定されているが、IoTウイルスはこの初期設定のデータをもとに、危機へのログインを試みる。そのため、IoTウイルスの侵入を防ぐには初期設定のパスワードを変更することが最も効果的だ。日常生活とは切っても切り離せない存在となることが確実なIoTだが、利便性が向上する一方、セキュリティリスクも増加している。利便性をただ享受するだけではなく、きちんとしたセキュリティ対策が必要となってくるだろう。
【参考URL】http://blogos.com/article/206969/

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02「ポケ森」

  • ■ どうぶつの森 ポケットキャンプ
  • ■ 1500万ダウンロード

2017年11日21日にリリースされた、任天堂のスマートフォン向けゲーム『ポケ森(どうぶつの森 ポケットキャンプ)』の人気が話題を呼んでいる。これは、2001年に任天堂が発売し、多くのユーザーを楽しませたコミュニケーションゲーム「どうぶつの森」のスマートフォン版である。
リリースからたった6日間で、全世界1500万ダウンロードを超えたという。これは、近年大きな話題を呼んだ「ポケモンGO」の680万ダウンロードを大きく上回り、ポケ森の人気の高さが伺える。リリースを終えた今、次に重要となるのは、継続的に使い続けるユーザーの獲得だが、そのためにはスマホゲームに特化したノウハウが必要だ。大手スマホゲーム会社が次々と生み出していく人気ゲームに負けることなく、ポケ森も長く愛されるゲームとなっていけるのか、動向を見守りたい。
【参考URL】https://www.gizmodo.jp/2017/11/animal-crossing-15-million-dowmloads.html

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03「i専門職大学」

  • ■ 墨田区に開学
  • ■ 新区分の高等教育期間

日本におけるIT人材の不足は年々加速しており、その数は約17万人といわれている。そんな中、2020年にICT分野の専門職大学、『i専門職大学』が東京都墨田区に開学が発表された。専門職大学は、2019年4月1日に一部改正予定の学校教育法に基づいて設置される、新たな高等教育機関の区分に該当する。専門職人の養成を目的に、卒業に必要な単位の約4割以上を実習科目にするなど、実践力の高い人材が育つ仕組みだ。
i専門職大学の特徴は、テクノロジー領域の20社が協力会社として名前を連ねている点だ。NTTドコモや、富士通などの大手企業だけでなく、mixiやschooなどインターネットベンチャー企業も参加。学生は、テクノロジーにおける、理論と実践の両方を、境目なく横断的に学ぶことができる。i専門職大学が、優秀なIT人材の創出に寄与することを期待したい。

【参考URL】https://www.i-u.ac.jp/release20171204/

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04「2兆円政策」

  • ■ 「人づくり革命」実現を目指して
  • ■ 教育・介護分野などを支援

安倍内閣は看板政策「人づくり革命」の実現に向け、『2兆円政策』の概要を公開した。
これは、幼児教育や高等教育の無償化、保育・介護人材の処遇改善などを主要項目に掲げた政策。消費税10%の引き上げに伴う増収分や企業の拠出金を財源に、自民、公明両党が衆院選で掲げた政策を具体化したものだという。その内訳は、住民税非課税世帯を対象にした国立大学の授業料免除や、保育士・介護士の処遇改善による待機児童・介護離職ゼロの実現などだ。政府は、2兆円政策の概要を公開するだけでなく、今後その通りに実行・運営していくことが求められるだろう。
【参考URL】http://www.sankei.com/politics/news/171208/plt1712080049-n1.html

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05「永世七冠」

  • ■ 将棋界初の記録
  • ■ 規定がある7タイトルを獲得

棋士・羽生善治氏が、史上初の『永世七冠』を達成した。第30期竜王戦七番勝負で勝利し、通算7期目の竜王を獲得。これにより、規定がある7つのタイトル(名人・竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖)全てで永世称号を手にしたことになる。
今回の竜王戦に勝利したことで、羽生氏の通算タイトル獲得数は99期となり、自身の持つ史上最多記録も更新。永世称号の規定は、タイトルごとに「通算5期」「連続5期」「通算10期」などと定められており、永世竜王は「連続5期獲得」か「通算7期獲得」が条件だという。このように、永世称号を獲得することは険しい道のりである。7つのタイトルすべてを手にした羽生氏は、前人未到の偉業を成し遂げたといっていいだろう。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASKCZ3K37KCZUCLV00Q.html

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06「MSC認証」

  • ■ 「可能な漁業で獲られた」物の証
  • ■ 日本でも資源保護意識が高まる

昨今、水産物の資源保護を最優先する動きが欧米で活発になっている。特にヨーロッパでは、『MSC認証』を取得した天然魚介の取り扱いが一般的になりつつある。
「MSC認証」は天然の水産物に対するもので、「海洋管理協議会」(MSC)という非営利団体が定めた基準に則った漁業に与えられる。「MSC認証」取得を意味するマークは「海のエコラベル」とも呼ばれ、このマークが付いた水産物は、厳しい基準に則って資源を保護し、環境や人に優しい「持続可能な漁業で獲られた」天然の水産物である証となる。世界でも指折りの魚好きとして知られる日本人。近年は日本でも、大手企業が相次いでこの「MSC認証」を取得した水産物の取り扱いを始めている。欧米で日ごと高まる資源保護の気運が、日本の漁業にも大きな影響を与えるかもしれない。
【参考URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000028283.html

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07「名刺納め」

  • ■ 名刺を年末に奉納・祈祷する祭事
  • ■ 名刺管理サービスを運営する会社が開催

近年、ビジネスの場で交換した名刺をデジタル管理することが一般化している。しかし、データ化した後の名刺を処分しにくいと感じる人も多いのが現状だ。そんな中、名刺管理サービスを行うSansan株式会社が神田明神にて『名刺納め』祭を開催するという。
「名刺納め」祭は、年末に名刺を祈祷・奉納することで、一年の出会いに感謝するという祭事だ。同社の調べでは、ビジネスパーソンの90%以上は、データ化しても紙の名刺をほとんど捨てておらず、その理由は「相手に失礼だと感じる」からだと答えている。一般的に、名刺を整理する機会は、12 月や年末の仕事納めのときが多いという。「名刺納め」は、名刺そのものの存在を大切にする日本人がもつ価値観を、自社サービスのプロモーションに活用したユニークな試みと言えるだろう。
【参考URL】https://jp.corp-sansan.com/meishiosame/

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