これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「ZOZOSUIT」

  • ■ 着用するだけで採寸可能
  • ■ ファッション業界に新たな風が

先日、大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」が、自社のファッションブランドを立ち上げることを発表した。それに先立ち、着用するだけで体型を瞬時に採寸できるボディスーツ『ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)』を、希望者へ無料配布すると発表し話題を呼んでいる。
ニュージーランドのソフトセンサー企業と共同開発したこのスーツ。上下に分かれた内蔵型伸縮センサーをスマートフォンと連携させれば、身体のあらゆる箇所の寸法を瞬時に測ることができる。採寸したデータはアプリケーションに保存され、いつでも自分のサイズを確認できる。さらにZOZOTOWN内では、収集したデータに基づいて商品が紹介される仕組みになる。今後は、オーダーメイドに近い商品開発も検討中とのことで、サイズ展開が一般化されたファッション業界がどう変化するのか期待したい。
【参考URL】http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2017/11/post-9010.php

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02「ヤミ民泊」

  • ■ 営業許可を取ってない民泊
  • ■ 日本国内で急増中

米国のエアビーアンドビー(Airbnb)社の登場をきっかけに、世界中で急拡大している民泊事業。そんななか日本では、旅館業法上の届け出も民泊の認定も受けずに、自宅の空き部屋へ旅行客を宿泊させる『ヤミ民泊』が急増しているという。
日本は諸外国に比べ旅館業法の許可取得の要件が厳しいことがヤミ民泊急増の背景にあるという。こういったヤミ民泊では、騒音やゴミ出しなどを巡り地域住民とのトラブルが発生したり、違法薬物の受け渡し場所に使われるなどの問題も起きている。これらの問題を受け、今年6月に民泊のルールを定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)が成立、18年6月までに施行される見通しとなっている。民泊を健全な宿泊施設の受け皿にするためにも、ヤミ民泊への対策は今後一層必要になってくるだろう。
【参考URL】https://ferret-plus.com/3798

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03「テロ支援国家」

  • ■ テロに関与・支援している国家
  • ■ テロ対策の一つとしての経済制裁

先日、アメリカ合衆国のトランプ大統領が、北朝鮮を『テロ支援国家』として指定することを表明し、話題となった。これはアメリカのテロ対策の一つで、テロ行為を行っている、あるいはテロリストに関与し支援している国家を明確化し経済制裁を実施するものだ。
これにより、各種の禁輸措置がとられ、武器などの輸出規制や経済援助が規制されるという。また、国際金融機関からの融資も、主要国アメリカの反対により、実質利用不可能となる。テロ支援国家に指定されている国は現在、シリア、イラン、スーダンと北朝鮮の4カ国。北朝鮮は一度、ブッシュ政権時代に指定を解除されており、今回は2度目の指定となる。トランプ大統領は「何年も前に指定するべきだった」とコメントしているが、この判断が、世界各国をテロから守る第一歩となるか今後に注目だ。
【参考URL】https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23726740R21C17A1000000/

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04「大人の粉ミルク」

  • ■ シニアを中心に需要が高まる
  • ■ 栄養素も大人用に見直し

粉ミルクといえば、食事で栄養を摂取できない乳幼児が飲むもの、というイメージがあるだろう。しかし近年、ターゲットを大幅に変更した『大人の粉ミルク』が注目を集めている。
大人の粉ミルクとは、その名の通り大人が飲むための粉ミルク。これを発売したメーカーは、シニア層が「健康のために乳幼児用粉ミルクを飲んでいる」という背景から開発に至ったという。大人の粉ミルクは、乳幼児用とは栄養価が異なる。栄養バランスのよさは共通だが、「シールド乳酸菌」や「カルシウム」など、シニアの健康維持に必要な成分が配合されているという。健康や美に対する関心が高まりつつある現代。大人の粉ミルク発売を皮切りに、これまでの“当たり前”を覆すような商品が新たに発売されるかもしれない。
【参考URL】http://www.news24.jp/articles/2017/09/27/06373712.html

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05「銀座線1000系」

  • ■ 東京メトロ銀座線の特別仕様車
  • ■ 開通当初のデザインを再現

東京都内を走る東京メトロ銀座線の特別仕様車『銀座線1000系』が話題を呼んでいる。
これは銀座線開通当時の旧1000形をモチーフにした特別仕様車。外装や内装の装飾など、細部まで当時のデザインが再現されており、レトロモダンな雰囲気が漂っている。しかし、運行スケジュールが正確に決まっているわけではない。銀座線全40編成のうち2編成のみが特別仕様車となっており、乗車できるのは約1/20の確率だという。東京メトロ銀座線は東洋初の地下鉄であるため、このように象徴的な位置づけなのだという。2020年には、東京五輪・パラリンピックを控えるいま、銀座線1000系のように古き良き日本を感じさせるものは、国内の観光客だけでなく、インバウンドへのアピール効果も期待できそうだ。

【参考URL】http://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20171002_132.html

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06「ビジネス裁判所」

  • ■ ビジネス訴訟の専門裁判所
  • ■ ITシステムの整備で迅速な審理へ

日本の企業の海外進出により国際的で複雑な法的争いが増える中、ビジネス関係の訴訟を専門的に扱う裁判所『ビジネス裁判所』が2021年にも東京・中目黒に誕生するという。
17年1~9月に全国の地裁に起こされた知財関連の訴訟は500件を突破。今後も科学技術の専門知識が必要な審理が多くなるほか、当事者が海外の企業であるなど国際取引に絡んだ複雑な訴訟も一段と増える見込みだ。しかし、産業界では審理や手続きのデジタル化の遅れから「日本の裁判所は使いにくい」というイメージが根強い。そこで、「ビジネス裁判所」では、テレビ会議システムを整備し、課題である迅速な審理の実現を目指すという。当事者が利用しやすく、機能的な裁判所の誕生は、日本の企業にとって強力な味方となるだろう。
【参考サイト】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23694120Q7A121C1CR8000/

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07「第0印象」

  • ■ 実際に会う前の一方的な印象
  • ■ SNSの普及により注目

SNSを通じて、誰もが自身の考えや情報などを自由に発信できる現代。利用者の増加にともない、現実で初めて会うときの第1印象ではなく、前段階の『第0印象』に注目が集まっている。
第0印象とは、お互いを認識する前に、相手から一方的に抱かれる印象のこと。例えばSNSに載せられた写真や文章を見ると「この人はいい人そう」「この人とは付き合いづらそう」など、無意識に人柄を判断してしまう。その結果、実際に会う時には既に相手の印象は決まっているというものだ。SNSは、ビジネスと結び付けて利用している人も多い。ネット上での評価が現実にも影響する以上、損をしないように第0印象を意識して情報を発信することが必要だろう。
【参考URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000030167.html

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