これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「代理婚活」

  • ■ 子供の婚活を親が代行
  • ■ 多様化する婚活スタイル

急激に進む少子高齢化や働き方の多様化により、家庭を持つことや結婚に対する価値観も変化しつつある現代。そんな世相を反映してか、親が子どもにかわって「お見合い」し、結婚相手を探す『代理婚活』が盛況だという。
このサービスを利用するのは、主に30代から40代の子を持つ親たち。仕事が忙しいなどの理由で結婚に向け積極的でない子どもにかわり、親同士が子どもの「身上書」を交換して、本人同士が気に入れば面会するという仕組みとなっている。結婚の面倒まで親が見ることを批判する声もあるが、上司や親せきが結婚相手の面倒を見ていたかつての習慣が薄れたことや、子世代の経済状況悪化などにより生涯未婚率は増加しつつある。今後も代理婚活の需要は高まっていきそうだ。
【参考URL】https://withnews.jp/article/f0180101005qq000000000000000W08110101qq000016531A

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02「災害ドローン救援隊」

  • ■ 災害専用ドローン
  • ■ 自治体も積極的に導入

地震などの自然災害が起きた際、小型無人機で空撮し被災状況を把握する『災害ドローン救援隊』が話題を呼んでいる。
ドローンを災害時有効活用することができれば、地震で人が立ち入れなくなってしまった場所でも、上空からくまなく状況を撮影し情報を得ることができる。行方不明者の捜索や、災害後の地形確認、消防隊など、さまざまな分野でドローンの活躍が期待されている。災害専用としてドローンを取り入れる自治体も増加しており、新たな災害対策としてさらに注目を浴びることだろう。
【参考URL】http://www.sankei.com/west/news/180201/wst1802010035-n1.html

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03「雪印コーヒーの湯」

  • ■ 雪印コーヒー55周年記念キャンペーン
  • ■ 有名銭湯とコラボレーション

雪印メグミルク株式会社が2月16日から3日間に渡って開催した、『雪印コーヒーの湯』が話題を呼んでいる。
これは、ロングセラー商品「雪印コーヒー」の発売55周年を記念して打ち出されたキャンペーンの1つ。東京都大田区にある明神湯の一部で、雪印コーヒーをイメージした入浴剤が使用され、まるで本物のような肌触りと色合いや香りを楽しめた。さらに暖簾や桶までも雪印コーヒーを模したデザインとなっており、全国に3名しかいない銭湯絵師、丸山清人氏が描いた壁画も用意されたという。雪印コーヒーの湯のように、近年注目を集めている他業種と掛け合わせることで、新たな切り口のサービスを生み出すことが可能になりそうだ。
【参考URL】http://www.yuki-coffee55.jp/sento.html

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04「雨傘運動」

  • ■ 2014年に香港で起こった社会運動
  • ■ 米・議員団がノーベル平和賞候補に推薦

米・共和党の上院議員を含む議員団が、今年のノーベル平和賞候補に、香港の『雨傘運動』と、デモを主導した指導者ら3人を推薦したことを明らかにした。
雨傘運動とは、2014年に香港で起こった、民主主義と普通選挙制度を求める社会運動のこと。鎮圧に動いた警察組織が催涙弾を使ったため、傘で防御する姿が運動のトレードマークとなった。指導者らは禁固刑が課されたが、これは中国政府からの圧力とする見解が多く、香港の法的独立を意味する「1国2制度」に反するとして、国内でも批判の声が上がり、多くの欧米メディアも、香港の「1国2制度」が崩壊し始めていると主張した。そんな中で、今回の米国によるノーベル平和賞候補推薦の話題が香港の国内情勢にどう影響するのか、今後に刮目したい。
【参考URL】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020200820

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05「HoloLens」

  • ■ Microsoft 社がリリースしたMR機器
  • ■ 企業で活用が広がる

現実世界と仮想世界が相互に影響を与えあうような技術であるMR(複合現実)。Microsoft 社がリリースした自己完結型ホログラフィックコンピューターMR機器『HoloLens』(ホロレンズ)が、話題になっている。
MRの特徴は、カメラやセンサーを駆使することで位置情報などを細かく算出し、目の前の空間にさまざまな情報を3Dで表示させ、そこに触り、入力もできることだ。さらに同じ空間を複数の人間が同時に体験することも可能で、世界各国にいるスタッフと、テレビ会議のようにディスカッションすることもできるという。HoloLensはすでに乗務員訓練、建築業の営業、遠隔医療、理科教材などの活用事例が多く出てきており、今後さまざまな産業分野を変革することが期待できそうだ。
【参考URL】
http://www.moguravr.com/microsoft-hololens-3/

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06「就労定着支援」

  • ■ 障害のある方の就職支援福祉サービス
  • ■ 平成30年から施行予定

近年、職場環境によるうつ発症や、発達障害と診断される人の増加により、障害者支援の充実が重要視されている。そこで、平成30年を目処に一時的に就業困難となった方の、就職後の職場定着を目的としたフォローアップを行う『就労定着支援』が、福祉サービスに新設される予定だ。
これまでは、就職先の内定支援を行う就労移行支援の中で、各事業所が独自のケアの一環として定着支援を行っていた。その内容は、就職先の上司との面談同席や、服薬管理の支援、出社不安への対処など多岐に渡る。これらを就労移行支援と並行して行うには、支援員の稼働数確保が問題となる。定着支援を切り出し、一つのサービスとして新設することで、人員確保だけでなく事業所経営や支援の質向上も期待できる。介護や福祉に関する制度改定の動きに、今後も注目していきたい。
【参考URL】
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000182982.pdf

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07「TRENE」

  • ■ 荷物を見守るモニタリングアラーム
  • ■ スマートフォンと連携して警告

リモートワークの普及により、カフェやファミレスなどで仕事をする人が増えている。そこで登場したのが急な離席時にPCなどの荷物を見守り、盗難を予防するモニタリングアラーム『TRENE(トレネ)』である。
これは傾斜を感知する加速度センサーと、LEDライト、ブザーの3点が搭載されたデジタル商品だ。持ち主のスマートフォンとBluetoothで連携し、荷物の上に置くだけで、モニタリングが開始される。荷物を動かした際の傾斜を感知し、アラーム音を発信。同時に持ち主のスマートフォンにアラートが送られるという。これは、企画者である株式会社キングジムが、クラウドファンディングにて募集開始当日に目標金額を調達したことでも話題となった。それほどPCなどの貴重品管理に対する関心が高まっていると言えることから、今後の類似商品の動きにも注目したい。
【参考URL】http://www.kingjim.co.jp/sp/trene/

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