01「旅ラン」
- ■ 旅先で楽しむランニング
- ■ 新たな街の魅力を発見
2007年から始まった東京マラソンをきっかけに始まったランニングブーム。今や町中を走るランナーも珍しくなくなったが、近年新たに旅行先でランニングを楽しむ『旅ラン』が話題となっているという。
普段のランニングコースとは全く異なる景色や、大自然の中で非日常的なランニングを楽しめること、そして普段の観光では気付けない町の魅力を発見できるのが旅ラン人気の理由だ。最近では地域性豊かなランニング大会も開催されており、そうした大会にエントリーするため旅行をするランナーもいるという。旅ランをテーマに据えたテレビ番組もあり、今後も旅ランの注目は高まっていきそうだ。
【参考URL】https://getnavi.jp/sports/246930/

02「職住近接」
- ■ 職場と住居とが近接している環境
- ■ 駅ビルなどの開発すすむ
時間と空間に制約されない働き方を重視する人が増加している中、近年は職場と住居の距離を近くする『職住近接』のニーズが高まっている。
「職住近接」は長時間通勤や通勤混雑の問題を解決しようと、国土交通省が定義・推進したことにより広まった言葉だ。それを受けて多くの企業が職住近接である社員に対し「近接手当」として、さまざまな福利厚生の導入を開始した。その結果、東京や大阪など都市部を地盤とする大手私鉄16社の1人当たり定期券利用額は、過去10年で全社が下落しているという。ワークライフバランスが重視される中、地域とのつながりを重視し、どのようなアプローチをしていくかが今後のビジネスで重要になるだろう。
【参考URL】
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1019373/041300133/?nkns=monotrendy%2f%3fn_cid%3dLMNST001

03「文字起こし君」
- ■ LINEで画像内の文字起こしをしてくれるAI
- ■ 有料でチュートリアルも公開
今、AIを使ったサービスが続々と生み出されている。先月、あるプログラマーが開発し、LINEを使った画期的なツールとして話題となった『文字起こし君』もそのひとつだ。
「文字起こし君」は、LINEに画像を送ると、自動的に文字を起こしてくれるというAIプログラミング。LINEのアプリさえダウンロードしていれば、友達登録するだけで使用できる。開発者がSNSでこのサービスを告知すると、その利便性から拡散され、今では利用者が7万人以上に。あまりの人気ぶりに、処理速度が間に合わないため、有料コンテンツとして開発のチュートリアルも公開している。このようにルーチンワークを人間の代わりにこなすAIがどのように活用されていくのか、今後さらなる発展に期待したい。
【参考URL】
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1804/26/news092.html

04「ジェイタイドライド」
- ■ 車から人型に変形するロボット
- ■ 商業施設での商用化を目指す
ソフトバンクグループでロボット関連事業を手掛けるアスラテックが中心となり、車から人型に変形するロボット『ジェイダイト・ライド』を開発した。
青を基調としたロボットのデザインは、機動戦士ガンダムのモビルスーツを手掛けたことで知られる大河原邦男氏が担当。重量は約1.7トンで、ロボモードの全長4メートルにもなる。車モード、ロボモードどちらも大人2人が座席に搭乗することができるという。遠隔操作だけでなく、ハンドルやアクセル、ブレーキ操作もできるため、商業施設での商用化が期待されている。変形し、さらに搭乗まで可能なロボットはめずらしく、商用化されれば世界的な注目を集めることは間違いないだろう。
【参考URL】https://j-deite.jp/

05「パンムンジョム宣言」
- ■ 韓国と北朝鮮の共同宣言
- ■ 北朝鮮との関係改善に期待
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)で南北首脳会談を行った。
会談は韓国側の「平和の家」という施設で行われた。北朝鮮の最高指導者が、軍事境界線を越えて韓国側に入ったのは史上初。両首脳は会談後、共同宣言『パンムンジョム宣言』に署名し、非核化の実現、年内に朝鮮戦争の平和協定に署名するといった目標や、北朝鮮の開城(ケソン)に南北共同連絡事務所を設けると明記したという。共同宣言の大部分は、過去に発表されたものの焼き直しだが、非核化に関する合意が得られたことは大きな一歩といえるだろう。これをきっかけに南北の関係が改善されていくことで、その他の国と北朝鮮の諸問題が解決されることを期待したい。
【参考URL】https://toyokeizai.net/articles/-/219354

06「eSports Studio」
- ■ eSportsをより身近に体験できる施設
- ■ これから大注目の成長産業
近年、eSports業界が盛り上がりを見せている。これはエレクトロニック・スポーツの略でコンピュータを使った対戦ゲームのようなもの。この流れに伴い、東京都内各地には『eSports Studio』という、あらゆるeSports対戦ができるハイクオリティ設備を搭載したゲームスタジオが登場している。
eSportsに使用される機器は、ゲームセンターなどと異なり、高性能で高価なコンピュータや3D映像を高解像度で映し出せるディスプレイなどが必要になる。日本では、その費用からもプレイヤーの数が限られていたが、スタジオの台頭で、競技人口の拡大や知名度の向上が見込まれる。企業によるスポンサードが活発なこの業界は、今後の経済効果が大きく期待される。現在は、ゲーム会社の新規事業としてスタジオ経営が目立っているが、成長産業のため、新規参入企業が続々と増えていくだろう。
【参考URL】https://e-sports.sofmap.com

07「yenta」
- ■ ビジネスマッチングアプリ
- ■ 人工知能による完全審査制
マッチングアプリといえば、恋人を探す目的が主流だが、『yenta』はビジネスパートナーを探すビジネスマッチングアプリだ。
高いマッチング率を担保するために、入会時には人工知能による審査がある。すでに登録済みの会員のデータを元に、ニーズの高い職種や経歴の人材から順次通過していく仕組みだ。そのため、人によっては審査通過までの時間に1週間から数ヶ月のバラつきがある。また、登録後も、SNSの過去の投稿や友人関係、行動履歴を人工知能が学習し、選りすぐりの10名をレコメンドしてくれる。ビジネスマッチングというのは、必ずしも採用目的だけではない。営業や情報交換、知識やノウハウの共有などもマッチングニーズとして掲載可能だ。効率的に人脈形成ができるyentaに、今後も注目していきたい。
【参考URL】https://talentbase.io/yenta
