これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「ライフシフト」

  • ■ 2018年の大ベストセラー本
  • ■ 人生100年時代の新しい人生設計

平均寿命が伸び、世界は人生100年時代に突入したと言われている。従来の人生設計が通用しなくなってきていると言われている現在、注目されているのが『ライフシフト』だ。
これは、リンダ・グラットンによる人生100年時代における人生戦略の立て方を説いた書籍。2018年には大ベストセラーとなった。今、国や社会が用意している社会保障のプランは寿命がおよそ80歳であることを想定し作られており、人生100年時代には対応していない。従来の「学習」、「就職」、「引退」の人生設計とは異なる生き方を模索し、シフトしていくことが必要だ。それに伴い鍵となってくるのが、引退後の資金や、スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」をどう育んでいくかということ。ライフシフトは、誰もが自分ごととして向き合わねばならない課題となってくるだろう。
【参考URL】
https://book.toyokeizai.net/life-shift/about/

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02「SelfU」

  • ■ ユーザーのスマホが注文端末に
  • ■ 飲食店の人手不足解消に

人手不足が深刻な飲食業界。対策のため専用の注文端末を導入する店舗も増えているが、導入コストがかかるのがネックだ。そんな問題を解決してくれるのが、来店する顧客のスマートフォンで料理を注文から会計まで済ませられるサービス『SelfU(セルフ)』だ。
「SelfU」は、顧客が着席した状態から注文できるサービス。顧客はテーブルにあるQRコードを読み取り、表示されたメニューから料理を注文。オーダー内容はそのまま厨房へ送信され、料理が完成すると席まで運ばれる。さらに支払いも着席したまま行えるため、顧客にとっては待ち時間の短縮、店舗側にとっても会計にさく人手をセーブできる。さらに端末の導入やメンテナンスのコストが不要になるのも、店舗側にとっては大きな利点だ。広く普及しているスマホで企業の抱える課題を解決するビジネスの好例と言えるだろう。
【参考URL】
https://jp.techcrunch.com/2019/09/03/selfu-official-launch/

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03「バイト新常識”スコアリング”」

  • ■ 働く側がバイト先を評価するシステム
  • ■ 雇う側、働く側双方にメリット

働き方改革の号令のもと、各企業の労働環境に向けられる目は年々厳しくなっている。アルバイトの現場でも、アルバイト従業員が職場を評価する、つまりスコアを付ける仕組み『バイト新常識”スコアリング”』が広がり始めているという。
例えば、とあるアルバイトのマッチングアプリでは、過去にアルバイトをした人たちからの企業への口コミ(=スコア)を閲覧することができる。一方、企業側もアルバイト従業員を評価ができるため、働きやすい職場を求める側と、いい働き手を求める企業側、相互にメリットがある仕組みとなっている。この仕組みは、大手コンビニや大手飲食チェーンなどを中心に、1000以上の企業が取り入れ始めているという。この「スコアリング」が常識になれば、労働環境に大きな影響を与えることは間違いないだろう。
【参考URL】
https://sp.willer.co.jp/restaurantbus/

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04「佰食屋」

  • ■ 1日100食限定で営業する飲食店
  • ■ 飲食店の課題解決に一石を投じる

連日大勢の客が訪れる、京都の人気飲食店『佰食屋(ひゃくしょくや)』。1日100食限定で、国産牛を使ったステーキ丼やハンバーグ定食などを提供しているお店である。
余った食材の廃棄が問題になっている飲食業界だが、「佰食屋」では京都市内の系列店舗「肉寿司専科」、「すき焼き専科」の計3店舗で無駄なく使い切っている。また、提供を100食に限定することで、従業員が家族と夜の食卓を囲むひと時を持てるようにしたという。食品ロスや人手不足など、多くの問題を抱える飲食業界。「佰食屋」のように、これまでの常識を覆し、客と従業員両方が幸せになれる経営を展開する企業が増えることに期待したい。
【参考URL】
https://www.sankei.com/west/news/190315/wst1903150007-n1.html

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05「GSOMIA」

  • ■ 日韓の間で結ばれた軍事情報包括保護協定
  • ■ 協定破棄により、東アジアの情勢に損失

近年、日韓関係は冷え込みつつある。そんな状況を顕著に表しているのが、韓国による『GSOMIA(ジーソミア)』の破棄だ。
「GSOMIA」とは、韓国と日本の間で結ばれた軍事情報包括保護協定のこと。弾道ミサイル発射の兆候など、秘匿性の高い軍事情報を2国間で交換するため、情報を適切に保護する仕組みなどを定めているという。これまでは米国の情報システムを介して、日米韓の3国で自由に情報を共有していた。しかし「GSOMIA」が破棄されたことにより、今後は都度情報を精査しなければならない。緊急性を要する情報開示に、タイムロスが起こる可能性があるのだ。米国も、協定破棄が地域の安定損失に影響を及ぼすとの見解を示している。東アジアの情勢安定のためにも、日韓には冷静な判断が求められることだろう。
【参考URL】
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/22017.html

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06「ChargeSPOT」

  • ■ モバイルバッテリーのレンタルサービス
  • ■ アプリを使ってレンタルスポットの特定が可能

ここ数年の消費動向では、シェアリングエコノミーが台頭している。そんな中、モバイルバッテリーのレンタルサービスである『ChargeSPOT(チャージスポット)』が話題を呼んでいる。
全国のコンビニや公共機関などを中心に、レンタルスポットを設置している「ChargeSPOT」。専用アプリやLINE経由で、現在地付近でレンタル可能な場所を特定でき、提携する「ポケモンGO」のアプリ内でも、場所の特定が可能だという。さらに、48時間以内までは、300円で利用できる手軽さから、利用者の拡大に繋がっている。「ChargeSPOT」は、場所を選ばずに仕事をする人が増加している現代の傾向とマッチすると同時に、インバウンド需要や災害対策にも役立つサービスとなっていくだろう。
【参考URL】
https://www.chargespot.jp/

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07「誠品生活」

  • ■ 台湾発の大型複合施設
  • ■ 世界中の多彩な文化体験が可能

近年、第3次タピオカブームが到来するなど、台湾の文化が浸透してきている。そんな中、世界で最もクールな百貨店と評される、台湾発の大型複合施設『誠品生活』が日本に初上陸した。
「誠品生活」は、「くらしと読書のカルチャーワンダーランド」をコンセプトとし、出店する都市の特色や文化を活かした設計となっている。スタッフが厳選した日本や中国などの書籍が取り揃えられ、その他にも文具やセレクト物販、飲食エリアが展開されているという。また、多彩な文化交流を目的として、ワークショップが盛んに行われるなど、体験型イベントにも力を入れている。今後もこのような、国内外の優れたムーブメントの融合が新たな文化として世に付加価値を生み出し、経済を活発化させてくれることに期待したい。
【参考URL】
https://www.nihonbashi-tokyo.jp/muromachiterrace/

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