これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「google 音声検索」

  • ■ グーグルから新たな音声検索サービスが登場
  • ■ より気の利いた受け答えができるように

人気のレストラン、話題の新商品、流行りの映画…。「気になることはとりあえずスマホで検索」という人も多いのではないだろうか。そうしたニーズに対応すべく登場したのが、グーグルが新たに提供をはじめる『google音声検索』だ。これは、アップルのSiriと同じような音声応答ができる検索アプリで、「スカイツリーはどこにあるの?」といったような、話し言葉にもきちんと対応してくれる。ただ検索するだけではなく、コンピュータとの会話が楽しめる工夫も凝らされている。スマホは携帯電話という枠組みを超えて、いつでも相談できる、生活パートナーのような存在になってきているのかもしれない。

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02「ただ乗り」

  • ■ 「“ただ乗り”を するなさせるな 無線LAN」
  • ■ あなたの無線LANはセキュリティ万全?

家庭でインターネットをするとき、無線LANを利用している人も多いのではないだろうか。しかし、無線LANには適切なセキュリティ設定がされていないと、無断で子機に接続され、インターネットを含むネットワーク環境を利用される、いわゆる『ただ乗り』の危険性がある。これは、犯行予告や不正行為等に悪用される場合が多く、知らない間に犯罪のほう助となってしまうことになる。また、無線LAN環境の持ち主自身に不正アクセスなどの嫌疑がかけられてしまうこともあるのだ。その問題を受け、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、一般利用者向けに無線LANの適切な暗号化方式の選択とパスワードの設定を行うよう呼び掛かけている。身に覚えのない犯罪に巻き込まれないように、適切な対策を心掛けた方がいいのかもしれない。

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03「受験料制入社試験」

  • ■ 企業が2,525円の受験料を徴収!?
  • ■ 本当にやる気がある人材を見極めるために

ニコニコ動画などを運営するドワンゴが、2015年度の新卒採用にユニークな制度を導入した。その内容とは、首都圏の受験者を対象に、ニコニコ動画にちなんだ2,525(ニコニコ)円の受験料を徴収するというもの。同社は「本気でドワンゴに入社したい人だけ受験してほしい」という思いを込めて、導入に踏み切ったという。近頃の就活は、就活サイトなどを通してネットでエントリーするのが主流だ。1人の学生が気軽に多くの企業に応募できるようになったが、中には「とりあえずエントリーする」という学生も多い。また、受験生の急増により、企業側の選考作業の負担が大きくなっているのも事実だ。企業としては、本当に必要な人材かどうかを十分な時間をかけて見極めたいところ。今回導入された受験料制度により、同社の新卒採用にどんな人材が集まるのか注目が高まる。

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04「ウーマノミクス」

  • ■ 女性の労働市場においての地位を上げる試み
  • ■ 日本男性に求められていることとは

今や日本の経済を支えているのは女性だ、と言っても過言でないほどに共働きの家庭が多くなった。そんな中、安倍総理が成長戦略の一環として、女性の活躍を推進するために打ち出した『ウーマノミクス』が注目されている。ウーマノミクスとは、「ウーマン(女性)」と「エコノミクス(経済)」を組み合わせた造語で、女性の活躍による経済の活性化と、女性がけん引する経済のあり方を意味する。出産後にキャリアが積めないという悩みの背景には、日本の労働市場に未だ残る男女間の格差がある。政府は、女性の労働環境の整備を行い、男女間の格差を縮めていく方針だ。古いしがらみに囚われない職場環境を築いていくためには、制度だけではなく働き手の意志と経営者の理解が一番重要となるだろう。

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05「ウインドウ・ピリオド」

  • ■ ウイルスが検出されない空白期間
  • ■ 日頃からしっかり検査を受けておくことが大事

エイズウイルスに感染した男性献血者の血液が、検査をすり抜けて2人に輸血される事件が起きた。うち1人は、エイズウイルスへの感染が認められたという。男性が献血を行ったのは、今年2月と11月。11月の献血で判明したHIVの感染を受けて、日本赤十字社が2月に献血された血液を検査したところ、HIVの遺伝子が検出された。今回、男性の血液が検査をすり抜けた原因の1つは、ウイルスに感染していても、検査で感染が確認できない空白期間『ウインドウ・ピリオド』にある。HIVの場合、感染後およそ8週間は、検査をすり抜けてしまう。また、エイズウイルス感染者とエイズ患者の人数を合計すると、ここ数年間は毎年1,400人以上の報告があるというが、無自覚の感染者も増えている。これ以上感染者を増やさないためにも、ウインドウ・ピリオドへの認識を高めたうえで、日頃から検査を心がけることが必要だろう。

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06「近大卒マグロ」

  • ■ おいしい養殖マグロが銀座で食べられる!
  • ■ 連日行列ができる秘密とは?

「このマグロおいし~~い!」そんな声が飛び交うのは、大阪市にある「近畿大学水産研究所 大阪」。ここは、世界で初めて完全養殖に成功した、近畿大学水産研究所のクロマグロ、通称『近大卒マグロ』が食べられる専門店。連日行列ができるほどの人気店となっている。その2号店が、先日銀座にオープンし、こちらも開店と同時に予約が殺到している状態だ。その人気の秘密は一体何なのだろうか? それは、何といっても“鮮度”にある。仕入れには冷凍マグロではなく、必ず捕獲後3分以内に血抜きをし、氷詰めにして空輸で週3回運ぶ。そして、早朝に解体したものをその日に店で提供しているため、味が格別なのだとか。今後は専門店を通して養殖魚の価値を高めたいとのこと。気になる人は、是非足を運んでみてはいかがだろうか。

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07「偽装質屋」

  • ■ 質屋の高金利を利用した貸金業者
  • ■ 高齢者の年金をターゲットに

オレオレ詐欺や悪徳リフォームなど、高齢者をターゲットとした犯罪が後を絶たない。そんな中、新たな手口として社会問題となっているのが『偽装質屋』だ。「質草はなんでもいいから」と呼びかけ、価値のないものを質草として預かる。そして、高金利でお金を貸し付けるという手口が横行しているというのだ。質屋と名乗っているものの、この実態は、年金を担保にお金を貸し付ける貸金業者。実は質屋には、貸金業者をゆうに超える金利を取ることが許されているため、質屋という形態をとっているに過ぎない。そして、年金が返済に当てられるため、生活が成り立たなくなり再び借りるという悪循環に陥ってしまうのだそうだ。こういった被害を防ぐためには、呼びかけにより高齢者に認知を促すこと、そして周囲が助けの手を差し伸べることが重要となるのではないだろうか。

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