これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01「.tokyo」

  • ■ 東京を世界にもっと知ってもらうために
  • ■ 新ドメイン取得のチャンス!

私たちが何気なく使っているアドレスに新しいバリエーションが加わった。その名も『.tokyo』。.tokyoとは、東京を表す新しいドメインのこと。これまでは「.com」のような一般TLD(Top Level Domain)と「.jp」のような国別TLDの2つが主流だったのだが、そこに新規参入しようという試みだ。また、このドメインは2020年に開催する東京オリンピックによる経済効果を見越して、外国人観光客がサイトやメールを見ても、所在地が東京だとひと目でわかる利点がある。そのため、東京都にお店の本店を構えている方や、本社が都内にある企業におすすめだ。このサービスを上手に使うことが出来れば、東京オリンピック開催までに、東京にとって良い宣伝効果を得られるのではと注目されている。

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02「フレーバーウォーター」

  • ■ 程よくすっきりとした甘さが人気
  • ■ 毎日飲んでも飲み飽きない水

ミネラルウォーターや無糖炭酸水といった水系飲料が伸長する近年、『フレーバーウォーター』市場が注目を集めている。フレーバーウォーターとは、フルーツや野菜、ハーブ、スパイスなどの味や香りをつけた水のこと。1996年発売の「桃の天然水」をはじめ、2012年発売の「い・ろ・は・す りんご」などの人気商品は、ここにきて続々とリニューアルを開始している。また最近では、市販のミネラルウォーターと組み合わせることで、簡単にフレーバーウォーターが作れるグッズも次々登場。さらに、文化出版局からは「野菜、果物、ハーブで作るフレーバーウォーター」といったレシピ本まで出版され、その人気の高さが伺える。にわかに盛り上がりを見せ始めたフレーバーウォーター市場。夏場に向けて、その勢いはさらに加速していくことだろう。

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03「むかん」

  • ■ 懐かしの冷凍みかんをコンビニで!
  • ■ “むかない”みかんに人気殺到!

小学校の給食で、時々出されていた冷凍みかん。凍った外皮をむくのに苦戦してから食べる、甘くシャリシャリした食感の虜になる人も多かった。近年、そんな冷凍みかんがスーパーやコンビニなどで人気を博している。その名も『むかん』。これは、外皮をむいた状態で冷凍されているみかんのこと。 外皮がないため、冷凍みかん特有の皮をむくまどろっこしさが無く、すぐに食べることができる。また、糖度が高い国産のみかんだけを使用しているため、シャリシャリとした食感かつ、ジューシーな甘さを楽しめる。その手軽で懐かしい味に、発売当初から話題になり、現在は一部取り扱い店舗で完売してしまうほどファンを増やしているという。暖かさが増してきたこの春は、ひんやり懐かしい味を堪能してみてはいかがだろうか。

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04「TOKA」

  • ■ ビジネスの“等価交換”に注目!
  • ■ お互いのサービスを交換して次なるビジネスへ

各所で頻繁に行われているビジネス交流会。そのなかでも、少し変わった内容のビジネス交流会として『TOKA(トーカ)会』が注目されている。TOKA会とは、企業者などの参加者同士で、自ら提供できる“サービス”を互いに等価交換しあう場のことだ。参加者は“欲しいサービス”と“提供できるサービス”を提示し、基本的には金銭を交わさずにマッチングを行う。その内容は、WEB編集技術やコンサルティングなど多種多様だ。これにより、企業はサービスを提供することで実績を得ることができ、代わりに投資ができなかったサービスを得ることができるのだ。また、英語が堪能なサラリーマンが、無料で英語レッスンをする代わりにマッサージをしてもらうなど、個人利用も増えてきているという。「サービスの物々交換」という原始的な発想で行われるこの交流会は、金銭を使ってサービスを導入するよりも提供者との交流が深まり、ビジネスの発展に繋がりやすいのかもしれない。

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05「漁師サーファー」

  • ■ 趣味と実益を兼ねたライフスタイル
  • ■ 漁業後継者問題の、隠れた切り札

天候が悪くて仕事に行けない時は、絶好の趣味の時間。そんな生き方がある。それが、漁師として働きながらも、サーファーとして生きる『漁師サーファー』だ。千葉県鴨川市の漁協には現在6名のサーファーが漁師として登録されている。彼らは県外からの定住者で、10年ほど前に鴨川漁協に勤めたという。漁師の仕事は普通、海が荒れる日は波が大きいため休業となるが、サーファーにとっては絶好のサーフィン日和となる。まさに、趣味と実益を兼ねたライフスタイルになっているのだ。そして後継者不足に悩む漁業協同組合にとっても、「漁師として生きる理由」がある彼らの存在は大きい。両者にとって利のあるこの漁師サーファー。漁業従事者・後継者問題の切り札となることができるだろうか。

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06「flier」

  • ■ ビジネス書の要約サービス
  • ■ 専門家による要約で、深まる理解

国内では年間約8万点の書籍が発行され、ビジネス書だけでも約7千点。この中から役立つ書籍だけを選ぶのは、忙しい現代人にとってはかなりの負担ではないだろうか。そこで登場したのがビジネス書の要約サービス『flier(フライヤー)』。“10分で読める要約”をキャッチコピーに、本の要約を行っている。経営コンサルタントなどによる要約の他、推奨ポイント・評点・著者情報からなるファイルがPDFで提供され、気に入ったらサイト上で購入するという仕組みだ。現在は月に20冊の要約を発行。著名経営者らの推薦を得た本を運営メンバーが精読し、紹介に値するものだけが選ばれる。「つまらない本を読んでしまった」という徒労感を減らすためにも、これからは「まず要約を読み、気に入ったら読書する」のがスタンダードになっていくのかもしれない。

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07「豚流行性下痢」

  • ■ 深刻な食肉問題再び
  • ■ 感染防止対策に追われる畜産現場

私たちの生活において、“食”の問題はとても重要である。特に食肉に関する問題は深刻で、過去には狂牛病や鳥インフルエンザなどが世間をにぎわした。そして、その問題も忘れかけたこの頃、今度は豚に困難な出来事が発生。1996年にも大流行した『豚流行性下痢』が昨年10月から再び流行しているのだ。生後10日までの子豚が、重度の脱水症状を起こし、衰弱して死んでしまうという。そんなことから、畜産の現場では発症した豚に対して水分を絶やさず、身体を温めてあげることなどで対応している。また、根源から対策するのであれば、あらかじめワクチンを接種した母豚の乳を与えることで免疫がつき、発生しづらくなるそうだ。この症状は感染=殺処分を義務付けられる「法定伝染病」ではなく、「届け出伝染病」に区分される為、予算のかかる殺菌消毒を疎かにしてしまう農場もある。しかし、わすか半年ほどでおよそ5万7千頭以上の豚が死んでいることを考えると、私たちの食卓にも影響する深刻な問題と言わざるを得ないだろう。

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