これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「モスジーバー」

  • ■ ファストフードで働く高齢者が大人気
  • ■ 少子高齢化社会の解決策なるか

若者を中心に人気のファストフード店「モスバーガー」。その五反田店では、以前から『モスジーバー(爺婆)』と呼ばれる人たちが注目されている。これは、モスバーガーでアルバイトをしている60歳以上の高齢者のこと。若者のアルバイトに比べて、仕事への真面目な姿勢や、年の功を感じさせる物腰柔らかな接客が評判を呼んでいる。
慢性的な労働力不足や、生涯現役を希望する高齢者が増加していることから、近年ではモスジーバーのような“高齢者ならではの特長”を生かすための採用が増えているという。今後ますます深刻化する少子高齢化社会に向け、各業界で高齢者の労働力をどのように活かすのかが、ビジネスにも大きく影響しそうだ。

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02「新型ランチデリバリー」

  • ■ スマホで簡単注文
  • ■ 大手外食チェーンも参入

毎日決まった飲食店、弁当などのランチで飽きてしまっている人もいるのではないだろうか。そんな人には、『新型ランチデリバリー』がおすすめ。
これは、スマホの簡単操作ひとつで、オシャレで美味しいランチを素早く配達してくれるサービスのこと。今までは、オフィスで出前と言ったら天丼やそばのような店屋物か洋食だとピザなどが主流だった。しかし、新型ランチデリバリーは、お店で食べるクオリティーの食事を低価格・短時間でデリバリーしてくれる。例えば、「霜降り牛ロールとたけのこの贅沢サラダ」「プリプリえびのカブウンセンサラダ」など。サービス元はデリバリーの専門業者から、大手外食チェーンまで様々だ。最近では、企業がデリバリー業者と定期契約を結んでいるところまである。このサービスの普及が、毎日の昼食にマンネリを感じている人を救うきっかけになるかもしれない。

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03「集中点検会合」

  • ■ 一つの議題を徹底討論
  • ■ 有識者が議論する場

日本国民の大多数が興味を持つ国会の議題と言えば、「増税問題」だろう。しかし、この問題は星の数ほどある議題の1つとして埋もれており、なかなか妙案を出すところまでたどり着いていないのが現状。そこで話題になったのが、国会議員だけで議論するのではなく、有識者を集めて徹底的に1つのテーマについて話し合う『集中点検会合』だ。
これは、以前から開かれていた会合だが、テーマが生活者に直接関わることだったため、改めて注目が集まった。今の国会は、必ずしも実のある議論ができているか疑わしいところが否めない。そんな中、消費税に限らず、生活者にとって重要な事を論点にした、集中的な議論の場を設けることが、実のある議論の場の増加につながるのではないだろうか。

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04「シニアシフト」

  • ■ 市場は若者中心から高齢者中心に
  • ■ これからの時代に合わせた成長戦略

現在、日本は世界一の超高齢化社会を迎えている。それに伴い、シニアをターゲットとしたマーケティング『シニアシフト』が加速している。
シニアシフトとは、シニア層向けの商品やサービスを拡大する動きのこと。かつては、高齢者をメインターゲットにした市場は少なかった。しかし高齢化が進むにつれ、ターゲットを明確にした企業戦略で利用者と消費者の増員を図っている企業が増加。例えば、若者が中心となって利用するゲームセンターやカラオケ店でも、シニア向けのサービスを強化し、大幅にシニア層の会員を集めている企業も存在する。シニア層のニーズを察知し、ビジネスとしてシフトしていくことは、今後の企業存続に関わる大事な視点なのではないだろうか。

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05「セルフィースマホ」

  • ■ 「自撮り」ブームに応えるスマホ
  • ■ 背後にはSNSの流行

自分で自分を撮影する「自撮り」をもっと簡単に、綺麗に。そんな要望に応える『セルフィースマホ』が、今世界的な流行を見せ始めている。セルフィースマホとは、メインカメラが回転するか、あるいは内蔵カメラが高画質であるため、画面上で自分の表情を確認しながら自撮りをすることができるスマートフォンのことだ。
SNSの流行により「○○をしている自分」の画像に需要が増していることが、セルフィースマホ登場の理由として挙げられる。通信業界では画面の大きさや通信速度といった基本スペックで差が出しにくい現在、SNSユーザーにいかに支持されるかが、各社の売上を左右するようだ。セルフィースマホの普及によって、SNSで見られる「自撮り」画像がさらにユニークなものになっていくのかもしれない。

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06「山崎シェリーカスク2013」

  • ■ 本場英国で最高の評価
  • ■ ウイスキーブーム再来か

ウイスキーの本場、英国で最もポピュラーなガイドブックの1つ「Whisky Bible 2015」が、日本のウイスキー『山崎シングルモルト・シェリーカスク2013(以下山崎)』(サントリー)を世界最高のウイスキーに選出した。日本のウイスキーが選出されたのは、これが初めてだ。
「絶妙な大胆を備えた香り」と称賛を浴びた山崎だが、ウイスキー業界への追い風はこれだけではない。朝の連続ドラマ小説「マッサン」では、ニッカウヰスキー創設者の夫婦が取り上げられるなど、国内でウイスキー全体への注目度が高まっているのだ。高度経済成長期にはウイスキーブームで売上を伸ばしたものの、近年は若者の酒離れもあり、低調が続いていたウイスキー。山崎の受賞をきっかけに、日本のウイスキーブーム再来なるか。期待が高まる。

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07「ライスミルク」

  • ■ 米から作られる植物性ミルク
  • ■ 欧米ではすでにポピュラーな飲み物

欧米を中心に、牛乳の代替食品として“植物性ミルク”は一般的に普及している。なぜなら近年、ダイエット志向や健康志向、またはアレルギー体質のために牛乳を控えている人が多いからだ。そこで豆乳やアーモンドミルクに続いて注目されているのが『ライスミルク』だ。
ライスミルクとは、米から作られる植物性ミルクのこと。原材料は米と水、ひまわり油、食塩だけ。砂糖は含まれていないが、ほんのりと甘みがあり、乳製品や大豆アレルギーの人も安全に飲むことが出来る。また脂肪分も少なく、カルシウムが非常に豊富だ。現在、欧米を中心として、アジア圏でも話題となっている。日本人の主食である米が使用されているライスミルクは、日本でも普及していく兆しがありそうだ。

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