これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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時流度チェック

01「QR議決権」

  • ■ スマホでの議決権行使が可能に
  • ■ 個人投資家の行使率アップが狙い

NISAなど投資を後押しする制度が整備されたことで、近年株式の個人投資への注目度が高まっている。そんな中、スマートフォンでQRコードを読み取れば、各上場企業の議決権行使サイトに直行し、賛否を表明できるサービス『QR議決権』が一部の企業で利用可能になる。
通常、総会に出席する以外の方法で株主が議決権を行使するには、送付される議決権行使書に記入して返送したり、パソコンでパスワードなどを打ち込んで専用サイトを開くなど煩雑な手続きが必要となる。そのため、議決権を行使する日本の個人株主は全体のおよそ3分の1に留まっている。今回のサービス導入は、行使手続き簡略化による行使率アップが狙いだという。このサービスが広がれば、企業経営に個人株主の意見がより反映されることになり、経営の在り方が変化するかもしれない。
【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20180220.html

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02「ジャンプ図書館」

  • ■ 週刊少年ジャンプ創刊50周年企画
  • ■ 創刊号から2018年14号までの2406冊を公開

集英社の大人気コミック、週刊少年ジャンプは、創刊50周年を記念して、六本木ヒルズに『ジャンプ図書館』をオープンする。3月15日から26日までの期間限定で、創刊号をはじめとする2406冊が無料で公開される企画である。
会場は、その世界観をたっぷりと楽しめるような工夫が凝らされている。椅子や机などは実際の雑誌で作られ、カフェにはロゴをモチーフにしたコラボドリンクなども販売される予定だという。1968年の創刊以来、多くの子どもたちを楽しませてきた週刊少年ジャンプ。その貴重な創刊号から2018年の14号までの全てが揃っているこの企画は、世代を超えて楽しめる内容となるだろう。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/26/news098.html

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03「アマゾン課税」

  • ■ G20、電子取引業者への課税を検討
  • ■ 売上高を対象に算出

インターネットショッピングが当たり前となった今、課税のルールが改めて見直されている。現在話題を集めている『アマゾン課税』は、G20が現在検討を進めているAmazon.comのような電子取引業者に対する課税強化のことである。
現在は、国境を超え、インターネットで売買される電子書籍などの利益に対しては、各国で法人税をかけることができない。Amazon.comの場合は、どれだけ日本で電子書籍の購入があったとしても法人税はアメリカ政府にしか入らない仕組みだという。EUの提案した内容を土台として、協議が進んでいるが、この制度が実現した場合、インターネットサービスを行う企業は立地戦略や事業の展開方法に大きな影響がでるだろう。Amazon.comだけでなく、Facebookなど世界展開しているインターネットサービスに対する課税の風向きは強い。今後の動向に注目したい。
【参考URL】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27314490T20C18A2MM8000/

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04「バーチャルYoutuber」

  • ■ YouTubeで動画を配信するキャラクター
  • ■ 世界的に注目を集めている

近年YouTubeで動画を作成し、配信しているYouTuberが人気を集める中で、架空のキャラクターが動画を配信する『バーチャルYouTuber』が注目を集めている。
バーチャルYouTuberは、3Dモーションキャプチャーなどを活用し、リアルな体の動きや表情を出すことができるキャラクター。世界的にも注目を集めており、最もメジャーなバーチャルYouTuber「キズナアイ」のチャンネル登録者数は100万人を突破している。また、「キズナアイ」は日本政府観光局の訪日促進大使として認定されており、世界に向けて日本文化を発信していくという。バーチャルYouTuberといった新たなキャラクターが登場することで、それを媒体として日本文化を発信できることが1番の魅力といってよいだろう。
【参考URL】http://www.moguravr.com/kizuna-ai-9/

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05「おしり洗浄」

  • ■ 温水洗浄便座のピクトグラム
  • ■ 国際規格化による使用方法の普及

日本発祥の『おしり洗浄』(ウォシュレット)や「便器洗浄」「便座開閉」などの温水洗浄便座に関する6つのピクトグラムが、国際標準化機構の国際規格に登録された。
温水洗浄便座の国内普及率が高まる一方で、訪日外国人からは使い方に戸惑う声も多い。そこで、温水洗浄便座の国際的な認知度を向上させるため、国際規格化を申請したという。2020年には東京五輪・パラリンピックも控えているため、このピクトグラムが国際化されることで、訪日外国人に気持ちよく日本の施設を利用してもらうことが期待できそうだ。
【参考URL】https://mainichi.jp/articles/20180227/k00/00m/020/032000c

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06「マスク割」

  • ■ ドミノ・ピザが実施した割引
  • ■ 話題性のある割引が注目を集める

デリバリーピザチェーン「ドミノ・ピザ」が、マスクをして受け取るだけでピザを全品41%OFFする『マスク割』を実施し、そのユニークなキャンペーン内容が話題となった。
花粉症やインフルエンザが猛威をふるい、マスク利用者が増加するこの時期に、あまり外出したくないという人の多さに注目し、「マスク割り」を決定したという(41%はドミノ・ピザ社員に実施したマスク着用理由のアンケートに「花粉症」と答えた人の比率)。ドミノ・ピザは以前から「メガネ割」「独り割」をはじめ、ユニークな割引キャンペーンを行ってきた。SNSの普及により、話題性があることが重要な広告ポイントなっている昨今。世の中の流行や世相を絡めて、他チェーンとの差別化をいかに図って行くのか今後も注目したい。
【参考URL】https://youpouch.com/2018/02/28/494923/

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07「字幕グラス」

  • ■ 字幕が見えるウェラブルデバイス
  • ■ イン・アウトバウンドでの活躍を期待

ユニバーサルデザインの普及とテクノロジーの進化に伴い、新しいウェラブルデバイスの開発が次々と進められている。そんな中で注目されているのが『字幕グラス』として活躍している「MOVERIO(モベリオ)」だ。
MOVERIOとは、昨年EPSONが発売したスマートグラスのこと。映画の字幕位置は従来スクリーン下部に固定されていたが、自分の視界に合わせて自由自在に動かすことができるという。さらに映画だけでなく、先月からは劇団四季が訪日外国人の集客のために導入を開始。日本語で上演する「ライオンキング」を、英語や中国語、韓国語の字幕付きで鑑賞することが可能になった。今後はインバウンドだけでなく、日本人が海外へと出ていくアウトバウンド旅行など、さまざまな場面で利用が期待できそうだ。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/31/news074.html

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